深見東州(半田晴久) 氏の年間イベント一覧
平成から令和へ、皇室と日本、世界の弥栄を祈念して

今上陛下がご退位され、新天皇陛下が即位されました。ワールドメイトでも、新たな時代の幕開けを祝し、素晴らしい時代になることを皆で願いました。

今回は、退位・即位に関するいくつかの行事を映像で拝見することもできました。改めて、上皇さま、上皇后さまのこれまでのご公務に心より感謝申し上げたいと思います。

 

そして、新天皇陛下の即位、新皇后さまの誕生を祝すとともに、とても頼もしく感じました。このたび皇位継承という伝統行事(国事行為)を執り行うことで、天皇という御位を戴かれたわけですが、身に備わる皇室の品格というものを、改めて強く感じた次第です。

こればかりは、皇室の方にしかないものだと思います。思えば外交官である雅子さまが、皇太子さまと結婚を決められた頃と、実際に皇室の一員になられた後では、瞬く間に皇室にふさわしい雰囲気に変わってしまったことを思い出しました。同時に、やはりそれだけの資質を持ってある方だったんだなと思いました。結婚に際しては色々な反対もあったようですが、本当に素晴らしい女性を選ばれたことを、そのとき確信しましたね。

天皇陛下、そして皇后さまになられる方に引き継がれる素晴らしい品格と伝統が、今後ともずっと続くことを願いたいと思います。

 

 

ワールドメイトに入会するずっと前なので、30年以上前になると思いますが、その頃私の身近なところにも、まだ天皇に対して、色々と否定的なことを言う人が少なからずいました。私も若く未熟な考えしか持っていませんでしたが、その人たちは日本の歴史を、また昭和天皇がどのような方だったのか本当に知ってるのかと、何度か議論したこともありました。

しかし、この30年の間に、そのような人たちは、ほとんど見なくなりました。少なくとも私の周りで、露骨に否定的な意見を言う人は見なくなりました。それは、今の上皇さまと上皇后の美智子さまの、これまでの誠実で真摯な歩みに寄るところがとても大きいのではないかと思っています。そして世界の王族やVIPたちが、日本の皇室に敬意を持つというのも、そのような天皇皇后両陛下のお人柄はもちろんですが、国民からの支持、人気が非常に高いこともあると思います。

 

また、2600年以上も皇統が途絶えなかったことも、日本人だけではなく、世界の人々にとって驚嘆に値する奇跡のようなできごとだと言えます。そのように述べると、さすがに神武天皇は神話の人であるとか、はじめの頃の天皇は実在したかどうかわからないと言う、学者さんたちの意見もあります。少なくとも5世紀の中国の史書には登場するので、1500年以上続いていることは誰しもが認めるところでしょうから、それだけでもすごいことだと思います。

さすがに直系の長男が代々継承するというわけにはいきませんが、今日まで男系天皇を守り続け、それを系図で確認することができますからね。

 

ただ近年、皇室典範の皇位継承において男系男子のみとされていることなどが、今後の皇位継承を不安なものにしていますね。歴史上には多く存在した女性天皇が認められていないことも含め、今後の安定した皇位継承に関する議論が活発になるのは必至でしょう。

保守派の人たちの中には、元皇族で男系が維持できている男子と、現在の皇室の女性たちとの結婚を望む声もあるようです。そのようになると男系が維持できるということなのでしょうが、逆にそのことが、皇室の女性が早く嫁いでいこうとすることにつながるという話も聞きます。そして、昭和天皇の時から側室を持たなくなりましたが、いずれにしても現代の風潮にはなかなか馴染みにくいものですので、この皇位継承を安定的にすることの難しさゆえに、なかなか思うように問題解決が進展せずに来てしまいました。

 

それから、懸念されている眞子さまの結婚問題のことなど、様々なことで週刊誌からパッシングを受けている秋篠宮家も、なんとか立ち直ってもらいたいものです。実質的に皇位継承ができるのは、現在秋篠宮家にしかいないわけですから、天皇となるにふさわしい帝王学を学んでもらいたいと思っている人は多いでしょう。

 

 

また、懸念される膨大な皇室の公務ですが、天皇皇后両陛下に過度な負担がかからないようになると良いですけどね。国事行為以外にも、宮中祭祀という大切な伝統儀式もたくさん祭行しなくてはなりませんし、また、被災地の訪問や施設慰問、来日使節団との接遇もあります。国内での様々な行事への出席も数多く存在します。何より両陛下には海外訪問で、国際親善にこれまで以上に大きな役割を期待する声もあります。皇室外交が日本にもたらした成果や影響を思うと、日本のためはもちろんですが、今後は、世界の安定と平和のためにも大事になるのではないかと思えます。

たただ雅子さまも体調が回復しているとは言え、無理をすると、どうなるのかわかりませんから、減少し続ける皇族の方達一人一人の役割分担は、今後ますます重要課題になると思われます。

新天皇陛下がご健在のうちは大丈夫でしょうけど、皇位継承、公務分担のことなどが、なるだけ早い段階で良い形が整うように願うばかりです。

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