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巨大津波が都市を襲う〜東海 東南海 南海地震

先日のワールドメイトのセミナーでは、地震発生の懸念について、いろいろとお話がありました。

東日本大震災クラスがおきると、連動して周辺の断層の動きも活発になるという話は、何度も報道されています。実際に房総沖や東京周辺で、巨大地震がおきる可能性を警告している専門家もいます。

そしてかなり前から、その危険性が言われているのが、東海地震や南海地震です。

先日も、「巨大津波が都市を襲う〜東海 東南海 南海地震」というNHKの番組が放映されました。

かなり見ごたえがありますが、こちらで番組をすべてを見ることができます。

「巨大津波が都市を襲う〜東海 東南海 南海地震」

それによると、もともと国が8年前に想定したものがあるそうで、3連動で地震がおきた場合、M8.7、震度7の巨大地震が襲い、地震で1万5千人、津波で1万3千人が亡くなるという予測なのだそうです。

未曾有の災害になることがわかりますが、各自治体でも防災対策を立てて取り組んでいるようです。

ところが今回の東北の大地震と大津波のあと、様々な事実がわかってきたそうです。

今回の巨大津波をおこした原因は、「プレート境目の浅い部分で陸側が50メートルも海側に移動した」ことにあるそうです。

そして同じことが、東海 東南海 南海地震の3連動地震にも十分おきる可能性があると指摘されていました。

そうなると、8年前の想定よりも2倍くらいの津波が来るというのが現実味を帯びてくるそうです。

特に高知県では20メートルの津波になると言われていました。

鎌倉でも、高台にある大仏のところまで津波が来ると言われていました。

したがって、現在の防災計画の見直しを、各自治体が始めるそうなのです。

たとえば名古屋港では、今の高潮防波堤の機能が役に立たないだろうと、現場の人が言われていました。

さらに大都市であり、川が縦横無尽に走り、埋め立て地など海抜ゼロメートル地帯は日本で一番広いとのことです。

海岸から10キロ離れた名古屋駅まで津波が到達し、市街地のほとんどが水没する可能性もあると言われていました。

では、その津波がいつ来るかと言えば、それは現代科学では予測不可能です。あえて言えば、今、この瞬間かもしれませんし、30年後かもしれません。いつ来るかがわからないけど、いつか来るというのだけはわかっています。

ところで冒頭にも書きましたが、巨大地震の後はスマトラの大地震でもそうでしたが、その後に連動して巨大地震がおきるということがあります。

スマトラ沖地震でいうと、2004年12月26日に発生し、マグニチュードは9.3でした。

この地震はジャワ海溝と呼ばれるスマトラ島北西沖からアンダマン・ニコバル諸島にかけてのプレートの境界が、1300キロ以上にもわたってずれた海溝型地震だそうです。
そのためユーラシアプレートに及ぼす力のバランスが変わり、それ以降周辺地域で大きな地震が増えています。

中でも2005年3月、インドネシアのスマトラ島西方沖、マグニチュード8.6。

2007年9月、インドネシアのスマトラ島南部沖でマグニチュード8.5。

など、震源を変えながら、周辺でマグニチュード8以上の大きな地震がおきました。

比較的同じようなプレート構造を持つ日本でも、今回の東日本大震災後に、同様なことがおきる可能性が考えられると言われています。

それから、日本の地震・防災関係者が最も懸念するのは、甚大な被害が予想される首都直下型地震の誘発だという人もいます。

海溝型地震の後に直下型が誘発されたケースは、東南海地震(昭和19年)後の三河地震(M6・8)や福井地震(M7・1)があり、今回の巨大地震との類似性が指摘される貞観地震(869年)の9年後にも、首都直下型の「関東諸国の地震」(M7・4)がおきたそうです。

東大地震研の平田直教授は「首都直下型が誘発されるかは分からないが、大きな地震は東日本全体で起きる可能性があり、首都圏も含まれる。首都直下型の発生確率は30年以内に70%とすでに十分高く、耐震補強や家具固定などの対策が重要だ」と話しています。

そう考えると、ここ数年が一番危ない時期だと言っても、言い過ぎではないかもしれませんね。

そのことを、ワールドメイトでも真剣に考えなければならないようです。

神様が早め早めに危機回避を教えてくれていることを信じて祈りたいと思います。

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