来年、2015年になると、65歳以上の高齢者の割合は4人に1人になるようです。ますます日本の少子高齢化が進んでいます。しかし、長生きすることは素晴らしいですが、ただ長生きすれば幸せかと聞かれると、疑問だと思う人が多いようです。

最近の都会での孤独死、介護生活、アルツハイマーに関する話題は、毎日のように新聞などに掲載されますが、ネガティブなものが多いですし、そういうものばかり読んでると暗澹たる気持ちにさえなってきます。

先日ワールドメイトの支部で、一人暮らしの高齢者の人と話をしました。その方はとても元気なのですが、それでも将来にたいする不安を持っていました。私も、もし家族と住んでなかったら、先々に不安を感じていたでしょう。まあ、家族がいたらいたで別な悩みもありますが・・。

一人暮らしの高齢者のことは行政の大きな課題ですが、今のところ国の取り組みに多くは期待できそうにありません。自分自身で自衛手段を考えておかなければ困ることになるでしょう。

高齢者の生き方を考える中で、素晴らしい高齢者の理想として、マスコミによく登場される日野原重明氏がさんという方がいらっしゃいます。聖路加国際病院理事長・名誉院長であり、101歳のいまでも活躍されています。 この方は成人病を、生活習慣病と初めて呼んだ人だそうです。

見た目も100歳超えてるとは思えないほど若々しく、元気で頭も冴え、言葉も明瞭です。高齢になってもこういう人なら、孤独や不安に心を悩ますことも無いでしょう。

この方が60歳すぎて、定年になる人に対して言われた言葉を紹介してみます。

(日野原) 60歳とか65歳というのは職業で一区切りつくだけで、人間として生きることが終わるわけではないんです。自分の得意なことを開発して、新しい人生を始めることが必要です。ぼくは、ハイジャックにあった「よど号」に乗っていました。59歳のときですが、命が助かったときに、「これからの人生は与えられたものだ」と感じました。「恩を受けた人に返すだけでなく、あらゆる人にこれからの私の人生を捧げよう」「これからがぼくの人生の本番だ」と思いました。

――実際に60歳を過ぎてから、いろいろなお仕事をされているんですね。

(日野原) オーストリア出身のマルティン・ブーバーという哲学者が「人は、新しいことを始めることを忘れない限り、いつまでも若い」と言っています。普通の人は、やったことがないからできないと言います。ぼくは3年前から俳句をつくり始めました。なんでもできるんです。小学生に行っている「いのちの授業」で俳句をつくってみようと言うと、10歳の子が「いのちとは 僕の持ってる 時間だね」という句をつくってしまうのです。

一部のみの紹介ですが、さすがだなと思います。いくつになっても新しいことを始める。新しいことにチャレンジするというのは、ワールドメイトの深見東州先生も、まさにそのような方ですが、いつまでも若い人にはそういう秘訣と努力があるのでしょう。そして、いつも夢を持って夢に向かって進んでいるのだと思います。

ワールドメイトの深見先生は、「年をとればだれでも夢は失っていくものです。だから失っていく以上に、次々と、夢を架け続けていかないといけません。そうでないと、星のない夜空のようになってしまいます」というような話しをされていたと思います。

星空

若いのに新しいことにチャレンジするのはめんどくさいとか、また、これといった夢が無い人も最近は多いです。でも若いときから次々と夢を持つ生き方をしておかないと、高齢になって夢を持つようにと言われても、おそらくできないでしょう。それに気がついた時に、やれることから始めるしか無いと思います。逆に、それがやれれば、認知症になることも、寝たきりになることも、孤独な人生になることも、ぐっと可能性が減るのではないかと思いました。

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