国際スボーツ振興協会主催による、「ISPSハンダグローバルカップ」開催記者会見が6月1日に行われたようです。HANDA.TVにて、その様子を見ることができます。

ワールドメイトの知人から教えてもらいましたが、ユーストリームでも配信されたらしく、ご覧になった人もいるかもしれません。会見は日本ゴルフツアー機構の役員、ISPS専属契約プロの谷原秀人、藤本佳則が列席し、1時間ほど行われました。ほとんどは、深見先生がお話しされていて、グローバル化する世界のゴルフ界の様子がわかりやすく語られていました。また、現状の日本男子ゴルフが、かなり危機感を持っていることも知りました。

ワールドメイトのゴルフ好きの知人によると、日本の男子ゴルフは、スポンサー離れがかなり深刻だということです。女子ゴルフに人気を奪われているのも原因の一つだと言ってました。宮里藍はここ数年海外で勝てなくなってますが、しかし人気選手が次々と出て、女子の国内ツアーは、かなり面白いのだそうです。そういえば、マスコミの紙面も、女子ゴルフの話題の方が多いですね。男子は、海外の松山選手や石川選手の話題は多いですが、国内の報道はそれほど多くない気がします。
それに加えて、トーナメントの前に開催されるプロアマも、これはスボンサーとなる企業が大事な顧客のために開く接待だそうですが、そこでも女子プロの方が喜ばれるというのがあるそうです。たしかに、大企業の大事な顧客になれば、中高年の男性がほとんどでしょうから、若い女子プロが良いのはわかりますけどね。プロアマ大会では、ホステスのような接待が求められるのかもしれません。

そして10年くらい前は、男子ゴルファーのもてなし方に、かなり不満のあるスボンサーが多かったとも聞きました。なかなかゴルフ選手も大変なのですね。でも、スボンサーがいないと、ゴルフ選手もやっていけないわけですから、その後は対応が改善されていったそうです。

しかし去年の日本男子ゴルフは、過去最低のトーナメント開催数にまで落ち込んだそうです。これは、ゲームそのものが、女子に比較して面白みにかけるという批判もあるようです。まあ、私は、ほとんど試合を見る暇がないので、そのあたりの実感はわかりませんが、おそらくそうなのでしょう。

それから、これは、深見先生が言われていましたが、世界のゴルフ界は、アメリカPGAツアーの1強時代なのだそうです。わたしも調べましたが、賞金総額10億くらいの大会もあり、日本やヨーロッバなどの他のツアーでの賞金額は、せいぜいその5分の1、あるいは10分の1くらいでしょうか。そこでアメリカPGAに対して、今、それ以外の、ヨーロピアンツアー、サンシャインツアー、アジアツアーがひとつになろうと動いているそうです。

オーストラリアも巻き込んでいるようですが、日本は今のところどこを目指すのかは、わからない状況のようです。というのも、一つになっていくにはテレビ放映がポイントになるようですが、日本にはいろいろな事情があり、日本での試合を英語で解説して世界に衛星で配信するとかは、なかなかできないようです。そうするとテレビ放映という部分がネックになり、ひとつになろうとしている流れからは別になってしまうようです。

そこを整理して道筋をつけるのならば、企業では難しいので、公益法人の方がやりやすいだろうと言われていました。いずれにしても、だれかがそれをやらないといけないとおっしゃっていました。それもあって今回の「ISPSハンダグローバルカップ」では、初の試みとして、英語の解説を90年全米プロ優勝のウェイン・グラディが、日本語解説を01、03年の賞金王の伊沢利光プロが行い、5大陸1億7千万世帯に配信するそうです。本当はヨーロッパも巻き込めば、さらに3億人に配信できるとか。

ただし配信したとしても、その地域のスター選手や有望な選手が出場してなければ見てくれないそうです。それで今回は、世界の5大ツアーからも、スター選手やこれからの有望な選手らが出場するのだそうです。そうやってこの大会が成功していけば、それに続く大会も出てくるでしょうから、日本の男子ツアーの進むべき道も、一番良い選択ができるようになるのかもしれません。それは、日本のゴルフ界にとっても、ヨーロッバのゴルフ界にとっても、良いことになるのでしょうから、そういう社会貢献を目指して取り組まれているようです。単なる、ISPSが主宰する大会の成功というのではなく、世界のゴルフ界に貢献する気持ちが伝わって来る、スケールの大きな会見でした。また、そういう目的があるので、グローバルカップという名前になったそうです。

記者会見

世界5大ツアー vs. 日本ツアー 新規大会にメジャーチャンプらが参戦!
Yahoo ニュース6月1日
国内男子ツアーの新規大会「ISPSハンダグローバルカップ」(6月25~28日、山梨・ヴィンテージゴルフ倶楽部)の記者発表会が1日、都内ホテルで行われ、一般社団法人国際スポーツ振興協会(ISPS)所属の谷原秀人、藤本佳則が会長の半田晴久氏らとともに出席した。

ISPSはチャリティ活動を行うだけでなく、チャリティを進化させ、スポーツの力で社会をより良くしようという公益団体。今大会では賞金総額の5%相当が社会福祉活動に寄付される。また同協会はブラインドゴルフの普及に努めており、障がい者ゴルフが国体やパラリンピックの競技に採用されるよう活動している。

今大会は「グローバル」の名がつくとおり、米PGAツアー、欧州ツアー、サンシャインツアー、豪州ツアー、アジアンツアーの5大ツアーから優れた選手を招聘。日本勢との対決が見ものとなる。 米PGAツアーからジェイソン・ダフナー(米)、チャーリー・ホフマン(米)、欧州ツアーからはイアン・ポルター(英)、サンシャインツアーからはシャール・シュワーツェル(南ア)、豪州ツアーからはジョン・センデン(豪)、アジアンツアーからはタワン・ウィラチャン(タイ)ら、メジャーチャンピオンや、各ツアーの賞金王ら他が参戦予定。また、将来有望な海外のアマチュア選手らも出場する。

日本で行われる世界レベルの熱戦は日本語と英語で5大陸1億7,000万世帯に配信・放映され、日本のゴルフ界をグローバルに盛り上げていく。この日登壇した谷原、藤本の両選手はともに「2人で大会を盛り上げていく」と誓いつつ、ホストプロの優勝の可能性を問われると「なかなか難しいんですよ~」(藤本)と、会場の笑いを誘っていた。

男子ツアーの年間試合数の減少が進む中開催される新規大会。日本人選手たちにはグローバルなフィールドで何かをつかみ取り、実りのある一戦にして欲しいところだ。

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