深見東州(半田晴久) 氏の年間イベント一覧
「ISPS HANDA 医療従事者応援 ジャンボ尾崎記念チャリティトーナメント」終了後も大会が続々と

国際スポーツ振興協会の半田晴久会長(深見東州先生)の動きが、活発になっています。コロナ禍にあって、多くのプロスポーツと同様に開催中止に追い込まれた国内ゴルフツアーの現状を見過ごせず、4試合を急遽開催することを発表されたのが7月の中旬でした。すでに一部のプロスポーツでは観客も入れての開催に踏み切っていたものの、国内のゴルフツアーでは男女ともにツアー再開への不安が払拭できず、主催するスポンサーの多くがイメージダウンを警戒して尻込みしている状況の中での決断でした。

その4試合の最後の試合となる「ISPS HANDA 医療従事者応援ジャンボ尾崎記念チャリティトーナメント」が、9月14日と15日に二日間大会として、観客を入れて開催されました。

他のトーナメントにない3つの特色

ゴルフ専門のジャーナリストの話では、この大会は他のトーナメントには無い3つの意義があったそうです。一つは、コロナ禍の中で必死に働く医療従事者への支援を強く打ち出した大会であったこと。

この大会では獲得賞金の2割を医療関係機関に寄付する事が義務付けられていました。そして、参加した選手は、皆そのことをとても喜んでいたそうです。半田晴久会長は、それを聞いて、何かやりたいという気持ちはあっても、どうしたらよいのかわからないのでしょう。プロとして社会へ貢献することは大切なことであり、チャリティーも進化させながら続けていきたいとのことでした。

またジャンボ尾崎も、「スポーツ選手はいろんな人に支えられているわけだから、おのずとお返しというか、自分たちにできることをしないといけない。」過去に募金活動をした経験から、「人から500円1000円を受け取るのは何か心苦しかった。帽子にサインをしていくらとか、そういうのはあまり好きじゃない。それより、こういったトーナメントで2割カットしてスッと出せるような形が一番いいんじゃないかと思う」と語りました。

次に、そのジャンボ尾崎を冠にした大会であったこと。通算113勝という偉大な足跡を残したジャンボ尾崎がいなければ、日本のゴルフ界の発展はありませんでした。表彰式での若手プロの尊敬の眼差しがそれを証明しているとのことです。

谷原秀人プロの優勝スピーチでも、「ジャンボさんがいるのといないのとでは全然違いますね。昔から大好きな人というか選手なので、ジャンボさんと会話ができて楽しかったです。みんながわからない優しさがある。全盛期とは違って、その優しさがめちゃめちゃ分かります。僕らはそれをわかっていますから」と語っていました。

半田晴久会長は、「(JPGA)優勝94回賞金王12回を誇るジャンボさんと接して、彼の意識が(若手のプロ選手たちに)伝達されたでしょう。弟の直道さんも健夫さんも兄が勝つから俺たちだって勝てる、と勝てる意識でやるから勝てたんですよ」と語られました。

そして最後の意義は、観戦に飢えたファンに、徹底した感染対策と豊富なサービスで無料開放したことだそうです。これは、トーナメントがさまざまな可能性を秘めていることを実証したとのことです。

半田晴久会長によると、これまでは関係者のPCR検査を実施してきたが、今回は取材するメディアにも事前に実施し、費用はISPSが負担したとのことです。また、持ち運びできる機器も購入し、会場で選手のPCR検査を行なったそうです。それ以外にも通常の施設でも行なっている感染対策を含め、ゴルフ場内で蜜にならない工夫なども、より進化した形で行われました。

また、来場したギャラリー先着1000名に有名店のお弁当を配布、暑さ対策としてアイスの食べ放題が、今回も行われました。それに加え、プロゴルファーには、とうもろこしとスイカの食べ放題の提供、さらにカンパチ、タイ、伊勢海老、ウナギなどの高級魚が釣れる生簀釣りも行われました。

半田晴久会長によると、レディースのトーナメントでは、パンが好きだというので、ダロワイヨとジョアンのパンを食べ放題にしたそうですが、男子は釣りだと思ったそうです。「カンパチ、ヒラマサ、シマアジは仕入れで8000円するから、3匹で24000円、二日間とも釣れば48000円、ゴルフのスコアがいまいちでも、これで食事代を稼げますね」と、選手たちへの細やかな気遣いが見て取れます。釣った魚はその場で捌いた上に宅配サービス付きで、選手たちからは大好評だったそうです。

それ以外にも、ユニークで美味しい模擬店や、多くの選手が表彰されるような賞も細く設けられました。「コロナ禍でストレスが溜まっているから、ISPSの主催大会では楽しいことを、進化させながらやっていきたいんですよ」とのことでした。

谷原秀人プロが優勝。ジャンボゴルフアカデミー生も参加

トーナメントの結果ですが、上位は以下のような結果でした。レギュラーツアーで活躍する選手が大勢参加していましたね。

ジャンボ尾崎ゴルフアカデミーに通うアマチュア選手も、ジャンボ尾崎の提案により10名ほど参加しました。ジャンボ尾崎は「スポーツは比較論だから、自分がどういうレベルにいるか分からないといけない。それにはうまい選手と回るのが一番。もっと期待していたけど、大した成績はなく、あとで私に怒られるでしょう(笑い)。でもいい反省ができれば次に向える。それに期待しています」とのことです。

