現実を見るのは3割、未来の夢を7割に

ワールドメイトに入会して、いろんなことを学びましたが、その中でも「物事をやり通す」ことに関して、よりたくさんのことを学んできたように思います。
もしかすると、一番大事なことだったのかなと、最近になってそう思うようになりました。

当たり前のことですが、何をやっても続かない人は、何もものにすることができません。
たとえば先日のオリンピックを見てもわかるように、そこに出るような選手は、少なくとも一つのことを何年も、何十年も練習し続けてきている人ばかりです。そうじゃなければ、オリンピックでメダルを獲るどころか、出場することもできません。

仕事をするのでも、何かの趣味をするのでも、ずっとやり続けてきた人は、何かものになるものを持っているケースが多いです。そうすると、現実的にその人の財産になっていると思います。音楽であっても、仕事の技術であっても、語学の習得であっても、それが直接その人の財に結びつくことにつながるでしょう。
その理由だけでも、やり続けることの大切さは、どなたにでも理解できるところです。

もちろん、続けたと言っても、それで一定以上のレベルになってなければそうなりませんが。また、需要が全く無い分野でしたら、そうならないのかもしれません。

 

ワールドメイトでは、さらにもう少し深い部分まで、やり通すことの大切さを学ぶことができました。それは言葉ではうまく書けないような内容なので、割愛しますが、それをわかってきてからは、人生観がかなり変わりました。

一方で、一つのことだけを一生かけてやるのも良いですが、いくつものことを生涯でやれる方が、より良いことにも気がつきました。

たとえば、ワールドメイトの深見東州先生が良い例えになります。深見東州先生は、15歳から信仰の道に入り、10代から20代にして、堅固な信仰心を身につけられています。そして学生時代には、語学を本格的に学ばれます。卒業してからは、経営者として必要なことを、すべて身につけていかれました。また、主に30代の後半からは、声楽や絵画など、様々な芸術活動にも取り組み始め、また、ゴルフにも取り組まれて今日に至られます。

知ってる人はその多彩さにも驚きますが、本当に驚くことは、そのほとんどを止めずに続けられていることです。途中で間が空くことがあっても、完全に止められることはないようですね。だから、たくさんの分野で、一流の域に達しておられるのでしょう。

と、文章で書くのは簡単ですが、実際にそこまでは誰も真似のできない域だと思います。
しかし、10年ごとに一つの分野をものにしていくペースなら、死ぬまでに4つも5つもの分野において、素晴らしいレベルになることは可能かもしれません。現に、そんな複数の分野で活躍する人は、世の中にたくさんいらっしゃいます。

 

ということで、そんな複数の分野で活躍することは理解できますが、そこまでいかなくても、一つの分野でも良いので、立派なプロレベルにまでなることができれば素晴らしいと思います。内容やレベルにもいろいろあると思いますが、それは、継続してやり通したことの結果だと思います。

では、何かをやり通してものにするには、普通は、一生懸命やって10年くらいはかかるかと思いますが、それもなかなか簡単ではありません。分野にもよりますが、かなりの人が4、5年も続けば良い方で、途中でやめてしまった経験がある人が多いでしょう。目標を持って10年続けることが、まずは最初の関門になるのかもしれません。とりあえずそこを越えると一定のレベルにはなっているでしょうし、他人からも評価され、仕事に関係することであれば、お金に変わるレベルになっているように思います。

 

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私のことになりますが、今まで3つのことを長くやり続けてきました。しかし、いずれも8年目あたりで、なぜか挫折を味わいました。人によっても違うと思いますが、必ずどこかで挫折するような苦しみがきたり、ある程度のレベルになってくると、それ以上伸びないという壁にぶち当たり、もうやめてしまおうと思うことがあるのではないでしょうか。
そこを乗り越えるのは、かなりのエネルギーを要しました。まだ、そこを超えられてない分野もあります。

そんな時、私が励まされた言葉を、今日は一つだけ紹介しますが、ワールドメイトに入会して間もない頃だったと思います。

深見東州先生が、あまり現実を見過ぎないようにと話されたことがありました。現在直面している現実は、過去の結果から来たことなので変えることはできませんが、しかし未来は変えることができます。ですから、夢を持つようにというお話でした。

あまり現実を見すぎると、過酷な現実の結果に嫌になってしまうことがあります。すると未来に素晴らしい夢を持つことができなくなってしまいます。それでは未来も、あまり大した未来にならないでしょう。

かといって現実をまるで見ないで、夢ばかり見ていても、現実を逃避するだけで終わってしまう人になるかもしれません。私の周りにも、自分の置かれた状況を全く見ずに、現実離れしたことばかり言う人がいましたので、よくわかります。

なので、現実を見るのは3割程度にして、7割は夢を見るようにというようなお話でした。それを聞いて気持ちが変わり、やる気になって、そのあとも続けてこれたように思います。とても、私の好きな言葉の一つとなっていますので紹介しました。

そのように、どうしたら物事をやり続けることができるのか、そのための工夫の数々を、ワールドメイトで学んできたように思います。

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