深見東州(半田晴久) 氏の年間イベント一覧
ワールドメイトで知った、ものごとは変わり続けることが変わらない真実

世の中は刻々に変わり続けていき、ものごとが変わり続けるのは、ずっと変わらない真実なのだから、未来を煩わず、ただ今ただいまに生きていこうと、ワールドメイトではいわれます。文字にすると簡単な言葉で、大したことでもない平凡なことのように思えますが、実は人生における真髄と言えるほどの大事な内容だと思います。

以前、なにか問題が起きると、あるいは悩み事ができると、そのことが気になって気になって仕方がなく、本来の仕事に集中できない体験がありました。どうしてもその悩みごとが頭から離れず、なにか目の前のことをやろうとすると、そのことが頭に浮かんで、ああでもないこうでもないと悶々と思考し、時間が過ぎ去ってしまうのです。似たような経験を持つ人は、けっこう多いのではないでしょうか。
あるいはもっと昔の、10代のころですが、さる女の人を好きになってものごとが手につかなくなることがありました。手につかないというほどではないのですが、いつも頭にはその人のことが浮かんでしまうという、俗に言う心ここに在らずの状態になっていたのだと思います。初心な頃が懐かしいですけどね。今は、そうなろうと思っても、あまりときめくことがなくなりつつあります。それも寂しい話ですが・・。

余計な話は置いとくとして、そのように、目前のことに集中できなくなることは、だれでも、一度や二度は経験があるでしょう。私の知ってるワールドメイト会員などは、年中がそんな状態だといってます。中には、とくに悩みや問題があるわけでもないのに、なんとなくぼーとして、目の前のことに集中できないという人もいました。そうなると、ある意味もっと深刻ですね。そういう人は、べつに集中を阻害するものもないのですから、単に情熱不足か、あるいは暇すぎて時間が有り余っているのではないかと思います。その場合は、まず目先の目標をしっかりと定めることが必要でしょうね。ワールドメイトで、深見先生が言われていたのは、一般的に夢と理想と目標があり、それぞれ違うのですが、夢はかなり遠いもの、理想はもっと近くなり、目標となると一番身近なものとなってきまして、その夢とか理想がない人は、とりあえずでもいいから、何か作らないといけないと言われていました。夢は永遠のものではなく、とりあえず作るものなのだそうです。そこから、またいろいろ変わってきたら変わったでいいわけですから。

無我夢中

私は、とりあえず夢と理想は持っていたので、そこから1年の目標とか、毎月、毎日の目標というものもありました。そういう具体的な目標があるので、それを、日々より良くしたいと思いながら取り組んでいます。ところが、そう思っていても、いったん何か問題が起きると、そのことにとらわれて、なかなか、今までのように目の前のやるべきことに取り組めないことがあるわけです。それは、このままいくといったいどうなるのだろうという、未来に対する不安が邪魔をしてしまうわけです。そんなことを悶々思い煩っても、とりあえず解決できるものなら、それをやるしかないわけです。それが今すぐはできないのであれば、悶々とするのではなく、解決できるタイミングまで我慢するしかないわけですから、そう思って、目前のやるべきことの障害にする必要はないはずなのですが、頭では理解していても、実際にはできないのでした。それにはいろいろな原因がありますが、おそらく人によっても十人十色で違うと思いますが、私の場合は、どうなってもいいじゃなかいという度胸が足りなかっただけでした。その壁をいったん破ると、今度同じことが起きたとしても、もはや気にならなりました。その器を大きくするためのものだったのでしょう。

で、どうやってそれを乗り越えたかというと、私の場合は、とにかく目前のことに集中し、それを全力で素晴らしいものにするんだと思って取り組んでいけば、必ず、神様が良いように解決してくれるか、なにかヒントが出てくるにちがいないと思ったのです。もし神様にということに抵抗がある人は、目前のことを大切に精一杯やっていれば、かならず、周辺の問題や悩みは良い形で解決していくにちがいない、と思ってもいいでしょう。おそらく、物事を次々とやり遂げていく人というのは、神様への信仰のあるなしにかかわらず、そのような精神構造を持っているか、それが問題解決のコツだというのを体得しているのではないかと思います。

ワールドメイトの深見先生も、そうやって只今只今に生き、目前のことをひとつひとつ大切に、悔いがないよう精一杯やっていくと、最後は神様が応援してくださり、物事がよくなると信じてやっているといわれていました。逆に言うとそのことを信じてないから、只今只今に生きていけない、目前のことを大事にやれないのかもしれません。私もそうでした。

只今只今に生きるというのは、どんなに大事なものでもいつまでも続かない、ものごとは変わり続けるという、その背景があって出てきたようです。だから、未来への良いビジョンは持ちますが、未来のことを患うことはないわけです。未来に重大な問題があっても、只今に生きていく中で、かならず良い方に解決できると信じて、未来を大事にするために、今を大事にするわけです。そして過去に過ちがあれば、それは反省して、今に活かせば良いわけです。そうやって生きている人が、達人の生き方なのだと思いました。

これは簡単なようで、なかなかできるものではありません。私ももちろん、まったくできていませんが、少しでもそのような生き方ができるようになりたいと思って、ワールドメイト会員も、活動していると思います。

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