前回、第61回の式年遷宮のときの内宮

伊勢神宮の式年遷宮が、クライマックスを迎えます。ワールドメイトでも、毎年必ず団体参拝を続けてきた伊勢神宮ですが、明日2日に内宮、5日に外宮の、それぞれ遷御をとりおこないます。その日は大御神様が本殿から新殿へとお遷り(うつ)になる遷宮祭のハイライトとなる祭儀なのです。

ところで今回の式年遷宮は、随分と世間の関心が高いそうです。参拝客数も、すでに900万人を突破し、過去最高を記録しています。おそらく遷御で1000万人を突破するようです。パワースポットブームの影響もあるのでしょうけど、伊勢神宮のすばらしさを、多くの日本人が再認識できればすばらしいことです。

 

前回の式年遷宮は平成5年でした。その頃はバブルが弾けたあとの不況に突入し、今日まで長い間経済の停滞が続いてきました。小泉政権時代に大企業の多くは体力を回復しましたが、デフレスパイラルや人口減から生じていると言われる経済成長の鈍化、縮小傾向は、なかなか回復しませんでした。そんな20年間から、今、ついに脱却し、今度こそ日本の復活を期待をする人が、昨年末から増えています。そんな時期に行われる伊勢の式年遷宮です。この先の20年において、日本人が自信を回復し、積極的に世界をリードできるように願う人は多いでしょう。伊勢神宮は国家隆昌に大きく力を振るわれる神です。日本の国の主宰神です。私のようなワールドメイトの会員は、伊勢の正しい神徳をワールドメイトで聞いているだけに、余計にそう願う人は多いかもしれません。

 

前回、第61回の式年遷宮のときの内宮

前回、第61回の式年遷宮のときの内宮

 

これまで記録によると、持統天皇4年(690年)に第1回が行われ、以後1300年以上にわたって、原則として20年ごとに東の御敷地である「米座」と西の御敷地である「金座」、で新宮が遷り変わってきました。

古来からの伊勢の言い伝えでは、東の「米座」に神様がおられる時代は平和で心豊かな「精神の時代」、西の「金座」に神様がおられる時代は波乱、激動、物質欲が強い「経済の時代」ということです。「金座」と「米座」で時代が変わるということのようです。

 

[内宮]10月2日午後8時[外宮]同5日午後8時
遷御
8年におよぶ遷宮の中核をなす「重儀(じゅうぎ)」です。浄闇(じょうあん)とよばれる深い闇の中、大宮司(だいぐうじ)、少宮司(しょうぐうじ)、禰宜(ねぎ)に奉戴(ほうたい)されて本殿から出御(しゅつぎょ)された大御神を中心に、御装束神宝を手にした100名以上の奉仕員の列が組まれます。絹垣(きんがい。絹布でつくられたとばり)に囲まれた大御神を中心にした御列(ぎょれつ)は、幽遠なる神楽歌の調べの中を新宮へ粛々と渡御(とぎょ)、やがて大御神が新殿へと入御(じゅぎょ)されます。天皇陛下には遷御に際して勅使を派遣され、また出御の時刻には宮中の神嘉殿(しんかでん)の前庭からはるかに伊勢の方を御拝(ごはい)されます。

 

伊勢神宮

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