第4回東京国際コンサート「プラシド・ドミンゴと、深見東州となかまたち」

 

プラシド・ドミンゴ氏と深見東州氏、そしてヴァージニア・トーラさん、ミカエラ・エステさんが、東京国際フォーラムで共演します。今年になって2度目になる第4回東京国際コンサートは、「プラシド・ドミンゴと、深見東州となかまたち」とタイトルされています。

プラシド・ドミンゴ氏については、私などが説明入れるまでもありませんが、現代の最も偉大なオベラ芸術家として、世界中の人々から賞賛を受けています。日本では1976年にデビューして以来、親日家としても知られ、東日本大震災のときは、直後の4月はじめに来日し、日本の国民を音楽で励ましてくれました。

こちらは4月10日にNHKホールで行われたコンサートのアンコールで、故郷を歌ったときの動画です。3番の歌詞で、再び1番の歌詞に戻りますが、無性に泣けます。
110418 Domingo sang a Japanese home land song. ドミンゴふるさとを歌う

歌っているヴァージニア・トーラさんも泣いています。このときは、急遽代役で来日したそうなので、日本語を覚えて歌うのは、さぞ大変だったでしょうけど、素晴らしいお役目を果たしてくれました。ワールドメイトの会員で、このときのテレビ放映を見た人がいて、その人の話では、会場でも泣いている人が大変多かったように見えたそうです。また、このドミンゴ氏は、友人のポール・セバスチャン・ムスコ­氏とともに、東日本大震災の復興支援のための義援金として20万ドル(当時約1600万円)を寄付していました。そして、以下のようなメッセージを残しています。

「未曾有の大地震、そして原子力発電所の事故による影響・・・、この大きな試練に日本の皆様方が勇気を持って耐え、この困難を乗り越えようと努力されていることに、深く敬意を表します。私は音楽の持つ力を信じています。 音楽を通じて人々の気持ちは寄り添い、音楽は人々の心をひとつにします。音楽を届けることで少しでも力になれることが出来ればと日本に参ることにいたしました。一人ひとりの力は小さいかもしれません。でも手を結び、ひとつの思いを共有することができればそれは大きな力となり、希望に繋がります。音楽が心と心を結び、皆で力を合わせて明日につなぐ原動力となることができればと願っております。 プラシド・ドミンゴ」

ちなみに、このヴァージニア・トーラさんはブエノスアイレスで声楽を学び、1999年に、アルゼンチン批評家協会により「驚異」と賞賛された歌手だそうです。同年ノルウェーのオスロの「ソニア王妃」国際声楽コンクールで第1位となり、世界から注目され、2000年には、プラシド・ドミンゴ主宰の国際コンクール「オペラリア」で、重要な3つの賞を受賞した実力派です。

この2011年4月初旬は、福島原発事故のため、日本はどうなるんだという時期でしたから、ほとんどの海外アーティストは公演をキャンセルしていました。それは仕方がないことだと思いますし、ワールドメイト会員の私も、このときばかりは、本当に精神的に苦しい時期でした。ワールドメイトや、深見先生の行事も、いくつか中止せざるえなかったくらいですから。でも、そんなときに、このドミンゴ氏と、あとシンディローパーが敢えてコンサートを敢行したことは記憶に新しいところです。シンディローパーに関しては、知っている人も多いかと思いますが、感動的なまでに日本人のことを思って行動してくれました。そのことを私は忘れません。
親日家シンディ・ローパーさんの人柄が伝わるエピソードまとめ

話を戻すと、そんな時期でしたから、ドミンゴ氏はもちろんですが、トーラさんも、あと、いつもドミンゴ氏のコンサートで指揮をするユージン・コーン氏も、よく日本に来てくれたなと思います。今回のコンサートも、東北復興のチャリティーとして収益の中から寄付されるそうですが、今回は是非行かせてもらいます。

ドミンゴ氏は、そのとき日本に行くことに関して、まったく疑問を持たなかったと言います。それどころか、奥様と孫娘さえ連れて来日していたほどです。そんな温かい心と勇気を持つドミンゴ氏が歌えば、感動しないはずがないでしょう。

