深見東州(半田晴久) 氏の年間イベント一覧
ワールドメイトで学んだ欲望の活かし方

欲望というと、人によっても違うと思いますが、良いイメージよりも悪いイメージが強いかと思います。私も、どちらかといえば、そうでした。

億万長者になりたい。セレブのように豪勢な家に住みたい。素敵な配偶者を得たい。大企業の創業者になりたい・・・などなど、欲望が、その人にとっての人生の目標になる人も多いと思います。

しかし、よく考えてみると、これらの欲望は、別に悪いことではありませんよね。アメリカでは、アメリカンドリームという言葉があるように、そのような大成功した人を、英雄のように讃える言葉もあるくらいですから。

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ワールドメイトに入会して知ったことは、欲望とは、本来良い悪いで論ずるものではないということでした。それは、すでに弘法大師が、そのような意味のことを千数百年も前に書いていたのだそうです。

そもそも欲望と言っても種類があるそうです。まず、人間には肉体があるので、それを維持するために食べたいとか、寝たいとかの食欲や睡眠欲があるのは当然です。こう言う食欲、睡眠欲、また性欲もそうですが、どんなに聖人君子のような魂を持った人でも、こればかりは肉体を持つ限り、出てくるものでしょう。そうじゃないと生きて行けなくなりますから、これらは神からくる欲望であり、本来不浄な欲望ではないそうです。

そして、魂から出てくる欲望もあるそうです。これは少々難しいかもしれませんが、霊的な進歩向上と言えます。

じゃあ、心の欲望もあるのでしょうか?これは、少々複雑そうですね。好きな人と愛の営みをしたり、美味しい食べ物を食べたり、ぐっすりと睡眠をとったりすると、心もとても幸せを感じるものですから、多くは肉体の欲望と連動しているのかもしれません。環境のよい綺麗な家に住む方が、体のためにも良いということでしょうけど、それで心も幸せな気分になったりもします。

そして現代では、それを叶えるためにはお金が必要になりますので、お金に対する直接的な欲望が、必ず出てくると思います。

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ここからが本題で、これはワールドメイト会員にもいるし、宗教を信仰している人に多い気がしますが、お金に対する欲望、お金を欲することが悪いことのように思う場合があります。食欲や睡眠欲などは求めても、お金の欲を求めるのは、悪いことのような気がするのでしょう。しかしお金というのは、肉体の欲望も充足させてくれるものですし、物質と等価価値で交換できるものなので、とても価値があるものであり、これを欲することを悪く考えることはないと思います。

さらに言えることは、このお金というものは、強く欲しいと思わないと、なかなかやってこないようです。つまり、お金に淡白では、あまり金運がこないと言ってもいいでしょう。だから、本当は、お金に欲がないというよりも、お金を稼ぐためのポイントがまったく分かっていなかったり、経済観念がお粗末だったりして、単にお金が入ってこなかったりするのに、それをお金に無欲であると勘違いして、自己満足している場合もあると思います。

ワールドメイトで聞いた話では、権力を得たい、地位を得たい、名声を得たいなど、それが過度になれば魂の欲望を抹殺してしまうけど、それらの欲望は肉体に密着している分、ものすごい念力となって、形になってしまいやすいそうです。その強烈な念力パワーで、現実界を動かし、運を動かし、人の心を動かし、結局は財運を呼び込んでしまうのだそうです。それはもう、その欲望が善だとか、悪いことだとか、そういうこととは関係なく、善悪を超えてそうなるようです。

この話をワールドメイトで聞いた時、私は、初めて今までの謎が解けました。それは、なぜ悪いことをする人ほど金持ちになって、一見すると清らかな人ほどお金がなかったり、幸運にならないのだろうという謎でした。もちろん、その私の思い込み自体にも間違いがあり、お金持ちになる人が、みんな悪い人のはずはありません。良い人もたくさんいらっしゃいます。そして、清らかな良い人ほどお金がないと言っても、欲望が少ないというだけで、全く無欲の人ではないということです。

