深見東州(半田晴久) 氏の年間イベント一覧
こうしている間にも、世界で異常気象は続いています

ドーハで開かれていた気候変動枠組み条約第十八回締約国会議(COP18)が8日夜終了しました。日本は参加していませんが、どうやら京都議定書を2020年まで延長することで終わったようですね。

しかし、この参加国だけでは、地球全体の排出量の15%にしかすぎません。肝心の中国、アメリカなどの排出量の多い大国全てが参加しての新枠組みは、2015年までに議決し、2020年以降実施される見通しになったようです。

ぎりぎりのラインで、わずかに一歩、前進したと言えそうですが。

新たな課題としては、これから2015年までに何度も作業部会が開かれることと思いますが、その時までに全ての国が参加する有効な枠組みが、ハイレベルでまとまってくれることです。

個人的に2015年までは、そのことをワールドメイトで真剣に祈りたいと思いました。

願わくば、対策が後手に回ったり、あるいは十分ではなく、近い将来に手遅れだったということがないようにしてもらわないといけません。なにしろ、地球と人類の運命がかかっていますから。

そして、こうしている間にも、相変わらず地球環境の異変を警告する異常気象は続いてますからね。この12月、南半球で真夏を迎えるはずのオーストラリアのビクトリア州では、なんとかなりの積雪を記録したそうです。

北半球の日本でも、今年は厳しい冬になるとのことですが、すでに北海道や新潟の一部などでは、例年の数倍の積雪を記録しています。そしてモスクワも、この50年間でもっとも雪が多い冬になると言われていて、早くも大雪による異常事態を招いているとのことです。

しかし大雪だから、地球が寒くなっているかと言えば、けっしてそうではありません。北極海を覆う海氷面積は、今夏最小を記録したばかりでしたからね。さらに、世界平均気温でも、9月は過去最高の気温を記録したそうですから、地球が温暖化しているのは間違いないでしょう。

その影響でしょうか、あまり日本では報道されませんが、フィリピン政府が11日に発表した大型台風24号の最新情報によりますと、11日の時点で、死者が714人、行方不明者は890人となったそうです。12月4日に、風速50メートルを超す台風24号がフィリピンに上陸し、これまで540万人が被害を受け、30万人が避難を余儀なくされているそうで、最悪の災害になっています。

前年には台風21号が、今回よりもっと大きな災害をひきおこしていましたし、これは、もはやただ事では済まされないレベルです。どこまでが地球温暖化のためにおこったことなのか、正確なことは神のみぞ知るところですが、どう見てもそのせいとしか考えられませんね。

ワールドメイト会員の多くも願っていることですが、一刻も早く、世界規模で協力した対策が急がれるところです。

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