
ゴルフ好きのワールドメイトの知人から、「ザ・ネルソン・マンデラ チャンピオンシップ presented by ISPSハンダ」は、南アフリカの選手が優勝したと聞きました。
先日、トーナメント開催の紹介をしましたので、簡単ですが結果も紹介しておこうと思います。
ベストテンに、さすがに地元、南アフリカの選手が4人はいってますね。本来4日間ですが、終わりを一日早めたようなので、三日間のトータルで決まったそうです。ワールドメイトの知人によるとトップが-15、上位9人が-10以上のスコアですから、かなりハイレベルの争いだったそうです。
コースはこんな感じのところです。美しいコースですね。
ところで、「ザ・ネルソン・マンデラ チャンピオンシップ presented by ISPSハンダ」の収益金は、全額ネルソン・マンデラ・チルドレンファンドに寄付されるとのことです。
ネルソン・マンデラ・チルドレンファンドとは、マンデラ元大統領が立ち上げたチャリティのひとつで、子どもたちの支援を目的とするものです。
特にエイズの危険にさらされている子どもたち、孤児たちへの支援に力を入れられているようです。また、今、南アフリカにネルソン・マンデラ児童病院を建設するために動かれているそうです。なにしろ児童病院は、アフリカ全土で、4つしか無いそうですから非常に深刻な問題です。
ご存じのように、アフリカはHIV感染者が最も多い大陸です。特に、南アフリカは世界一多いです。多い年は一日1000人以上がエイズで亡くなっていたそうです。今は減ったとはいえ、それでも毎日600人が命を落としているとも言われています。統計では、人口5000万のうち、600万人がHIVに感染しているそうです。
特に今年の春、女子生徒28%がHIVに感染しているという衝撃の統計結果が報道されました。また、妊娠した女性徒は9万4000人(2011年)いたそうですが、母親が感染していれば、生まれてくる子どもも感染しています。母子感染した子どもを含めたエイズ孤児は、現在210万人以上いるそうです。これはもう半端ではなく困難な状況です。
南アフリカに一刻も早い、最新鋭の児童病院の建設が急がれます。