ジュリアード音楽院声楽オーデションbyIFAC

ジュリアード音楽院声楽オーデションbyIFACが、新国立劇場で開催されました。二日間のオーデションは、ユーストリームでも放映されていました。実技はところどころしか観てませんが、プロのように上手な方ばかりのように思いました。ジュリアード学院から審査のために来られたデビッド・ポール教授も、今年はとてもレベルが高いと言われてました。去年まではブライアン・ジーガー声楽部長が指導と審査をしていましたが、この方はキリ・テ・カナワなど、著名な歌手のピアノ伴奏を務めてきたそうです。またメトロポリタン歌劇場リンデマン・ヤング・アーティスト育成プログラム・エグゼクティブディレクターという肩書きもお持ちでした。ジュリアード音学院のすぐ隣に、メトロポリタン歌劇場があるそうですが、ジュリアードの学生達でもメトに出演するようになる人は、そんなにいないとのことです。アメリカの最高の舞台ですから、世界のトップアーティストが集結する夢の舞台なのでしょう。

 

深見東州先生は、欧米の音楽を尊敬するのではなくて愛するものだと言われていました。欧米の音楽を崇めるように尊敬し学ぶ人が日本人に多いそうですが、しかしそれでは本当に欧米の音楽を歌いこなせないと思います、と言われていました。欧米人の作品に気持ちで負けてしまっているので、うまく表現ができないのだそうです。その意識の壁を超えるために、あまり欧米の音楽に対して大げさに考えない方が、しっかりと歌えるようになるそうです。

 

ジュリアード音楽院声楽オーデションbyIFAC
ジュリアード音楽院声楽オーデションbyIFAC

 

また、日本のコンクールは減点主義でやるそうですが、欧米では将来の可能性に賭けて賞を授けるそうです。少しくらい穴があっても、何かポテンシャルを感じさせる人に賭けてみるそうです。いくら上手く歌ってもそれがない人は選ばれないそうです。キラリと光る個性や、輝かしい何ものかを感じさせる人がよいのでしょう。今回は19歳の女性が見事合格しましたが、その方もそのような可能性に賭ける意味で選ばれたそうです。

 

それから日本人が日本以外でオペラの仕事をするのなら、英語ができなければ仕事にならないことを強調されていました。アジアでも、どこでするにしても、英語を知らなければいけないそうです。そういう仕事をとってくるエージェントが、英語圏の人だからだそうです。世界中をまたにかけ、仕事や公益活動に関わってこられた深見東州先生だからこそよくご存知なのでしょう。また若い時に恐れず世界に飛び込み、世界で戦う環境にいかないと、井の中の蛙で終わってしまうと言われていました。ですので日本にいたらわからない世界基準の考え方を学ぶチャンスを作ることが、日本のオペラ界に必要だと思って、このオーデションを行っているそうです。それを6年間やって来られています。

今年はすばらしいことに2名選出されました、ジュリアード音楽院で世界レベルのものを吸収し、世界に羽ばたける日が来ることを願っています。

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