深見東州(半田晴久) 氏の年間イベント一覧
大成功で終えた日欧初の共催ツアー

「ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント!」は、日本のプロゴルファーにとって、勝利への意欲を非常に掻き立てる試合でした。

優勝賞金もZOZOチャンピオンシップに次ぐ、国内最高額ですが、このトーナメントに勝ったゴルファーには、DPワールドツアー(ヨーロピアンツアー)の今季の残りの試合と、2年間のフル参戦のシード権が与えられます。さらに欧州ツアーで活躍し、年間で上位に行くことができれば、今度は米PGAツアーへのシード権が与えられるので、上のステージへ飛躍したいゴルファーにとっては、大きなチャンスとなる非常に魅力的なトーナメントだったと思います。

日本ツアーには見られない世界基準のコースセッティング

昨年のJGTO賞金王に輝く比嘉一貴プロは、新たにJGTO賞金ランク3位までに与えられるDPワールドツアー参戦の権利を最大限に行使し、すでに主戦場をDPワールドツアーに移しています。ただ、参戦する権利にもいくつかのカテゴリーがあり、全ての試合に参加できるカテゴリーが与えられたわけではないそうです。

同じく参戦の権利を得て、いくつかの試合に出場している星野陸也プロになると、さらに試合を選べる状況には無いそうです。それだけに日本開催という地の利が活かせるだけに、このトーナメントの勝利を、比嘉プロや星野プロはもちろんのこと、他の多くのプロたちも、是非とも掴み取りたいものだったでしょう。

ただ今回はコースセッティングを欧州ツアー側が行い、フェアウェイやラフの芝の長さや幅を決めたそうです。芝が短く刈られ、グリーンのピンの位置もかなり端に切る欧州ツアー基準の、日本のトーナメントではみられない難しいコースに仕上がりました。昨年のJGTO単独開催となったトーナメントと同じコースとは思えなかったそうです。そのため地の利は活かせなかったかもしれませんが、逆にそれが選手を奮い立たせる面もあったようです。

今回DPワールドツアーからは、世界ランキング59位のルーカス・ハーバートを筆頭に、100位以内の選手が数名、200位以内になるとかなりの人数のプロが参戦しました。そのため、通常日本で開催されるトーナメントは世界ランキングのポイント付与が30から40というレベルで、最も高い大会でも50前後ですが、この大会は110を超えていたそうです。

ただZOZOチャンピオンシップになると180を超えるようですが、日本ツアーから参加できる人数が少ないですし、JGTOの賞金ランキングに反映されないという制約もあります。

今回、日本ツアーからはスポンサー推薦を含む50名が出場しましたが、賞金ランキングにも反映されますし、上位に行けば、世界ランキング上昇もかなり期待できる状況でした。

欧州勢が上位をほぼ独占する結果に

そんな状況で始まった、日欧初の共催トーナメントでしたが、無事、成功のうちに終えました。

試合結果ですが、上位を欧州勢が占める結果となりました。優勝は本命のルーカス・ハーバートでした。ルーカス・ハーバートは、飛行機に乗り遅れたようで、練習ラウンドやプロアマに参加できず、ぶっつけ本番で臨んだそうです。優勝インタビューでは、コースを調べ尽くしたくれたキャディのおかげで優勝できたと語っていました。

もちろんキャディの助言は大きかったと思いますが、実際のプレー見ると、非常に難しいショットなのに、狙ったところに打ち、見事にリカバリーしたり、パッティングも非常に安定感があり、実力がやはり違うと感じさせるようなプレーぶりでした。この優勝で世界ランキングも41位まで上昇しています。

昨年の12月、母国で開催されたDPワールドツアー「ISPS HANDAオーストラリアオープン」にも出場し、この時は10位タイでした。このトーナメントにはキャメロン・スミスやアダム・スコットなど、メジャーチャンピオンも数名出場したハイレベルな試合でした。

その頃はまだ国際スポーツ振興協会(ISPS)のアンバサダーではなかったと思いますが、ルーカス・ハーバート自らアンバサダーになることを希望したそうです。今回ISPSのホストプロとして優勝を果たし、さっそく貢献していますね。ちなみに昨年のJGTO単独開催でも、ISPSアンバサダーの桂川有人プロが優勝しました。今回は23位タイでしたが、ホストプロの連続優勝というのは非常に珍しいことですね。

2023

日本のプロたちも、3日目までは欧州勢に食い下がっていたのですが、最終日に、優勝のチャンスがあった星野プロや金谷プロが崩れてしまい、残念な結果になりました。日に日に難しくなるコースに対して、欧州勢に1日の長があったとも言えるでしょう。世界に出るための課題は浮き彫りになったと思いますので、これからの活躍に期待します。

プリンセス天功のイリュージョンが特設会場で開催

今回のトーナメントでは、ゴルフ場内でさまざまなイベントも行われました。ドックショーやモンキーショー、スーパードッグ&モンキーサーカスショー、そして中国雑技団のショーが連日行われていました。こちらはこちらで、かなり好評だったようです。子供づれで観戦する人たちには特に喜ばれていたようですが、大人も歓声をあげていたほど楽しいものでした。

最終日の試合が終わると、まずは表彰式が行われました。大会スポンサーの半田晴久会長(深見東州先生)、キースペリーDPワールドツアーCEO、青木功JGTO会長、優勝したルーカス・ハーバートによるスピーチが続きました。

そして今回、障害者のプロゴルファーとしてブレンダン・ローラー氏が参加しましたが、DPワールドツアーが欧州障害者ゴルフ協会(EDGA)の協力を得て開催している障害者ゴルフツアー(GD4ツアー)への寄付金の贈呈も行われました。今回のトーナメントでは選手がイーグルを取るたびにISPSから千ドルが贈られることになっていましたが、それを全て障害者ゴルフの運営のために寄付することになったそうです。

 4日間で40回のイーグルが出たため、4万ドルが寄付されました。

表彰式の締めくくりには、なんとDPワールドツアーの要請により、オペラ歌手でもある半田晴久会長(深見東州先生)が、ダニーボーイを美声で披露されました。これは3日目が終わった後のゴルフ場で、半田会長が歌のパフォーマンスをしているのをDPワールドツアーのディレクターが見て、ぜひ、表彰式の最後にやってほしいと言ってきたのだそうです。

さまざまな芸道を極める深見東州先生の面目躍如たる一面を、ゴルファーほか大勢の人たちが知ることとなりましたね。それにしても、いつどんな時、どんな場所でもすぐに歌えるというのはさすがだなと感心します。

さらにその後はゴルフ場内の特設会場にて、プリンセス天功のイリュージョン、ディスコフィーバーへと、試合が終わってもさらに夜までイベントは続きます(笑い)

プリンセス天功さんは、深見東州先生の歌を聴いて、涙が出たと言っていたそうですね。感受性が強い方なのでしょうね。

プリンセス天功一団によるイリュージョンは短いショーでしたが、非常に華やかなで、摩訶不思議な驚異的なマジックをしっかりと披露してくれました。野外という環境でも、さすが世界のプリンセス天功だなと思える見事なショーでした。

それに続くディスコタイムでは、キースペリーCEOも壇上に上がって、ノリまくりのダンスで盛り上がりましたね。天功さんもオーラ全開の優雅なダンスを最後まで見せてくれました。深見東州先生は、いつものように疲れ知らずの楽しいパフォーマンスで、率先して会場を盛り上げ、ギャラリーもそれにつられるように、一体化して盛り上がり、燃焼し尽くした名残惜しい一夜となりました。

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