今回もHANDA.TVのことですが、株式会社ミスズによる「ハイゼック」ローンチバーティ&半田晴久社長のヤーマン&ストゥービ、プレジデント就任会見イベントを見ることができます。
芸能人やスポーツ選手、そして恒例になりつつあるミスユニバースの美女たちも登場し、なかなか楽しいイベントになっています。深見東州先生が有名人たちと繰り広げる軽快なトークが見ものです。
ミスズによる新取り扱いブランド「#ハイゼック」のローンチとスイスの高級腕時計メーカー「#ヤーマンアンドストゥービ」のプレジデント就任発表会にゲスト出演しました!ゴルフウェアに合う時計を探していたので欲しくなりました!衝撃に強いという点も◎#ミスズ2017年新作ウォッチコレクション pic.twitter.com/LDnHkYsl2L
— 三枝こころ Kokoro Saegusa (@kokoro_s) August 1, 2017
もちろん、新しく取り扱うブランド「ハイゼック」の紹介と、ヤーマン&ストゥービのプレジデントを引き受けられた経緯にも触れられていました。本当はこちらがメインでしょうから、まず、ヤーマン&ストゥービのプレジデントに就任された経緯を書いておきます。
私も初めて知りましたが、ヤーマン&ストゥービという会社は、バルカンというスイスの名門時計ブランドを所有しているオーナが所有していたそうです。今回、そこと共同経営の契約が切れるにあたり、ヤーマン&ストゥービを切り離し買い取られたそうです。いろいろと相談をヤーマン&ストゥービから受けていたそうです。ヤーマン&ストゥービのCEOダニエル氏からも、ぜひ半田社長に買い取って欲しいという希望があったようです。
そこで、深見東州先生(半田晴久ミスズ社長)も、いくつかの理由で買収することにされたようです。
まず、ヤーマン&ストゥービは、ゴルフに特化した機能を備えたブランドであり、競合メーカーがありません。衝撃に強い機械式時計では、リシャールミルが有名ですが、特にゴルフに特化した機能を備えているわけではなく、しかも数千万という高額なお値段です。ヤーマン&ストゥービも決して安いとは思いませんが、これだけの機能を備えていることを考えるとかなり安いそうで、数十万から数百万の時計を製作しています。
Japan Times 2017年8月8日付紙面より
そもそも、時計業界とゴルフ業界の両方をやっているのは、深見東州先生(半田晴久ISPS会長)しかいらっしゃらないでしょう。ということは、世界中のゴルファーや関係者に、ヤーマン&ストゥービの存在を知ってもらうのに、これほど適任の方はいないと思われます。
ゴルフ界ではロレックスやオメガなどの世界的な時計メーカーがスポンサードする大会やツアーが目立ちますが、ヤーマン&ストゥービと製品が競合するわけではないので、だんだん浸透していくような気がします。
そして、ヤーマン&ストゥービは小さな会社だそうですが、それでもスイスの時計メーカ一のオーナーになると、年商数百億とかの世界的なメーカーのオーナーとも対等にお話をすることができるそうです。そうすることで、スイスの時計メーカーと日本市場の架け橋になりたいと思われているようです。
スイスにはスイスのビジネスのやり方があると思いますが、日本のビジネスの慣習に合わない部分もあるようです。それで、日本ではこうした方が良い、こうやると受け入れられるという観点で話をされるのかもしれません。スイスの時計業界と日本の時計業界が、Win Winの関係になればいいと考えておられるようです。
そこで以前聞いた話を思い出しましたが、香港の、時計などを輸出する業者と取引された時、その責任者に日本のビジネスのやり方や、日本で受け入れられるやり方を細かく教えたそうです。そうしたところ、その香港の業者は日本で成功することができて、大変感謝していたそうです。海外のメーカーや業者が日本に進出するとき、うまくいくかいかないかは、そんな細かいノウハウにあるのかもしれません。
もちろん、逆もあり得るわけで、日本人が海外で成功するのには、相手国のことを知って、適切な対応をしなくてはうまくいかないでしょう。日本のビジネスにも、欧米のビジネスにも、どちらにも精通されている深見東州先生しかできない、スイスと日本の大きな架け橋となる可能性を、話を聞いて感じました。
1000万円近い時計なんて、憧れちゃいますね…!#ミスユニバース #福岡佳奈子 #準グランプリ #ハイゼック https://t.co/Pc1ayEUe7w
— JALEE (@jaleeffn) August 7, 2017
そして、新たに取引が始まる「ハイゼック」というブランドですが、こちらは先ほどのバルカンのオーナーが経営する、スイスでも随一と言われる時計店に行ったときに初めて見たそうです。そこでときめくような時計だなと感じ、まだ日本には入ってないということで、そのメーカーのところに行き、取引をしようと思われたそうです。
実際には、日本にも取り扱っているところがあったそうですが、それを受け継いで輸入元になったそうです。何しろデザインがアバンギャルドなので、15年前の日本市場では時期が早すぎたのかもしれないと言われていました。
しかし近年では、パテックフィリップや、オーデマ・ピゲ、そして今はウブロが世界的に人気だそうです。ウブロやオーデマ・ピゲが人気がある時代になり、さらにその先を行く前衛的なハイゼックを受け入れる時代になってきたのではないかと言われていました。
ロジェ・デュブイという、斬新なデザインで高品質な時計を製作するメーカーがありますが、そこの共同CEOのアルジョード氏が、株式をリシュモンググープに売却した資金で立ち上げたのが、ハイゼックだそうです。
ハイゼックをネットで調べると、「1996年に創業者ヨルグ・イゼックが設立。独創的なモデルを発表し、知名度が高まるものの、2006年にヨルグ・イゼックが会社を離れたことで、ブランド名をハイゼックと改めました。2008年には自社開発ムーブメントを製作するが、その第一弾をトゥールビヨンとしたところに、ハイゼックの技術力を満天下に知らしめたといえるでしょう。」と書かれていました。ヨルグ・イゼックの時計は、日本にも入ってきていたようです。
一方、ロジェ・デュブイを調べると、2008年にリシュモングループに株式を売却し、傘下になったと書かれていました。その頃にアルジョード家がハイゼックを買収し、新たにロジェ・デュブイから優秀な技術者を連れて来て、新しい現在のハイゼックになったようです。
そしてアルジョード家というのは大変な資産家だそうで、そのためハイエンドな時計を作っても、それほど高額に設定する必要がないそうです。だいたい2割くらい割安の値段設定にしているとのことです。
現在は、その子息のラルフ・アルジョード氏があとを継いで、今回来日して挨拶をされていました。深見東州先生(半田晴久ミスズ社長)のことを、あらゆる時計のことに精通し、しかも大変な目利きだと言われてました。ハイゼックのアンバサダーとして、これほど適役の人はいないと、信頼している様子が伝わってくるお話をされていました。
そのあとは、モデルやプロゴルファーのジャンボ尾崎プロ、片山晋呉プロ、堀川未来夢プロ、長谷川祥平プロ、タレントの錦野旦さんや三枝こころさん、ミスユニバースの宮﨑みやこさん、今年のグランプリの阿部桃子さん、準グランプリの福岡佳奈子さんが登場し、新作時計のファッションショーや楽しいトークショーが楽しめます。その様子もしっかりとHANDA.TVで見ることができます。
先日書いた、こちらの記事でも、ある程度のことは紹介しています。