また2013年には「第25回高松宮殿下記念世界文化賞音楽部門」を受賞、日本とスペインにおける「慶長遣欧使節派遣400周年」を記念し、秋に来日公演をしています。このときも、ヴァージニア・トーラさんが来日してます。
皇太子さま、「世界3大テノール」プラシド・ドミンゴ氏のコンサートご鑑賞。

皇太子さま、「世界3大テノール」プラシド・ドミン... 投稿者 samthavasa
この「川の流れのように」も、音が少々悪いですが、聞くだけで泣けてきました。
Placido Domingo sings in Japanese

参考までに、2013年10月13日の、オーチャードホールでのコンサート曲目を書いておきます。
《第1部 ワーグナーとヴェルディの生誕を祝おう》
1. ワーグナー:楽劇《ニュルンベルクのマイスタージンガー》から 前奏曲(オーケストラ)
2. ワーグナー:楽劇『ニーベルングの指環』第1日《ヴァルキューレ》から『冬の嵐は過ぎ去り』(第1幕)(ドミンゴ)
3. ワーグナー:歌劇《タンホイザー》から『清き殿堂よ』(第2幕)(トーラ)
4. ヴェルディ:歌劇《ドン・カルロ》から『終わりの日は来た(ロドリーゴの死)』(第4幕)(ドミンゴ)
5. ヴェルディ:歌劇《エルナーニ》からエルヴィーラのアリア『エルナーニ、私を奪って逃げて』(第1幕)(トーラ)
6. ヴェルディ:歌劇《ラ・トラヴィアータ》から『プロヴァンスの海と陸』(第2幕)(ドミンゴ)
7. ヴェルディ:歌劇《運命の力》から 序曲(オーケストラ)
8. ヴェルディ:歌劇《イル・トロヴァトーレ》からルーナ伯爵とレオノーラの二重唱『わかったか…この涙をご覧ください』(第4幕)(ドミンゴ&トーラ)
《第2部 マイフェイバリット・セクション》
9.  リー:ミュージカル《ラ・マンチャの男》から(オーケストラ)
10. ロウ:ミュージカル《マイ・フェア・レディ》から『スペインの雨』(第1幕)(ドミンゴ&トーラ)
11. チャピ:サルスエラ《セベデオの娘たち》から『カルセレーラス』(トーラ)
12. ペネーリャ:サルスエラ《山猫》より『私を呼んでたの?ラファエル…』(ドミンゴ、トーラ)
13. ファリャ:歌劇《はかなき人生》から『スペイン舞曲第1番』(第2幕)(オーケストラ&ヌリア・ポマレス)
14. モレノ=トローバ:サルスエラ《マラビーリャ》から『愛する人よ、わが命よ』(ドミンゴ)
15. ルーナ:サルスエラ《ユダヤの子》から『私はスペインから来た』(トーラ〕)
16. ジーツィンスキー:『ウィーン、わが夢の街』(ドミンゴ)
17. スッペ:オペレッタ《軽騎兵》から 序曲 (オーケストラ)
18. レハール:オペレッタ《メリー・ウィドウ》からハンナとダニロの二重唱『唇は語らずとも』(第3幕)(ドミンゴ&トーラ)
<<アンコール>>
1. ベサメ・ムーチョ(ドミンゴ)
2. 踊り明かそう(トーラ)
3. ガルデル:想いの届く日(ドミンゴ&トーラ)
4. ?(ドミンゴ&ヌリア・ポマレス)
5. ビゼー/カルメン~アラゴネーズ(ヌリア・ポマレス)
6. ララ/グラナダ(ドミンゴ)
7. 岡野貞一/故郷(ドミンゴ&トーラ)

