昨年はルーキーイヤーの秋葉プロが劇的な優勝を飾りましたが、今年は海外選手のピーター・ファウラーが、最終日に圧巻の11バーディ、ノーボギーの「61」を叩き出し、逆転優勝を飾りました。耳慣れない選手ですが、レギュラートーナメントは主にヨーロピアンツアーを主戦場にしていたそうです。1度ですが、優勝の経験もあり、シニアになってからはヨーロッパシニアツアーで5勝をあげているそうです。
ゴルフにそれほど詳しくない私が名前を知らないのも当然かもしれませんが、とても大きな選手で、体を支えるのにいつも膝や腰などに負担がかかってしまい、持病が絶えないそうです。ラインを読むために屈むときも、片膝は伸ばしたままという、妙な格好でしかできないそうです。
そんな持病を乗り越えての、見事な日本シニアゴルフツアーでの初優勝でした。これからも、日本選手にとって強敵となりそうな選手です。
関係ありませんが、ファウラーといえば、リッキー・ファウラーを思い出しますが、松山英樹の2016年のツアー初制覇の時のプレーオフでは、激闘を繰り広げた相手でした。今週から始まるISPSハンダ ワールドカップ オブ ゴルフに、両者とも母国の代表として出場するので、その対決も見所だと思います。
さて、68歳以上のスーパーシニアでは、同スコアながら、中村忠夫(69)プロが佐野修一(68)プロを破って優勝しました。1位が同スコアで並んだ場合は、年齢が上の人を優勝とするルールに従い、プレーオフはしないそうです。
中村忠夫プロも佐野修一プロも、この日ホールインワンを出すなど、大熱戦だったようですが、この日エイジシュート66で回った中村プロが、優勝は2000年以来という感激の勝利となりました。
それにしても、この試合では75歳の人も元気に出場していたそうです。ゴルフの良さの一つは、高齢者でも現役時代と同じようにプレーを楽しめることでしょうか。また、ゴルフをやっている人は、何もやってない人より、寿命が10年くらい延びるようなことを解説者が話してましたが、あながち根拠のない話ではないようです。歩くだけでなく、ストレスの解消にとっても、自然の中ですしとても良いのでしょう。
今回の主催者である国際スポーツ振興協会の半田晴久会長(深見東州先生)も、そのような健康管理の面からゴルフを続けられてきました。
深見東州先生の場合、絵画や音楽などの創作活動に加え、本業としては、予備校や時計の商社や出版業など多岐にわたり、そして国内外における国際問題、人権、宗教、教育、政治、経済、外交、スポーツなどの国際会議を開催したり、また、関係機関の要職に就いておられます。
そして、世界各地での医療活動や人権保護などの活動で、弱者の救済に、実際に長年取り組んでこられました。また、世界中でスポーツを推進し、自ら博士号を取得し、学術・大学教育関連や、貧困で苦しむ人への教育機会の支援などにも熱心に取り組まれています。
そして列国議会同盟のような世界的な政治組織や、国連機関、国内外のシンクタンクとも協力されて、社会への貢献をされてきました。
そんな多忙の上に公職も多いため、健康管理は最も重要なテーマになるかと思います。ゴルフをされていなかったら、到底健康を維持できなかったかもしれませんし、体力的にも続かなかったかもしれません。
もちろん、初めはブラインドゴルフへの取り組みの中で、ゴルフもされてきたのではないかと思います。そして、ブラインドゴルフがより広がるのであればと、シニアの支援も始められ、レギュラーへと繋がって、トレーナーの育成やジュニアの育成など、世界のゴルフ界全体を支えていくような取り組みへと規模が広がってきて、ご自身のゴルフの腕前も上達されてきたのだと思われます。
そのようにゴルフを支援され、みずからゴルフに励んでこられた過程で、結果的には思いもよらぬような世界の要人達やVIPとの人間関係も築くことができ、さらに大きな活動へとつながってきたのではないかと思います。
そのようにゴルフは、単なる健康管理にとどまらず、深見東州先生の活動に様々な広がりを与えてきたように感じています。
ゴルフは他のスポーツと比べても、とても紳士的で、穏健なスポーツのようなイメージがあります。ゴルフを通して社会のために貢献できることは、まだまだたくさんあるような気がしています。また、ゴルフを通して、深見東州先生の最終目的である世界の平和に向けても、何か具体的なものがさらに出てくる気がします。
あまりに活動内容が幅広くて、深見東州先生の活動の一面や二面しか知らない人からすると、何をやっている人なのかまったく理解できないと思いますが、全体を俯瞰してみることができれば、どれも繋がりがあって、一つの壮大な物語のようになって進んでいることに気がつくかと思います。