ハンダ・ファウンデーション(4)〜パンデミックと大洪水〜

ハンダ・ファウンデーション(3)からの続きです。ここまでは設立以来、活動を拡大しているハンダ・ファウンデーションについて、あらましを紹介しました。今回で一区切りにしますが、昨年2020年からは、新型コロナの流行や水害などの発生により、これまでにない危機的な状況に直面します。

新型コロナウィルスによる影響

まず、世界的なパンデミックにともない、カンボジア政府厚生省から協力の依頼があります。それを受け、内科病棟の一つを新型コロナ患者の隔離病棟に改装して対応し、優秀な医師や看護師がボランティアで、コロナ患者への適切なケアを学びます。

カンボジアは、比較的パンデミックを抑えてきた国だと思われていますが、やはりビジネスが停滞し、工場が閉鎖されるなどの影響が出ていました。ハンダ・アカデミーに子供を通わせている多くの家庭が世帯収入を失いました。そこでアカデミーのスタッフたちは、この1年間、食料や衣類を、そのような困窮する家庭の自宅まで無料で届け,生活を支え続けました。

100年に一度の大洪水が発生

10月には、カンボジア北西部に100年に一度の大洪水が襲います。ハンダ・ファウンデーションらの医療スタッフは、その洪水の中を、町から町へと移動しながら、避難した人々に物資を配り、また必要な人には診察を施しました。

3日間で約500人の住民の方々に無料で診察や相談、薬の提供を行い、1000本以上の老眼鏡と2000本以上の歯ブラシを配布。バッタンバンのキリスト教会の協力で行われました。

アカデミーに通う家族だけではなく、地域で被災し、テント暮らしや避難を余儀なくされた人たちに、お米や食料品を配布しています。

 そのように未曾有の困難が続く中でも、恵まれない人々を救うため、スタッフを育成しながら、機器の改善や、新たな施設の建設を続けているそうです。

深見東州先生とのつながりにより、世界からの寄付が集まります

ハンダ・ファウンデーションは、強力で世界的な諮問委員会によって支援されています。スタンフォード大学、ロンドン大学衛生熱帯医学大学院、カーティン大学などとも提携しています。また、アメリケアやメッドシェア、など、たくさんの病院や組織から、毎年医療品などの寄付を頂いているそうです。

そのような、国際顧問団や世界的な著名人から構成されるペイトロンチームが支援しています。

それらは、深見東州先生と世界の友人や仲間たちによって可能になっています。ハンダ・ファウンデーションのホームページを見ると、米国PGAからも多額の支援を受けていました。

そのように、深見東州先生とその友人たち、またワールドメイトは、25年にわたり、カンボジアの発展と内戦からの復興を惜しみなく支援し続けてきました。今回紹介してきた活動以外にも、シアヌーク病院にはじまり、カンボジア大学の設立と支援、ワールドメイト未来の光孤児院、東南アジアテレビ局の開設、カンボジア赤十字社の様々な取組への支援、などなど多岐にわたります。

その支援額は3億米ドルにものぼるそうです。さらに、その支援額の何倍、何十倍もの効果をあげてきたと言えるでしょう。これは福祉活動に限らず、深見東州先生が関わる全ての活動に言えることですが、単に資金援助をするだけで終わることはないと思います。

資金の支援によって、その効果が最大に発揮されるように、資金の何十倍もの良い影響が社会に現れるように、しっかりと知恵をめぐらし準備を行い、一石4鳥5鳥になるような取り組みをされていると思われます。

以上、ハンダ・ファウンデーションの2012年から2020年までの活動を紹介してきました。以下の動画では、映像で、その活動のあらましを見ることができます。

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