そのジャンボ尾崎ゴルフアカデミーに関して、ジャンボ尾崎は「僕の自宅には他にはないような練習環境が整った場所がある。それを今の若い子たちに使っていい練習をしてもらって、自分にとって悔いのないような人生を過ごしてもらいたいと思っている。僕が手取り足取り教えるのではなくて、本人が作り上げて努力していく、そういう姿勢がいいんじゃないかなと思ってやっているんだけど、半田会長は僕のそんな気持ちを理解してくれて、何も言わずに全面的にバックアップしてくれている。ありがたいよね」と語ったそうです。

そのアカデミー生の一人、金子柱憲プロの長男にジャンボ尾崎は、「おい、これじゃあ帰ったらオヤジに叱られるぞ」と、今回のスコアを見て叱咤激励したそうです。半田晴久会長は、「オヤジに叱られても会長はかばうよ、と言ったんです。練習でできるプレーが、賞金のかかった大会でできるようになるには経験しないと。いい経験になったと思います」と話されたそうです。ジャンボ尾崎プロと半田晴久会長は、互いを理解しあって、良い関係を作られている気がしますね。

サンケイスポーツ 2020年9月25日付誌面より

また、ラウンド後には、若手ゴルファーたちと一緒にお風呂に入って、会話を楽しんだそうです。そして、「若者はちょっとしたことで人生が変わる。俺はやれるんだとつかんだら、ジャンボさんのように世界でも戦える。若いということは、迷っているということだから」と、今回スコアがよかった人も悪かった人も、その全ての選手に未来があると感じたそうです。

深見東州先生(半田晴久会長)は、ワールドメイトにおいても、ご自身の経営する会社においても、若い子や末端にいる人たちとフランクに食事をするなど、直接会話する機会を持たれているのは知っていました。そのような中から、若者や末端で頑張っている人たちの本音が聞けるし、それが組織の運営の改善や、様々なアイディアにつながっているように思います。

年末まで、国際スポーツ振興協会主催の大会は続く

今後の国際スポーツ振興協会の予定についても、この大会中に言及されました。

すでに終了した大会もありますが、10月7日時点で発表されているものは、以下のようになっています。今年はすべてのプロトーナメントの出場機会が激減していることもあり、全てのプロを網羅した、出場する機会を作られている事を感じますね。それだけではなく、コロナによって沈滞するゴルフ界のムードを変えるべく楽しく盛り上がるように、そして過酷な医療現場には少しでも応援したいという強い思いを感じます。

深見東州先生を知るワールドメイト会員は、本当に困っているときに手を差し伸べられるという、これまでの行動を見てきました。今回も困窮するゴルファー、過酷な医療従事者のことを思い、さらには経済が回らず困窮する人々が多いということで、少しでもなんとかしたいということから急遽開催に至ったのだと思います。

9月29、30日 ISPS HANDA・低体温枠トーナメント!!

シニアのマンデートーナメントで落選したプロたちを千葉・舞鶴CCに集めて行われた大会。

10月5、6日 ISPS HANDA 木漏れ日枠トーナメント!

今回の大会と同じ会場で、今回の大会にエントリーしながら人数枠の関係で出場できなかったプロたちのために出場機会を与える大会

10月14~16日 ISPS HANDA コロナに喝!! チャリティ・チャレンジトーナメント

JGTO(日本ゴルフツアー機構)との共催で行われる、チャリティを目的としてたエキシビションのチャレンジトーナメント。予選カット有り、諸金総額2300万(うち300万円は、予選落ち全選手に6万円ずつ分配)。

10月29~31日 ISPS HANDA コロナに喝!! チャリティ・レギュラートーナメント

JGTO(日本ゴルフツアー機構)との共催で行われる、チャリティを目的としてたエキシビションのレギュラートーナメント。予選カット有り、諸金総額5300万(うち300万円は、予選落ち全選手に6万円ずつ分配)。

日程未定 ISPS HANDA ゴールデンミックストーナメント

男子と女子のレギュラーと男子シニアプロから、それぞれ40人選出する3部門ミックスのチャリティ大会を、今年のツアーのオフに開催予定。賞金総額3000万。

来年の国内男子ゴルフツアーに復帰

来季のレギュラートーナメント2試合、チャレンジトーナメント1試合の開催を予定。

2018年まで、国際スポーツ振興協会は男子レギュラーツアーを支援してきましたが、数々の問題点が生じて不信感がつのり、一時的に撤退にいたっていました。これに対し半田晴久会長は、「JGTO側から正式に謝罪があったので、それは解決しました。正式に決まれば記者会見をするので、そこで詳しい話をします。選手のため、ゴルフ界のためにスポンサーに復帰します。問題点があれば、ジャーナリストが指摘してくれればいい」と語られたそうです。

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