深見東州(半田晴久) 氏の年間イベント一覧
ワールドメイトは日常の生活を大事にする宗教

深見東州バースデー書画展でのお話の紹介に始まり、そこからワールドメイトと禅宗の関わりにふれ、ワールドメイトの教えの一端に迫ろうと思い書いてきました。

今回で、一旦締めくくるつもりですが、ここで書きたかったことは、なかなか言葉で書きづらい内容です。ワールドメイトに入会しても、おそらく5年10年かけて入り口まで行けるかどうかで、生涯かけても十分に体得できないかもしれません。何よりも書いてる僕自身が中途半端な理解しかしていないため、うまく書けていないと思います。それでも、何かが少しでも伝われば良いかと思い、本質とかけ離れたものにならないよう注意しつつ書いてきたつもりです。

ワールドメイトでは、生活修行というものを大事にしていますが、それは深見東州先生の師匠である植松愛子先生の、「生活の中に全てがある」という教えにそったものです。ワールドメイトで言うところの神人合一の道と言うのは、生活に応用できなければ意味がないと言われています。言葉を変えるなら、どんなに深遠なことを悟っても、大変な学識があっても、摩訶不思議な霊能力があったとしても、それを生活の中で実践し、生活に応用できなければ、本当ではありませんよ、と言うことになると思います。

最近の政府のコロナ対策では、優秀な人が揃う、厚生労働省の官僚が知恵を絞って対策を練り、政府に進言している部分が多いと思いますが、たとえばマスクの配布の時期にしても、不良品への対応の仕方などでも、どうもポイントがずれてるなと思いました。

マスクを配布すると決めたのであれば、もっと早く配れるように工夫するとか、不良品が出ても、とりあえず先に配ってから後から取り替える措置で良かったと思いました。ただでさえ配布の時期が遅いのに、さらに大きく時期を外してしまい、検品作業でも余計な経費が膨らみました。このケースでは、一刻でも早く届けることが、何よりもポイントだったように思います。

深見東州先生は、何がポイントなのかを押さえた上で努力されているように思います。例えばお店の販売員でしたら、この時間は売り上げを上げることに専念しなければいけないのに、事務的な作業に気を取られいると、大事な販売のタイミングを逃し、今日の目標を達成することはできなくなるかもしれません。

普段の生活でも同じで、たとえば、昼でも夜でも洗濯できるのであれば、土砂降りの雨でも降ってない限り、やはりお昼に洗濯して干した方が早く乾くと思います。わざわざ夜に洗濯しなくてもいいわけです。しかし、つい夜にしてしまう人は、今はこの仕事をしなくてはいけないときに、つい、今しなくてもよい仕事をしてしまう人なのかもしれません。タイミングを外す人になるわけですね。

ちょっとしたことかもしれませんが、そのような生活における要領、段取り、手際が悪く無駄が多い人は、生活の知恵が足りないと言えます。

深見東州先生の師である植松愛子先生は、祖父母、ご主人、子供の食事を作るときでも、年齢別に3パターン、毎回違うメニューを作り、それも手際よく、作り終わった時には片付けものまで済んでしまっているそうです。そうすると、その分の時間を他の有意義なことに使うことができます。

そのような手際の良さは、なかなか学校の勉強では教えてもらえません。実践を通して身につけるしかありませんが、そのような料理の準備・段取り、後片付けをスピーディーにタイミングよく、しかも美味しく、種類もいろいろできる人というのは、会社における仕事をさせても、テキパキと、ツボにはまった仕事ができる、本当の意味で賢い優秀な人になれると思います。

会社の仕事においては、特殊な専門職を除けば、学歴の優劣とかではなく、体当たりでやれる人とか、機転が効く人とか、臨機応変に対応でき知恵が回る人、よく気が利く人などが、仕事もできるように思います。些細なことのように思えますが、普段の日常において、生活の知恵を磨いてきた人は、仕事においても、その知恵が十分に生かされ、役に立っていると思います。

また、職場においては、失敗をするたびに、上司から毎回適切に指導され、叱られたり躾をされながら、体で仕事を覚えることも基礎になると思います。

そのように鍛えていく中で、ポイントを押さえ、段取りよく、スピーディーに無駄なく仕事や作業をこなしていけるようになるのでしょう。それが究極まで磨かれて完璧になると、神技と言われるようなレベルになるのでしょう。なかなかそんな人はいませんが、そこまでいくと、神様の叡智と直結した状態になっているそうです。

最近は断捨離とか、片付け上手な人、整理整頓が上手な人が、脚光を浴びていますが、企業ではトヨタが整理整頓で有名ですね。業績につながる大事な基礎になっていると言われています。トヨタでは5S(整理、整頓、清掃、清潔、躾)を徹底していると言われています。ワールドメイトの教えも、そこが基本中の基本になっています。ただワールドメイトは企業ではなく宗教団体ですので、少し深い意味も含まれていますが。

ワールドメイトのベースになる神道は、もともと清潔主義なので、神社でも綺麗に掃き清められています。神様は綺麗好きですので、その神様をお迎えするためにも、やはり清潔に、綺麗にしておくことが大切になります。ワールドメイトでは、掃除や整理整頓はしないと叱られるからするのではなく、神様にきていただくと言う気持ちで行うことが大事だと言われています。

そうすることで邪気も払われ、自分自身の内側から輝く状態になるそうです。いくら宗教を熱心に信仰し、祈ったり、あるいはお布施をしても、その人に合ったレベルの神様しかきてくれません。それゆえに、素晴らしい神様をお迎えするだけの、清々しい場所、自分にしておくことが、ワールドメイトでいう神人合一の道の基礎中の基礎になるわけですね。

生活の中に全てがあるというのは、まずは、身の回りの整理整頓から始まり、生活の知恵を身につけていかないとわかりません。その深い意味を知って、ただ今ただ今に研鑽し努力を重ねていかないといけませんが、その努力が神様が願う「真・善・美」にかない、愛を貫き清浄にして徳を積むことによって、人は深い感動に行き着くことができ、本当の幸せを掴むことができるのだと思います。

深見東州先生によると、道というのはどこまでも続いているように見えるが、道の奥には愛と歓喜があると言われていました。そこまで到達するのは、なかなかできることではありませんが、神様から引っ張り上げられると同時に、自分の中身が割れてパァーンと輝くときが、やがて訪れるのでしょう。

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