深見東州(半田晴久) 氏の年間イベント一覧
ワールドメイトで学んだ泥縄方式

ワールドメイトの深見東州先生は、戦国時代の上杉謙信のように僧侶が武士もやっているような、本当にそんな方です。戦国の世か、弱肉強食の世界経済の時代かという違いはありますけど、世界平和と弱者救済という宗教的使命感を持たれ、かつ、経済世事百般に通じ、あらゆる問題解決能力、発展力、開拓力、マネージメント能力、人事百般、人の心をつかみ動かせる実力をもたれるところなど、似てるなと思います。あと違うとすれば、その影響力のスケールの違いでしょうか。

上杉謙信はあの時代、無敗と言われる戦国最強の武将でした。しかし、大義や信義のためだけにしか戦わない「義の人」でした。だから、連戦連勝なのに、領土も増えなかったと言われます。全く野心や欲がなかった人だったのでしょう。
深見東州先生も、地位や名誉や金儲けというような、いわゆる欲望といわれる価値基準では動かれない方です。

根底にはいつも人の幸せを願う心があり、周りの人すべてが良かれと言う精神で行動されています。その上信義に厚く、圧倒的な実力と人間的魅力があり、まるで宗像の神さまの御神徳のような人、物、金が集まる、そんな力量を持たれている方でもあります。なので、相手の方が喜んで地位や名誉を授けにくるのでしょう。その結果、ワールドメイトのホームページに載る深見東州先生のプロフィールが、いつの間にか増えていく事になります。

そんな深見東州先生ですが、中小企業経営者や、経済戦線を生き抜く人々のために、コンサルタント会社も経営されています。そんな現代の上杉謙信か、はたまた楠正成のような百戦錬磨のような方からアドバイスがいただけるわけです。その一部を抜粋したものが書籍にもなってるので、関心ある方はそちらを見てください。たくさんあるビジネス書の中から、一番最近の「強運力開発セミナー」半田晴久著(深見先生のご本名)という本が、まずはわかりやすいかと思います。

強運力開発セミナー

今日は、そのコンサルタント会社菱研で知った、株式会社アビーの大和田哲男社長について、個人的に感心したので紹介します。

この大和田社長は、「CAS(Cells Alive System)」(細胞を生きた状態にしておくシステム)を開発した人だそうです。これは驚くような発明です。たとえば、お肉でも野菜でも、冷凍すれば長期保存は可能ですが、解凍した時は味がぐっと落ちますよね。これは食材中の細胞内の水分が凍ったときに膨張し、細胞の壁を壊すため、旨味成分などが解凍したときに流れ出てしまうからだそうです。

ところが、この社長が開発したCAS冷凍のシステムでは、細胞を壊すこと無く、解凍しても、まるで取れ立ての生のような新鮮な味で頂けるわけです。本当に素晴らしい発明です。しかも医療分野にまで活かされ、臓器の細胞をそのまま保存するなど、どんどん開発が進んでいるそうです。近い将来、さまざまな治療に画期的な革命を持たらすでしょう。これはもう、ノーベル賞級の発明ではないかと思いました。詳しくはネットなどにたくさん情報があるので、調べてみてください。

ただ、その発明を紹介したいがために、わざわざ今日書いたのではありません。この画期的な発明をした大和田社長が、ワールドメイトで言う道学一体の人だなと、関心したからなのでした。

CAS冷凍システムは本当に画期的な発明ですが、それをつくった大和田社長は、開発の研究畑の人ではないそうです。開発に関しては、ズブの素人なのだそうです。もともとは厨房機器の営業だったそうです。

そこから、まずは生クリームの冷凍保存の機械制作に成功するわけですが、それも学術的、理論的に成功する裏付けがあったわけではなく、直感とヒラメキをたよりに、電気技師と試行錯誤をくりかえし、10年がかりで完成させたそうです。それだけでも素晴らしいです。

そこから今度は、肉でもそれができるようにやってくれと言われて、さらなるチャレンジが始まるわけです。それも科学的な理論が確立していて、成功するあてがあるわけでもないのに、やはり直感とヒラメキで試行錯誤を繰り返して成功するのでした。

ワールドメイト流に言うと、泥縄式とでも言うのでしょうか。いきあたりばったりと言われる泥縄式ですが、綿密な計画があるわけではなく、必要に迫られて次々と工夫を重ねて改善していくあたりが、一種の泥縄式と言って良いかもしれません。

ワールドメイトで御神業は泥縄式が良いと、以前聞いたことがあります。これは、準備を周到に行わないという意味ではありません。むしろワールドメイトは、さまざまなパターンを想定して、周到な準備を欠かさないようにしていると思います。侮っていいかげんな準備をしては、けっしていいものはできないでしょう。

でもあれこれ考えて、なかなか物事を始めることができずに、タイミングをはずすケースがあります。やはり物事にはタイミングというか、天の時がありますので、それにあわせてやらないといけないわけです。

ですから考えすぎたり、あるいは準備が十分でないからといって、何も始めないよりは、見切り発車のように見えても実行に移す方がいい場合があります。

そもそも泥縄とは、泥棒を捕まえてから縄をつくるという意味です。しかし、縄がないからといって、目の前で泥棒に金品を持っていかれてるのを黙って見過ごせば、やすやすと逃げられるだけでしょう。そんな時は、捕まえたあとのことを考えるより、とりあえず金品を持っていかれないようにした方が良いわけです。

そして捕まえて縄がなければ、ベルトでも針金でも、あるもので対応すればいいでしょう。その方がタイミングをはずさず、最良の結果になると思います。下手に考えすぎて何もできないより、そういうやり方ができるようになると、チャンスを逃さず、物にできるようになっていくでしょう。

ただし、繰り返しますがあらかじめ用意ができるのであれば、周到に、準備万端整えておくことは言うまでもありません。準備や備えが完璧でないと何もしないということでは、良い結果にならないと言いたいわけです。

それから、実際に私もワールドメイトの支部で泥縄式にやったことが何度かありました。切羽詰まってどうしようもなくなると、追いつめられて必死で祈ります。そのうち、打開策のヒントがひらめき、それを実行すると、試行錯誤しながらも、思っても見なかったような良い結果になったことが何度かありました。

この大和田社長の発明は、日本の学者たちから「あんたの技術には理論もなければ学会での論文発表もない。ニセモノだ」と言われたそうです。理屈や理論ではなく、実際の実地で実験をして作り上げた物ですから当然です。

しかし、もちろん偽物なんかではありません。現実に冷凍したものを解凍して、生の時と同じ新鮮さなのですから本物なのです。誰がなんと言おうが本物は本物なのです。

もし、大和田社長が、学者の意見を参考程度ではなく、しっかり聞いたりしていれば、この発明はなかったかもしれません。学問的に証明されてないと、偽物と言われるような世界ですから。それだと、あきらめるしかありませんよね。

しかし、今や食品業界や流通、レストラン、医療分野だけでなく、国家単位で、その技術と製品に関心が集まっているそうです。そして東大などで、今からCAS冷凍システムを学術的に理論化するための研究が進んでいるそうです。

いかがでしょうか。私はこの話しを聞いて、ワールドメイトの深見先生が常々言われていたことを思い出しました。道学一体とか、泥縄式とか、いろいろな教えがありますが、この社長さんは、ワールドメイトで深見東州先生の話しを聞いたわけではないと思いますが、同じようなやりかたで成功していると思いました。そこに感心しました。

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