国際スポーツ振興協会、谷原秀人プロ神ってます

先月は、国際スポーツ振興協会と、PGAツアーオブオーストラレイジアが合体するというニュースに、日本のゴルフ界のグローバル化への期待が出てきました。

なぜ、男子ゴルフのグローバル化の遅れが指摘されているのか? ゴルフ好きのワールドメイト会員がいうには、日本ツアーだけが、あまり他のツアーとのコンサンクションに取り組んでこなかったから、と言ってました。アジアンツアーとは、年2、3試合の共同主催があるそうですが、欧州や南アフリカ、豪州とは全くなかったそうです。

欧州PGAツアーとは、以前そういう共同開催の話もあったらしいですが、うまくいかなかったようです。国際スポーツ振興協会の半田晴久会長(深見東州先生)は、共同開催するには、テレビ放映が鍵になると言われていましたが、何かそのあたりに、解決しなくてはならないことがあるのかもしれません。

ゴルフの素人からすると、ヨーロッパや南アフリカは地球の反対側であり、共同開催するには、かなり大変だろうなと思います。しかし、オーストラリアやニュージーランドであれば、時差も少ないし、距離的にも現実的に可能だなと感じますね。あくまで素人の意見ではありますが、国内男子ツアーと、PGAツアーオブオーストラレイジアの共同開催が可能になると面白そうだなと思います。そして、何よりグローバル化の遅れを取り戻すきっかけになるかと思いました。

 

日本プロゴルフ選手権最終日優勝が決まるまで

 

ところで、国際スポーツ振興協会所属の谷原秀人プロが絶好調のようです。
ワールドメイトの知人からも聞いていましたが、2週連続で国内ツアーを制し、しかも、メジャーである日本プロゴルフ選手権を、劇的な大逆転により制しています。その谷原プロに優勝目前で逆転されたのが、昨年のISPSハンダグローバルカップで、海外の強豪選手を抑えて優勝した武藤俊憲プロでした。何か偶然ではないものを感じてしまいます。

しかし武藤俊憲プロも、昨年久しぶりの優勝を飾って以来、今年も好調のようで、先日のISPSハンダグローバルカップでは終盤に追い上げ、アルバトロスも出ました。アルバトロスが出るのは100万回か200万回に一度くらいだとも言われています。にもかかわらず、今回の日本プロゴルフ選手権でもアルバトロスを記録し、神っていると言われていたようです。

しかし、その神っていた武藤プロをも上回るほど神っていたのが、最終日の谷原プロだったようです。

終盤に池につかまり、これでもうダメかという時、うまくパーで収めたのがよかったと、ゴルフ好きのワールドメイト会員の解説でした。しかし、それでも3ホールを残して4打差があったので、普通なら逃げ切られるところでしょう。武藤プロも、この日は出足から5連続バーディを取るなど絶好調のようでした。しかし、それを上回る谷原プロのバーディーラッシュで、ついに武藤プロも残り3ホールでボギーを2度出してしまいました。それで追いつかれ、プレーオフに持ち込まれて、決着がついたそうです。

この武藤プロの最後のロングパット、これがふちで止まり、勝負がつきました。

武藤

 

一緒に回ったもう一人の選手とともに、3人が3人とも素晴らしいプレーを連発していたそうで、そんな時に限ってテレビ中継に映らず、ファンに見てもらえなかったことを、倉本PGA会長が残念がっていたそうです。雨による2度の中断のため、テレビ放送の枠内に終わらず、一番いいところで、テレビ中継が終わったそうです。

この優勝によって、谷原秀人プロは、国内の賞金ランク2位に躍り出たそうです。金額で見ると、一位の金庚泰プロと、ほとんど差がありませんでした。日本選手の存在感を示す上でも良かったですが、これで賞金王争いが俄然面白くなってきたようです。

 

また、本来ならば、オリンピックの日本代表にも選ばれる成績だったそうです。松山英樹はすでに出ないことが報道されてましたが、谷原プロも、当初から出る予定にはしてなかったそうです。治安のわるやジカ熱の問題もあるので、これは本人の判断を尊重するしかないでしょう。男子は、世界ランカーの1位から4位までの選手が辞退し、それ以外にもかなりの上位選手に辞退者が出ているようです。屋外のスポーツだけに、ジカ熱も治安の不安も払拭できなかったのかもしれません。辞退したジェイソン・デイもジョーダン・スピースも、4年後の東京大会には前向きな発言をしていました。

 

余談ですが、男子に比べて女子プロたちは、オリンピックにかける意気込みが、かなり違っているようです。ほとんど辞退する選手がいませんし、それどころか、出場資格を得るために熾烈な戦いが行われてきました。出場できなかった日本の渡邊彩香プロや、韓国のイボミプロの悔しい思いは、男子のそれとはかなり違うものを感じました。

そして、世界ランクトップのリディア・コは、オリンピックの金メダルはどれくらいの価値がある? メジャーより大きいのか、それとも同じなのか? という質問に、「全ての試合がそれぞれに特別。メジャーはそれぞれ、伝統を持っている。試合はすべて違う。でも私にとっては、多分オリンピックは一番上。とっても興奮しているの。メダルはもちろん素晴らしい。オリンピックにはメダルや結果のことだけを考えるよりもたくさんの楽しいこともある。もうあと2カ月半を切ったのが信じられない。とても早いわ。ゴルフにとって素晴らしいことになると思う」と、以前のインタビューで答えていました。

 

リディア・コに限らず、女子ゴルファーたちは、オリンピックの価値は特別と思ってる選手が多いようです。ちなみにリディア・コは半田晴久ISPS会長 (深見東州先生)と親しいそうですが、国際スポーツ振興協会のインターナショナルアンバサダーにも就任しているそうです。

さて、世界の男子ゴルフは、今月はメジャーが続きます。今日から全英オープンがスコットランドで開催されています。そして28日からは全米プロゴルフ選手権が開催されます。この二つには、谷原秀人プロも出場が決まってるそうです。世界の舞台でも活躍を期待したいところです。

 

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