また、2011年の4月10日の曲目はこちらです。

第一部
1.フォン・スッペ:オペレッタ「詩人と農夫」序曲、オケのみ
2.レハール:オペレッタ「微笑みの国」からスー・チョン王子のアリア「君はわが心のすべて」ドミンゴ
3.レハール:オペレッタ「メリー・ウィドウ」からハンナのアリア「ヴィリアの歌」トーラ
4.レハール:オペレッタ、ハンナとダニロの二重唱 「唇は語らずとも」ドミンゴ&トーラ
5.プッチーニ:歌劇「トスカ」より第三幕導入~「星は光りぬ」ドミンゴ
6.ヴェルディ:歌劇「エルナーニ」からドンナ・エルヴィーラのアリア「エルナーニ、私を奪って逃げて!」トーラ
7.ジョルダーノ:歌劇「アンドレア・シェニエ」よりジェラールのアリア「祖国の敵」ドミンゴ
8.ヴェルディ:歌劇「シチリア島の夕べの祈り」序曲、オケ
9.ヴェルディ:歌劇「リゴレット」からリゴレットとジルダの二重唱「そうだ、復讐だ!」ドミンゴ&トーラ
第二部
10.ロジャース:ミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」メドレー、オケのみ
11.ロジャース:ミュージカル「南太平洋」より「魅惑の宵」ドミンゴ
12.ロジャース:ミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」より「私のお気に入り」トーラ
13.ロウ:ミュージカル「マイ・フェア・レディ」より「君住む街角」ドミンゴ
14.ロウ:ミュージカル「マイ・フェア・レディ」より「一晩中 踊れたら」トーラ
15.バースンタイン:ミュージカル「ウェストサイド・ストリー」より「トゥナイト」ドミンゴ&トーラ
16.ヒメネス:サルスエラ「ルイス・アロンソの結婚式」より間奏曲 オケ
17.モレーノ・トローバ:サルスエラ「マラビーリャ(奇蹟)」より「恋人よ、わが命の君よ」ドミンゴ
18.バルビエリ:サルスエラ「ラパピエスの理髪師」より「パロマの歌」トーラ
19.ソロサーバル:サルスエラ「港の酒場女」より「そんなことはありえない」ドミンゴ
アンコール
1.ペネッラ「山猫」ドミンゴ
2.サル・ポルティージョ・デ・ラ・ルス「君と遠くに」ドミンゴ&トーラ
3.ガルデル「君が私を好きになる日」トーラ
4.ヴェラスケス「ベサメ・ムーチョ」ドミンゴ
6.岡野貞一「ふるさと」ドミンゴ&トーラ
7.「ララ・グラナダ」ドミンゴ
この中にあるサルスエラというのは、スペイン舞踊も取り入れた伝統音楽劇なのだそうです。そして、ドミンゴ氏のご両親はその伝統音楽劇の歌手で、ドミンゴ氏も少年時代、サルスエラ劇団を経営する両親とともにメキシコに移住したそうです。その後サルスエラの歌手から、オペラ歌手になり、初期の頃はイスラエルまで行って、数年間、安いギャラで歌っていた頃もあったそうです。

曲目を見ると、クラシックに疎い私でも、知っている歌が多いので嬉しいですね。ミュージカルの名曲もかなりあります。先日のホセ・カレーラス氏が出演した東京国際コンサートは、残念ながら抽選で弾かれましたが、見に行けたワールドメイト会員に聞いたところでは、あまり馴染みのある曲は少なかったようです。もちろん、それでも、大変な感激ぶりでしたが。でもドミンゴ氏のコンサートでは、馴染みのある曲が多く聞けそうですね。深見先生がよく歌われる曲も、いくつかあります。

こちらの曲は、バルセロナオリンピックの開会式で歌ったときの動画です。大変な評判だったそうです。
Placido Domingo - Olimpic Closing Ceremony Barcelona 1992

あと、この歌も聞きたいと、私のワールドメイトの知人が申してましたが、永遠の名曲ですね。

The 3 Tenors - Maria, Tonight

2009年からは、バリトンの曲もステージで歌い始めたそうですが、2013年には、初のバリトン作品集「ヴェルディ」も発売されています。そして、第15回「ラテン・グラミー賞」@クラシック・アルバム部門を受賞していますから、70歳を超えても、まだまだ衰えを知りません。現在も、年間80回ほど、歌手、指揮者として出演するそうです。

おすすめの記事