開運グッズやスピリチュアルにハマりすぎて大金を費やした、という内容の記事を、たまに見かけることがあります。
だいたい、何かに困窮している時に、占いや開運グッズなどに触れ、だんだんハマってしまう人がいるようです。
僕は、そういうものに興味がなかったのですが、まだ幼い頃、母親が占い師に僕のことを見せたことがあり、後からその内容を聞かされ、その事柄がその後もずっと気になっていました。
しかし、それがあったがゆえに、危ない道から遠ざかった一面があり、僕の人生にとっては良い面にはたらいたと思っています。
占いは、たしかにある程度のことがわかったりしますし、宝石などには、俗にパワーストーンと言われるような不思議な作用を宿したものがあることも知っています。
なので、苦しい時の神頼みという諺があるように、辛く苦しい時に、そのようなものに頼ってしまう人の気持ちもわからなくもありません。
ただし問題は言うまでもなく、そういうものの中には、弱みにつけ込む偽物もあるので注意が必要です。また、そればかりに依存してしまうと、決して良い人生にはならないことも理解する必要があります。
占いや開運グッズと呼ばれるもので、運気が上がったり、良いことがあったとしても、根本的な運勢の改善になるのかと言われると、決してそんなに甘いものではありませんからね。それは、普通に考えてわかることなので、多くの人はのめり込んだりはしないと思いますが。
えてして人生がどん底まで落ちると、刧が晴れていくのか、そのあと急に運気が上がる人もいるようですけどね。仮に、苦しい時や悩みから、占いや開運グッズに頼ることで、一時的に良い方向へと動いたとしても、その後も引き続き頼っていればよくなるかというと、そればかりでは上手くいかないでしょう。
本当に人生の運が変わるためには、もっと他の要素を知る必要があります。
僕はワールドメイトに入会してよかったことの一つとして、人生百般における根本的な法則を学べたことがあります。
全てを理解出来たわけではないので、まだまだなのですが、その中には運・不運についての考え方や、命運を改めるための法則があり、生きていく上で大きな指針の一つになりました。
それについてわかりやすく書かれた、深見東州先生による「運命とは変えられるものです!」という著作があります。正しく占えるという条件付きですが、なぜ占いが当たるのか?占いの問題点とは何か。最悪の運勢と出たら、あるいは衰運期だと言われたら、どのように考えるのが正しいのか。そして、どんな努力をすると良いのかなど、知りたいことがたくさん書かれています。
そして、運・不運を超えた、人生の送り方。生き方のヒントがたくさん書かれています。単なる開運のための本ではありません。結果として、運勢も変わり、よくなる方法が書かれているのですが、占いや開運グッズとは根本的な違うことが書かれています。
もちろん、引き寄せの法則などとも違います。ここまで明快に運・不運についての人生論、本来の人の生き方について指針となる本は、なかなかお目にかかれないと思います。
占いに好きで、開運グッズにも興味がある人にこそ、しっかりと読んでもらいたいですね。きっと、良い人生に変わるヒントがあると思います。もともとは「究極の運命論」「信仰とは何か」の2冊が一冊になったものであり、占いに興味がある人は第3章から読んでも良いと思います。
もちろん第1章第2章は、全ての人に読んでもらいたい内容で、占いやスピリチュアルに関心がない人にでも、必ずや人生の役に立つ一冊になると思います。