深見東州(半田晴久) 氏の年間イベント一覧
グローバル化する時代において、日本の進むべき道を探る有意義なサミット

サンケイスポーツも、先月末開催の「世界の若い議員と語りあうグローバル・オピニオン・サミット」に関する記事を書いていたので紹介します。このたびのサミットについては、すでに何度も書いてますが、あらためて当日の記事を読んでみると、また新たな発見があります。テーマは日本のODAについてですが、その範疇にとどまらず、これからの世界の政治、経済のありかたに示唆を与える内容だったと思います。世界が良くなるのに何が大事なのか、個人的には、この複雑な世界情勢の中にあって、ひとつのヒントになりました。

それは、若い人たちと女性がもっと政治に参画すること。そして、人権の擁護と民主主義が大事なこと。互いの国が、与える与えられるの関係でなく、バートナーとして連帯していくこと。そして、それらの根底に、教育の水準を高くしていくことが必要なのだと強く思いました。

 

サンケイスポーツ平成27年6月8日
2015年6月8日サンケイスポーツ紙面より

現代は、グローバル化が進んでいき、その結果どうなったかというと、良い面と悪い面が出ているとのことです。良い面は自由と基本的人権を尊重し、民主主義がすすみ、法を重視するようになったことだと言われています。しかし一方では、ナショナリズムが台頭し、民族間の争いがおきている現状があります。

日本では、円借款や支援は民主的で政治が安定していて、 返済能力がある国に限られて行われていますが(中国だけは例外的に社会主義国家であっても行われていた)、現在、民主的でなく、政治が安定せず、返済能力のない脆弱な国が、18国家あるそうです。アフリカや中東に多いそうですが、日本は、これらの国をおきざりにしてよいのかという提言が、第一部ではなされたそうです。

なかなか難しい問題ですが、今までは、それでも良かったのかもしれませんが、時代がグローバル化し、地球がひとつの家族のようになりつつ変化する中で、 日本も新たにODA(政府開発援助)大網が見直され、開発協力大網と名前も変わりました。さらに今後は、そういう失敗国家といわれる国々にも、軍事援助ではない平和協力と、開発援助を両方をする必要があるという意見が出ていました。

 

それから日本の援助に関しては、欧米先進国と違って、現地の人を育て技術指導していくという、バートナーシップと連携を持って成功してきた歴史が、すでにあります。また、最近では、スボーツを通して、教育を進めていくというスボーツ振興による方法も出てきているとのことです。

アメリカなどは、現地で儲けると株主に還元し、現地の国から搾取してしまうのですが、日本はそうではなかったのです。しかしこれは、日本にしかない特徴でありながら、まったく世界に知られてないので、これはもっと世界にアピールするべきことだという意見がありました。そして、スボーツ振興による、エイズ教育の進展などは、すでに深見先生が南アフリカのサッカーの支援を通して、取り組まれていることです。それらは、これからのODAにとって、とても大事なポイントになる部分のひとつでしょう。

 

ちなみに、円借款に対して、日本はそれを債権放棄しないのですかという質問もあったようです。しかし、返済放棄してしまうと、なかなか次に貸すことができなくなると。なので、返済を続けていれば、また、次に貸せるようになるわけで、そこは、その国の判断でよく考えなくてはいけないということでした。

返済できなくなると、その政府だけでなく、その国の民間企業も信用を失ってしまい、世界から資金を調達できなくなり、経済活動にも悪影響が出るそうです。なので、ほとんどの国は経済状況が苦しくても、対外債務を返済しようとするそうです。とは言っても、債務免除済み、もしくは免除見込みの円借款も全体の割合から行けば数パーセントにすぎませんが、少しはあるようです。

何れにしても、本来ならば援助がなくても、自国の力でやっていけるのが良いわけで、それはこれからの若い人々の力にかかっているとの結論になります。ワールドメイトの深見先生は、若くして経営者になられていますが、経営者にしても政治家にしても、若い時から始めた人が、その後、その国の大黒柱になっているそうです。また同時に、そうなるためには、どこがで先人たちから学び、教えを乞うてきた場面があるそうです。そこは謙虚に学ぶ必要があるわけです。そういう若者が、成功しているのでしょう。

 

最後に、どの新聞も書いてないようなので、あえて私が書きますが、それは深見東州先生の世界情勢に対する正確で豊富な知識、それは現代だけでなく、過去の歴史も含めてたくさんの知識をお持ちだということです。さらにそこから何が言えるのか、なにが問題で、現代にどう生かせるのかの論点について、そのポイントをしっかりと抑えてあります。また、それに対するさまざまな識者の考え方を学んで、それも引き出しのひとつとして、そこからさらに上をいくような考え方が出てくるように感じました。

さらに、専門分野だけしか知らない専門家が多いなか、さまざまな分野にまたがって知識を有してあるせいか、見方が偏りなく客観的で柔軟です。たとえば、人間の病気や健康についても、いくつもの分野に関係していますが、それぞれの分野の専門家が、その専門分野のなかだけで対応するより、広範な分野の知識を有し、全体を俯瞰して判断した方が、より正確な対応ができるのと同じだと思います。ですから、国際政治学者、経済学者、社会学者を一人でやれるような、さらに経営や法律や歴史にも通じ、福祉、心理学、医療にも詳しい人の方が、より正しく結論へと導けるし、有効な対策ができるものと思います。

 

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