深見東州(半田晴久) 氏の年間イベント一覧
ワールドメイトで学んだ栄光をつかむ易経の教え「陰極まりて陽」

先日、ワールドメイトの冬神業で、10年前のビデオになりますが、深見東州先生が清水選手のお話をしている時のものが上映されていました。清水選手と言うのは、11年前の長野オリンピック500メートルで金メダルを取ったスケートの清水選手のことです。

 

その頃の清水選手関係の記事から少し転載します。

「冬になって氷上の練習が始まると、一段と厳しかった。清水はそのころの思い出を『おやじには殴られたし、けりも入ったなあ』と懐かしそうに話す。母の津江子さんは『よく転ぶ子で、あきらめると父親に殴られた。だから、宏保は転んでも起き上がるのがだれよりも早かった』

父の均さんは清水が小学生のころ、既に胃がんの宣告を受けていた。『いつまでもお前のそばにいられない。早く一人前になれ』。父親の言葉の意味を、清水は知っていた。だから、苦しい練習にも弱音を吐かず、歯を食い縛った。

がん末期で入院している父親を見舞いに行くと、『こんな所に来ている暇はないだろ』と追い返された。
通夜の日も葬式の日も、練習は休まなかった。『お父さんはきっと、走れって言うだろ』。泣きながら、街の中へ一人で飛び出していった。」

というような記事がありました。

 

清水選手が金メダルを取るまでには、父親のスパルタ教育がありました。その父親は7年間闘病生活をしていましたが、見舞いに来るひまがあれば練習しろというほどの厳しい方で、亡くなられた後は、母親がその父の意思を引き継ぎます。そして7年間土方をしてまで、大学の学費を稼いで清水選手の練習を支えたそうです。そのような母親の姿を、父親の姿をみている清水選手には、金メダルを取るという思いが、ものすごく極まっていたことでしょう。その人知れず苦労した陰の要素が極まった分だけ、オリンピックで金メダルを取るという栄光の陽に、バーンといくということです。そのように陰極まりて陽に転ずるというお話をされていました。

 

死後の人間がいける最高の位といわれる兜率天に行く人も、この世で受けた様々な辛酸や苦労を、すべて陰の要素として受け取めて極めていくと、その正反対の兜率天に行くのだそうです。もちろん、他の要素も必要ですが、陰極まりて陽、その陰が深い分だけ、陽が高い。これが易経の教えになるそうです。

 

ところで深見東州先生の場合も、お父さまがグシャグシャなことばっかり、無理難題を言われる方で、それでいて迫力が物凄くて逆らえず、日々厳しい目にあってこられました。神の道に行くしか救いがないという、あられもない環境だったので、その陰の極まり方も半端じゃなかったのでしょうね。だから、今、様々な分野において、大きく物事が開いて行かれているのでしょう。

深見東州先生は、今は金メダルの上を行くような、ダイヤモンドのメダルを目指して精進を続けるつもりです、といわれていました。「愛が本物ならば、極まった精進に出なければその愛は本物ではないでしょう」とも言われていました。もちろん苦しみすぎて、それで自分を不幸に感じてしまうようになるとだめになってしまいます。この世で自分を幸せにできない人は、あの世でも幸せな霊界には行かないという、霊界法則がありますからね。

 

ということで、大きな栄光をつかむ法則は、陰である影の努力を極めた分だけ、苦しみも大きかった分だけ、失うものも大きかった分だけ、その分だけ、その反対の陽の世界が大きく開かれるのがこの世の法則と言う事になりますね。そのことを肝に銘じて、ぜひ励みにしたいものです。

では、また次回に。

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