深見東州(半田晴久) 氏の年間イベント一覧
深見東州バースディ個展「墨で個展個展、絵具で個展個展、見るのにてんてこ舞いの個展」を見て

深見東州バースディ個展「墨で個展個展、絵具で個展個展、見るのにてんてこ舞いの個展」の開幕式に行ってきました。開幕式に出るのは初めてでしたが、まず人の多さにびっくりしました。あまりにたくさんの人、人、人です。去年開幕式に出たワールドメイト会員から聞いて、去年も多くの人が来たとは聞いてましたが、今年はいっそう多く、会場のラフォーレミュージアムのホールに1200人がつめかけていたそうです。とにかくびっしりでした。

さて、いろいろ書きたいことは山ほどありますが、まずは、深見先生の絵画作品を観ての感想からまいりましょう。今年の新作品は、ワールドメイト会員の私は好きなのですが、深見先生独特のユニークな題材は少なくなり、花ですとか、日常の一コマだったりが多かったように思います。

しかしその全てを写実的に書かかれるのではなく、大胆なタッチであったり、抽象的な書き方であったり、それが見るものの想像力をとても掻き立てるものになっています。そこから色々なシーンが浮かびあがります。おそらく見る人によって、全然違う風景が見えていることでしょう。そんな遊び心があり、見てるだけで楽しく、ウキウキします。その人にふさわしい喜びに満たされた絵になるのです。これはもはや人間の巨匠の域を超え、神仙の人の描いた絵になってるのではないでしょうか。

 

技法では、一度塗り終わってナイフで削ったような絵もあります。いろいろな絵の具を重ねて、さらにまぜこぜにして、それを上から削ったようにも見えますが、とにかくその色合いが実に繊細で美しく見事なのです。しかもセンスの良い色の組み合わせになっており、華麗に、かつ気持ち良く調和しているのです。
もし、すべて計算の上でされているのでしたら、これは天才的です。すごいことです。もしも偶然ならば、もっと凄いことです。もはや神レベルと言えるでしょう。

上手な絵でも、色彩に関しては、どこか暗さがあったり、偏っていたり、物足りなさをどこかに感じてしまう私ですが、深見先生の描かれる絵は、逆にいつも色彩感覚の美しさ、鮮やかさ、新鮮さに驚き感心いたします。だから、どの絵の前に来てもおもわず立ち止まってしまい、じっくりとみとれてしまいます。色の使い方、色合いのセンスは色彩の魔術師マティスも凌駕されているでしょう。しかもその色使いのパターンは無限にあるかのごとくです。今年は特にパステルシックな色合いの花の絵が私は印象に残りました。

完成度が高いという言葉が、深見先生の進化し続ける絵画にふさわしいのか疑問ですが、少なくとも間違いないのは、今年も大きな進歩を遂げられているということでしょう。けっして、うまく描こうとかそんな意識ではなく、かなりの勢いで、一気に描かれているような作品もあります。そして、そのすべての作品が、いのちを宿しています。いきいきと輝いているのです。個性を放ってアピールしてきます。絵画の神に愛され、描くものすべてに、このうえない魅力が備わるかのようです。

 

深見東州バースディ個展

 

ワールドメイトで得た情報によると、今年は新作だけでも120点あるそうです。そして、去年よりも時間をかけて描かれているそうです。と言っても、画家の世界の常識からいけば、信じられないスピードになるのでしょうけども。

そして、今回は手とナイフとスプレーを使って描かれたということでした。それはもう見たことのないような技法が駆使されていると感じましたから、やはりそういうことだったのですね。しかしあのような作品は、技法だけを真似してできるものではないので、やはり深見東州先生の独特の発想による世界観があり、色使いのこの世ならざる美しいセンスがあってこそ描けるものでしょう。

 

それから、お部屋にどの絵でもいいから飾っていたい、そう思わせるのが、深見先生の描かれる絵画のもつ芸術性ではないかと思いますが、それは作者の高貴なる魂が、作品の中に込められているからなのでしょう。ワールドメイト会員で、深見先生の絵画のリトグラフを持つ人も多いですが、どなたでも購入でき、多くの方に人気だということです。

それも、見ているだけで、それからそれへと幸せなイメージが広がっていくような絵画です。一見して抽象的な感じの作品が多いのですが、タイトルを見て、また絵を見ると、そこから想像の世界へと果てしなくつながっていくのでした。なにを想像するのかは、見る人の感性しだいというところでしょう。それもまた、素晴らしいことです。型にはまらず、自由自在のなんでもありの感覚で描かれていらっしゃるようなので、見てる方もさまざまな印象やイマジネーションの広がりがあるのではないかと思います。

おそらく、絵を志す人が見れば、相当にインスパイアされると思います。あまり芸術にたしなみのない私でも、深見先生の絵画を見たあとは、気持ちが清々しくなり、頭が冴えてくるのですから不思議です。そして、気持ちが穏やかに、豊かになった気分を味わいます。先日は「深見東州自選画集」を紹介しましたが、その第二弾、第三弾が早くも待ち望まれるところです。

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