アンジェラ・ゲオルギューは、舞台女優がオペラを歌ってるような、素晴らしい魅力的な歌手でした。そしてこの日は会場の人たち全員、可憐な乙女のような可愛らしさと大人の女性の艶やかな魅力を発散しながら歌うゲオルギューの、虜になったのではないかと思います。

私は、ゲオルギューのコンサートは初めてですが、初めから最後のアンコールまで、片時も目が離せませんでした。もう2曲目くらいから全開に歌っていたように感じます。いつもそうなのかどうか知りませんが、前半からすでにハイテンションのように感じました。全身で表現しながら、歌声は繊細な響きを持って耳に心地よく、ゲオルギューの歌の世界がしっかりと会場を支配していきました。

もう、ブラボーの声やら、何度もスタンディングして拍手を送るようなシーンが続きました。これだけ観せられたらそうなるでしょう。思っていた以上のステージを、見せてくれたように思います。

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世界的に有名になった、20代の頃のゲオルギュー、当時から美貌が輝いています。

 

何しろ歌は生ものですから、コンサートの始まる前まではいつも多少の不安はあります。しかし今回の東京国際コンサートも大成功に終わったと思います。過去の全てを見たわけではありませんが、毎回見ているという知り合いのワールドメイト会員によると、過去最高に良かったように思うとまで言ってました。

深見東州先生と共演すると、不思議とゲストの大物歌手たちも気分良く、リラックスするのかもしれません。それが良い結果となり、最高のステージになるようです。ゲストの関係者たちも、そう言っていたそうなので間違い無いでしょう。いくら世界のトップクラスの歌手たちでも、毎回歌う前は不安もあるでしょうし緊張もするでしょう。気むづかしくなる人も多いそうです。そして、毎回ベストが出せるとは限らない中で、ここ最近で最も良かったというようなことを、深見東州先生と共演したときにホセ・カレーラスや、ピーター・セテラなどの関係者が言ってたそうです。

今回はどうだったのか知りませんが、おそらく、最高の歌に近いステージになったのではないでしょうか。

 

第5回東京国際コンサート

 

深見東州先生が、まず第1部で14曲歌われました。途中、木村裕平氏のピアノソロだけの曲も別に2曲ありました。今にして思うと、アンジェラ・ゲオルギューは、ドラマチックに全身で歌う、オペラ的な歌唱の典型を見る思いでしたが、この日の深見東州先生の歌は、比較的淡々とした感じで歌われていたように感じます。特に日本歌曲においては、しっとりと歌い上げられながら、最小限度の仕草で、日本的な情緒を表現されていたようにも感じられます。良い意味で、ゲオルギュートとの好対照な感じが、見所だったように思います。

しかし高音を歌う時の歌声はカーンと響き、中低音では感情がほとばしり、ミュージカルの曲では、澄み切った声で堂々と歌われ、ますます声域も歌唱の幅も豊かに広がっているようにも感じました。

 

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ゲオルギューは第2部から登場しました。ピアニストのアレクサンドル・ペトロビッチ氏にエスコートされ、最初は薄いブルーのロングドレスの出で立ちでした。
ジョヴァンニ・パイジエッロが作曲したオペラ『美しい水車小屋の娘』のなかのアリア「もはや私の心には感じない」、ベッリーニ歌曲「メランコリーやさしい妖精よ」、ドニゼッティ歌曲「私は家を建てたい」、フロトー「夏の名残のばら」と続けて歌いました。

途中、一度衣装をオレンジ系のイブニングドレスに召し替え、華やかさがいっそう引き立ちました。

ジェローム・カーンの「君はわがすべて」レオンカヴァッロの「マッティナータ」、「サンタルチア」など、有名な歌曲、ミュージカル曲などを中心に十数曲を歌いあげました。

ミミや、トスカ役のアリアなども聞きたかったのですが、今回の公演は軽めの選曲になったのでしょう。それでも、十分に満足はしましたが。

 

そして、アンコールでは、オペラ「ジャンニ・スキッキ」から「私のお父さん」、ミュージカル「マイ・フェア・レディ」から「踊り明かそう」を歌い、ここで、フィナーレかと思うくらい盛り上がりました。そこから深見東州先生が舞台に登場され、オペレッタ「メリーウィドウ」から「唇は語らずとも」のワルツに乗って、二人で踊り始められました。

さらに嵐のような拍手の中、結局2曲歌われて、ついに終演となりました。深見東州先生の軽やかなエスコートとステップも、なかなか並みの日本人男性では真似できないような慣れたもので、素晴らしいものでした。

 

ゲオルギューは、トスカと椿姫を歌うと右に出るものはいないというほど評判だそうです。今回は歌ってませんが、動画から二曲だけ紹介して終わります。

 

La Traviata- Brindisi

 

Tosca - Vissi d'arte

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