昨年の12月に、株式会社ミスズと東京芸術財団の主催で開催された、「サンタも脱帽する、クリスマス時計宝飾展示会!!」の紹介動画がヒストリーチャンネルで放送されました。YouTubeのTOSHUチャンネルにもアップロードされています。
すでに一月が経ちましたが、ワクワクする盛りだくさんのクリスマスイベントでした。
ファン・ビンビンがお台場に
深見東州先生は、毎年趣向を変え、これでもかというくらいドキドキする企画を考え実行されますね。中でも昨年の目玉は18日のファン・ビンビンを呼んでのトークショーだったと思います。ファン・ビンビンのファンも大勢駆けつけていました。登場する前から会場内の期待値が膨れ上がる中、登場した瞬間にマックスとなってため息と歓声に包まれ、会場の空気は一変しました。
トークショーの内容が頭に残らないほどの、見惚れる美貌とスタイルの良さとカリスマ性は、想像していた以上でしたね。トークショーが終わった後、しばらくしてホテル内のロビーに現れ、たまたま居合わせた人たちはちょっとしたパニックになってました。偶然にも間近に見ることができた僕はラッキーでしたね。
武尊とのトークショーと、大阪プロレス
19日は K1の武尊が登場しました。その半年前に行われた武尊と那須川天心のキックボクシング頂上決戦では、凄まじいパンチとキックの応酬を繰り広げましたよね。結果判定で敗れはしましたが、号泣しながら頭を垂れて引き上げる途中何度も何度もファンの励ましの声援に頭を下げる姿には、胸をえぐられるような心うつものを感じました。
最後に深々とリングの方向に向かって泣きじゃくりながら深々と頭を下げた時は、自然と涙が出そうになりました。敗者の美学というものがあるとするなら、この日の武尊がそうだったのかと思います。前半の劣勢を挽回し、最後まで前に出て激しく打ち合い、最終的に勝負には敗れましたが、見る人の心を揺さぶり鷲掴みにする、格闘家としての誇り高き生き様というものを感じました。
試合後はバラエティ番組にもよく出演しているようですけどね。プレバトでは子供服を自分でデザインし縫製する技量を見せ、デザインセンスの良さにもびっくりしました。激しいファイトスタイルとは裏腹な、非常に繊細な一面も持っているのでしょうね。深見東州先生とのトークショーでは、再びリングに上がって勝つ姿をファンに見せたいとの決意を語っていましたけどね。
武尊と深見東州先生のトークショーの後は、特設リングでの大阪プロレス観戦が待っていました。僕は初めて見るプロレス団体でした。大阪を拠点とするだけあって、えべっさん、くいしんぼう仮面、ブラックバファロー、タイガースマスク、ビリーケン・キッド、タコヤキーダ、アルティメット・スパイダーJrなど、大阪らしいネーミングのマスクマンが多く登場しました。
大阪プロレスは、2022年に社長に就任した元全日本プロレス所属レスラーのゼウスによって再興されたそうです。2014年にほとんどの選手が退団し、事実上の解散状態になったとき、大阪プロレスにいたゼウスは将来必ず大阪プロレスを再興させるんだと思ったそうです。2015年からは全日本プロレス所属となりますが、3冠ヘビー級王者になるなど活躍し、昨年、満を辞して大阪プロレスに戻ってきたわけですね。
地元の子供たちが喜びそうなマスクマンが多く、コミカルな動きで笑わせたかと思えば、スピーディーで力強い技の応酬もあります。ただ流血や凶器使用はしないようです。
この日は関西出身の深見東州先生の絶妙な解説を交え、大爆笑の盛り上がったプロレス観戦となりました。ファミリー層にも人気が出そうなプロレスだなと思います。
ボクシング界、相撲界からも著名なゲストが
今回のイベントには、格闘技界からのゲストが多数出場しました。17日にはボクシング界から元WBAスーパーフェザー級王者の内山高志、WBA & IBF 元世界ライトフライ級統一王者の田口良一、つい最近までWBA世界ライトフライ級王者で、国際スポーツ振興協会もスポンサーになっている京口紘人がきました。
強くなるための練習など、深見東州先生とのボクシングトークで大いに盛り上がりました。また、田口と京口二人による公開スパーリングも特設リングで行われました。鋭いパンチの連打を生で見ると、軽量級とはいえ、その威力がまざまざと実感できますね。
初日の16日には相撲界から、横綱昇進の期待がかかる貴景勝関が登場し、同門の力士2名によるぶつかり稽古を解説しました。肉体と肉体が激しくぶつかる音の凄まじさ、頭と頭がガチンコでぶつかる激しさは、TVで見るのとはまた違う迫力を感じましたね。貴景勝関は、その後に登場したボクシングの亀田興毅選手と友人で、当時WBOミニマム級王者の谷口将隆選手も登場し、深見東州先生を含め4人による関西出身者同士のトークに花が咲きました。
深見東州先生も出演したクリスマス・バレエ・ガラ
最終日20日は、昨年に続き、クリスマス・バレエ・ガラが行われました。第一部は「花のワルツと金平糖のグランパドドゥ」、第二部は「三つのヴァリエーションと海賊のグランパドドゥ」です。「くるみ割り人形」からの花のワルツや金平糖の精と王子のグランパドドゥは、バレエをよく知らない僕のような人間でも、何度か見たことがありますけどね。
花のワルツの曲は、体が宙にふわりと浮きそうな感覚に陥る素晴らしい名曲で、踊りも妖精のようなかわいさですね。金平糖のグランパドドゥは、且股治奈さんと吉留諒さんが優雅に軽やかに演じました。バレエを見てると、重力が無くなったような軽やかな気持ちになりますね。軽く見えるようになるために過酷な練習をどれだけ積んできたことか。
バレエの見せ場となるソロで踊るシーンをヴァリエーションと呼びますが、今回は数あるヴァリエーションの中から、ドン・キホーテ第3幕よりバジルのヴァリエーション、眠れる森の美女第3幕よりフロリナ姫のヴァリエーション、タリスマンよりニリチのヴァリエーションの三つのバリエーションが、石井智也さん、葛西あおいさん、淡路さくらさんによって、華麗に演じられました。
「海賊」よりグランパドドゥを見応えたっぷりに優雅に演じたのは、山本彩未さんと岡田晃明さんです。
第3部は「コッペリア」より、「コッペリウスの夢」です。本来は若い恋人たちが主役となる演目ですが、今回は自動人形を作る奇妙な老人コッペリウスを主役に、助手として岡田晃明さん、実験の末に命を得て踊り出す6体の自動人形コッペリアたちを6人のバレリーナが演じるオリジナルなストーリーになります。
コッペリウス役を深見東州先生が演じました。動きにマリオネットのパントマイムや、鶏の形態模写、阿波踊り、ディスコ、指の手品など、深見東州先生ならではのオリジナルな演出をふんだんに取り入れ、そのサービス精神の旺盛さに、これまで深見東州先生の演技や演出を幾度となく見てきた僕は吹き出しそうでした。
バレエを親しみやすくアレンジした作品になり、エンターテイメント満載のイベントを締めくくるにふさわしい楽しめる演出だったと思います。バレエ全体の構成と振り付けは、東京シティバレエ団監督の中島信欣氏の担当でした。