グローバル化、社会貢献、地域活性化に取り組む半田晴久国際スポーツ振興協会会長

先日終了した、ISPSハンダグローバルカップの記事がいくつか出ているようなので、もう一度この大会を振り返ってみたいと思います。

 

まず、大会に先立ち、プロアマ大会が22日に開催されています。この大会では、去年に続き、障害者ゴルファーの方たちが招かれ、憧れの一流ゴルファーたちとラウンドをしました。もともとは、ブラインドゴルフの支援から始まったこの試みですが、ブラインドゴルフをパラリンピックへ、を目指していた深見東州先生は、障害者ゴルファーの支援にものりだされたのでした。
今大会も、会場内にブラインドゴルフのパター体験コースが設置され、その理解と普及に向けての活動も行われていました。多くの人に、障害者ゴルフというものの存在を知ってもらうことで、また、その意義を知ってもらうことで、東京オリンピックでのパラリンピック採用の希望が出てくるのではないかいと思います。30年近く、深見東州先生はこのような地道な活動を続けてこられています。まさにライフワークの活動になっていると言えます。

ちなみに、今年の11月には、ブラインドゴルフの世界大会が日本で開催されるそうです。現在、世界17カ国でブラインドゴルフはプレーされているそうですから、かなり大規模な大会になりそうです。

 

ISPSハンダグローバルカップの記事

夕刊フジ2016年7月5日付紙面より

 

プロアマ大会の後は、ガラディナーが今年も開催されています。去年は、日曜までアメリカの全米オープンに出場していた世界ランカーたちが、翌々日の火曜の夜のガラディナーに、イアンポールターら全員が登場しました。そのプロ根性には感心したのを思い出します。今年は、さすがに能登ですし、全米オープンの会場からのアクセスも悪かったのでしょうか、水曜の夜に開催されていました。もちろん、シュワーツェルやハリントンら海外招待選手も皆参加し、日本のゴルファーも含め37人が参加したそうです。

今年は、映像が放映されていないので、詳細は分かりませんが、ブル中野やグレートサスケらが登場して盛り上げたそうです。プロレスのデモンストレーションをやったのでしょうか。見たいですね。

 

また、能楽師の渡邊荀之助氏が、「一調一菅人間五十年」を披露し、最後には深見東州先生と二人で「付祝言」を謡われたそうです。

一調とは能の演奏形式の一つで、打楽器(小鼓、大鼓、太鼓)一人に謡い手一人が能の一部分を演奏するもので、その変形に一調一管があり、小鼓と笛で演奏するそうです。「人間五十年」は、室町時代に流行した語りを伴う曲舞の一種、幸若舞の演目のひとつである「敦盛」の中の一節だそうです。幸若舞は能の原型になったという説もあるようですが、能とは違うそうです。

そしてこの「人間五十年」は、あの織田信長が好んで謡い舞ったことで有名です。「人間五十年 下天の内をくらぶれば、夢幻のごとくなり」のセリフを知ってる人も多いでしょう。これも聞いてみたいですね。

そして深見東州先生は、アイルランド民謡の「ダニーボーイ」とオペラ「トゥーランドット」のアリア、「誰も寝てはならぬ」を歌われたそうです。これも是非聞きたいところです。HANDA.TVで放映されるとよいですが。

あと、地元金沢西茶屋街の芸妓衆による、「あやめ浴衣」などの舞踊長唄も演じられたそうです。

 

ということで、日本の伝統芸能も交え、大いに盛り上がったガラディナーの様子が目に浮かぶようですが、今大会はチャリティーですので、大会の賞金の5%と、その前に開催された「ISPSハンダグローバルチャレンジトーナメント」の賞金の5%に当たる寄付金の目録の贈呈式も行われています。羽咋市や、日本ゴルフツアー機構、日本ゴルフ協会、日本高等学校ゴルフ連盟、日本ブラインドゴルフ協会に寄付されたそうです。

羽咋市市長は、「羽咋市での久々の大きなトーナメントに、地元は盛り上がっています。頂いたご寄付は、未来ある子供達のために使いたい」と言われていたそうです。そして、国際スポーツ振興協会には市から感謝状が贈られました。

 

さて、試合結果は、先日詳しく書きましたので省略しますが、大会の上位を海外選手が占めた結果となりました。表彰式では、大会会長の半田晴久国際スポーツ振興協会会長が、「旅慣れた世界メジャー選手たちのプレーぶり、メンタリティー、過ごし方、ゴルフに対するグローバルな取り組み方を学び、壁を超えたら世界で戦える」と温かいエールを日本の選手に送られたそうです。海外選手たちとプレーした日本選手は、とても刺激を受けていたそうなので、今後に期待したいところです。

 

それから、今大会は、ゴルフのグローバル化、ゴルフによる社会貢献、地域の活性化、の3つがテーマだったそうです。その地域活性化の一環として、地元の小・中学生が、社会見学の授業の一環として、大会会場や運営本部に来場したそうです。深見東州先生も出迎えられたそうです。そして、引率の校長先生は、「普段入れないところに入れていただき、子供達にとって貴重な体験になる」と話されていたそうです。

スポーツの力は無限大です、といわれる深見東州先生ですが、それを実証するような活動が、今後も展開されていくのでしょう。深見東州先生は、スポーツは健康や医療面をはじめ、教育、福祉、差別、平和、国際交流などの面で、その問題解決や発展に貢献できると言われていました。ISPSは、これからもスポーツ振興、スポーツの力を通して社会をより良くしていきたいと考えているとのことでした。

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