今年のJ リーグはすでに終了し、現在はクラブワールドカップのことが、注目されていますね。

予想通り、欧州代表レアル・マドリードが、苦戦しつつも決勝に進出しました。決勝で待つのは、本田圭佑の活躍で日本でも話題のパチューカ(北中米カリブ海代表)を延長の末に破った、南米代表のグレミオです。本田がフル出場したパチューカも、本当に惜しいところでした。

 

昨年のクラブワールドカップは、鹿島アントラーズが開催国枠で、強豪の南米代表を撃破して決勝まで勝ちあがり、王者レアル・マドリードを相手に延長戦までもつれ込むという大健闘をしました。一時はリードする場面もあり、勝つチャンスもありました。もし勝っていれば、日本サーカー史に残るジャイアントキリングになったことでしょう。

Jリーグのチームが世界一になったかもしれない。世界一は決して夢ではないんだと、そんな想いにさせてくれたのが、昨年の12月のことでした。

 


 

年が明けて、かつてのJリーグ王者である名門東京ヴェルディが、国際スポーツ振興協会(会長 : 半田晴久)とメインコーポレートパートナー契約を結びました。

そして開幕前の新体制発表の記者会見で、半田晴久国際スポーツ振興協会会長(深見東州先生)が、「大砲は目標より高いところに撃って、初めて的にあたります。ゴルフのロリー・マキロイは、メジャーで勝ちたいなんていわない。歴史に残るゴルファーになりたい、と言います。サッカーのクリスティアーノ・ロナウドは、スペインリーグで優勝したいとは言いません。永遠の伝説となる選手になりたい、というのです。だから結果として、メジャーにも勝ち、リーグで優勝もできるのです。東京ヴェルディの目標はJ1 昇格ではなく、J1に上がって優勝し、そしてクラブW杯に勝って世界一になることです。そして皆で2億円の優勝賞金を得て、世界最高級のロマネコンティで乾杯しましょう」と、さっそく深見東州先生らしい目標を語られました。

 

数ヶ月前の鹿島アントラーズの活躍の余韻は、すでに消えていたとはいえ、決して大げさな目標でも、不可能な目標でもないと思いました。もちろん、現実には段階を踏んで行かないといけませんので、一気にそうなることはあり得ませんが。しかし、そういう高い目標、高い意識を持つことから、J1になかなか昇格できないという現実的な壁を、いつも間にか越えてしまうのかもしれません。

 

 
それで今年の東京ヴェルディは、開幕戦こそ徳島に僅差で敗れたものの、その後5連勝し、しかも無失点という快進撃のスタートをきりました。序盤戦とはいえ、第9節には1位に上がりました。

しかし、シーズンは長いですし、その間に相手チームからしっかり研究され対策が取られてくるにつれ、なかなか勝てない時期もありました。26節では13位にまで順位を下げ、このままズルズルといかないか、私もですが心配したファンも多かったと思います。

そこから一進一退しながらも徐々に盛り返し、35節からは4連勝、上位から下位のチームまで、激しい潰し合いで混戦になっていたため、まだ2位以内を狙えるチャンスもありました。それは叶いませんでしたが、最終戦に勝利し、プレーオフ圏内の5位で終えました。残念ながらプレーオフは初戦で福岡に敗れ、J1昇格は来年以降になりますが、ホームの最終徳島戦では普段の倍以上、今季最高の14500人を越える入場者も記録し、劇的な勝利で最高潮に盛り上がりました。

 

 

まず、今年はスペインの名将、ミゲル・アンヘル・ロティーナ氏がヴェルディの監督に就任しましたので、その指導力への評価が高いです。ロティーナ氏は、現役時代は400試合以上に出場したストライカーで、1992年に指導者に転身後も、幾多の輝かしい戦績を残しました。特に2006年には率いるチームをスペイン国王杯優勝へと導きます。まさに、願っても無いような素晴らしい監督を迎えて、今年のヴェルディは違うぞという印象を、早くから植えつけることになりました。

また、今年ヴェルディに移籍した選手たちの活躍もあり、去年までとは打って変わって活躍する選手たちも出てきて、昨年18位のチームだったとは思えない、サポーターの人たちにとっても、良い意味での予想外の結果ではなかったかと思います。

 


 

正直なところ、監督が代わり、選手の補強や成長もあったとはいえ、ここまですぐに変わるものなのかと思いますが、スタートダッシュはとても大きかったと思います。そして、内容では負けている試合なのに、勝負で勝ったという試合も、かなりあったと聞いてます。

激戦のJ2リーグでしたが、東京ヴェルディに復活の狼煙が上がったように書くマスコミの記事も目立ちました。

全く関係ありませんが、東京ヴェルディユースに所属していた竹内涼真も、今年大ブレイクしましたね。

東京ヴェルディも若い選手が多いですから、来年のさらなる成長と活躍を期待しています。

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