3年前の「ナブッコ」上演のときは、翌々日にチャリティコンサートも、行われました。「ダイナミックな魅力にあふれた、オペラ出演者によるIFACガラコンサート」という、深見東州先生が会長を務める、世界芸術文化振興協会(IFAC)主催の催しでした。

このコンサートの収益金は、カンボジア赤十字などへ寄付されたということでした。これは、オペラ「ナブッコ」に出演した外人ソリストがノーギャラで出演したおかげでできたそうです。海外のソリストたちは喜んで協力したそうなので、欧米人のチャリティ精神は進んでいるなと感じたものでした。

ところで、カンボジアでの福祉活動は、ワールドメイトが支援するシアヌーク病院などもありますが、この時は、主にカンボジアに井戸をつくるプロジェクトの推進に使われたそうです。カンボジアの貧しい村の井戸は清潔ではないため、その水を飲んで病気になる人が多いと聞きました。日本ではあり得ないですが、カンボジアでは深刻な問題です。そこでカンボジア全土の貧しい村に、きれいな水が飲める井戸を作ることになったそうです。すでにワールドメイトも支援していたそうですが、一日もはやく、清潔な井戸ができることを願って、私もガラコンサートに参加しました。

そのコンサートで、再び、人間離れしたソプラノで熱唱するマリー・テ・ハプクさんに圧倒されます。

上手なオペラ歌手を、楽器のような歌声ということがありますが、そんな精密な響きを持った歌声でありながら、かつまた情感たっぷりに歌われました。これがメトロポリタン歌劇場で活躍するプロの実力なのだなと改めて実感しましたね。

 

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熱唱するマリー・テ・ハプクさん。バックのオケは、ハンガリーのソルノク市立交響楽団です。

ちなみに彼女はマオリ(ニュージーランドのポリネシア系先住民)出身ですが、マオリ族最高位者の直系の子孫なのだそうです。

この時は、マオリの作曲家が、ニュージーランドに伝わる民謡を元に作った「ポカレカレ・アナ」も歌いました。澄み切った声で、魂を包み込んでくれるような優しさで歌ってくれました。

 

余談ですが、この曲は同じくニュージーランド(アイルランド系)出身のソプラノ歌手、ヘイリー・ウェステンラのレパートリーでも有名です。ワールドメイトの知人がヘイリー・ウェステンラのファンなので、こちらも聴いたことがあります。マリー・テ・ハプクさんとタイプは違いますが、天使のような澄み切った美しい声を持つ歌手です。素晴らしい才能を持った歌手が世界にはたくさんいますね。

ヘイリー・ウェステンラ「ポカレカレ・アナ」

 

そして、このガラコンサートの最後は、深見先生指揮によるラデツキー行進曲で大いに盛り上がります。楽しさと感動に酔いしれたあっとういう間のひとときでした。

ガラコンサートのラストシーン。指揮は深見東州氏。出演者もすごく楽しそうです。

 

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