そして、その人たちにお金がない原因の一つは、欲望が弱い分、強烈に何かを願うとかをしないので、念力が人よりも弱いことなのです。過度な欲望に取り憑かれているような人で、人の幸せなんか関係ない、俺は人を押しのけてでも、何が何でも出世してお金を稼いで贅沢をするんだと強烈に思っている人は、いつも欲望をエネルギーにしてそう思い続けているので、念力がとても強くなるのです。

さらに、必死で人の3倍働いたりすれば、お金は必ず入ってくるし、ある程度の成功を成し遂げることができるでしょう。それを理不尽なことのように思っていた私の方が、実は間違っていたのです。

神様がこの世にいるのは事実ですが、だからと言って、善人が無条件にお金持ちになり、悪人が貧乏になることはないのです。むしろ、現実は、その逆になることが多いように感じるのは、そういう理由があったのです。

ワールドメイトに入会して、そのことが本当にわかったのは、かなり後になってからでした。そういうお話は、入会当初から聞いていたのでしょうけども、なかなか理解できてなかったようです。

では、欲望の塊となって、強烈な念力を発するようになればいいのかというと、そう単純なものではありません。まず、欲望の塊となることが、私には、とてもできそうにありません。努力は惜しみなくしたいと思っていますが、過度な出世欲、権力欲、名声欲、大金持ちになる願望は、どうもできませんね。そもそも、そういう過度なものを求めてしまうと、神様の道とか、霊的な向上どころではなくなるでしょう。私は、現生利益を否定しませんが、しかし、現生利益を第一に生きていくつもりはないので、そういう過度な欲望の渦巻く世界に生きてはいても、同じような心にはなれません。出世や権勢欲のための足の引っ張り合いや、騙し合いなど、ドラマ顔負けのドロドロした世界に引っ張り込まれることもありますが、心まで染まると、その中で憎悪や嫉妬に葛藤し、苦しむこともわかってます。それは、魂を曇らせると思いますし、暗い霊界に自分を貶めることになるかとおもいます。たとえ物質的に恵まれたとしても、人生を本末転倒にはしたくないと思っています。

ですので、私は、あくまでも善なる心でもって、念力を強くしたいと心がけています。善なる祈り、愛の祈りをどこまでも続けていくことで、念力は強くなります。そして、そうやって強くなった念力は、欲望から強くなった念力ではないので、神さまも動かせる念力になるのではないかと思います。そして悪に負けないだけの念力になることが目標です。

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ワールドメイトの深見東州先生が、まさにその理想です。深見東州先生は、過度な欲心など一点もない方ですが、善なる念力のパワーは絶大なるものがあります。この現実世界で、悪も上回るほどの善なるパワーがありながら、同時に天界の神様の心にも叶う清らかな魂の方です。だから、この世のどんな悪にも負けずに、かつ、天来の才能が豊かに発揮されて次々と創造的で文化的な活動を続けていけるのでしょう。

深見東州先生は、ワールドメイトのお話で、欲望というものは、コントロールするものと言われていました。

欲望の虜になって、それからそれへと貪り出すと、妄念妄執の暗い霊界に落ちて葛藤の種になるとのことです。なので、まずは霊的進歩向上を第一にして、そして暗い欲望の世界に行かないように、明るい欲望に切り替えましょうと言われています。それは、自分だけが良ければ良いという欲望ではなく、相手も良く、自分も良く、皆んな良くという世界です。自分だけ良いというのは、暗い世界です。相手だけが良くというのは、一見愛の心のようですが、自分が不幸になっては、惨めな気持ちになってしまい、決して良い霊界にはならないようです。だからこそ、相手も良く、こちらも良くというのが、明るい霊界につながっていく心なのだそうです。この心は、あっちこっちにブレがちではありますが、そのように相手よしこちらも良しの欲望であって、しかも強い善なる念力があって、人生を明るく素晴らしく生きていけるようになると思います。

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