神道の「中今の思想」が、日本人の意識の深いところにあると前回に書きました。ワールドメイトで聞いたお話では、「七福神」の思想も、そのことをよく現しているそうです。

七福神は戎さんだけが日本で、あとは中国やインドの神さまです。「それでも、おかげをもたらしてくれる神さまだから大事にしようよ」というこだわりの無い日本人の現実重視の考えを、七福神の信仰が表しているわけです。今の生活が幸せで、良くなったらいい、平和だったらよいという感じなのでしょう。言われてみるとその通りで、よくわかる気がします。

「七福神」

 

たとえば神社やお寺がやっているような厄除や商売繁盛祈願を、キリスト教が教会でやっているという話しは聞きません。純粋な神への信仰が主で、現世利益をいただく話しなどしないようです。それが原因で、日本では根ずかないのではないかという話しもあるほどです。

また、七福神の思想には、「海外の神さまも日本の神さまも、仲良く一つ船に乗ってやりましょうや」という共存共栄の精神があります。欧米や中国企業と違って、日本の企業が海外で現地に根ざした経営をするのは,日本人の根底に共存共栄の思想があるからだそうです。

 

さらに、「只今が良ければ良い」と言う理屈が無い世界なので、「仏教や儒教と結びついたり融合することができた」とワールドメイトで聞きました。教典や理屈でガチっと理論武装された宗教でしたら、他の宗教と結びついたり、とりいれたりすることはできないでしょう。神道は、キリスト教や仏教にあるような根本聖典や教義がなく、古事記や日本書紀と言う古典、神話があるだけです。

逆に言うと日本人は、そういう確立した教えがなくても秩序がある、本来深い咀嚼力を持つ民族だと言えるでしょう。その日本、あるいは日本人だからこそ、この先、世界のまとめ役、リーダー役になっていくことに、必然性を感じます。

逆に日本以外でやれるところがあるでしょうか。ロシアは強権的ですし、アメリカも民主主義国家とはいえ覇権主義的で力づくな面があります。争いを力で抑えることはしますが、平和的に無くすことはできないでしょう。また、中国や韓国のように、昔のことにいつまでもこだわるような国も、世界をリードし、まとめていくことは難しいです。これから世界をリードするのは、日本しかないだろうと、独り言のように思っております。

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