ワールドメイトでの深見先生のお話で、人はメジャーなものの考え方をして、メジャーな道を真っすぐに突き進むのが良い、という話をされたことがありました。
深見先生は、ISPSという国際スポーツ振興協会の会長もされていますが、ゴルフの選手で、イメージや思い描き志すところが現実を見すぎて小さくなり、或いは年齢や過去の実績に囚われ、こんなものだと言う意識になり、鳴かず飛ばずになっている人がいたそうです。先生は、そんなものは関係ない、プロなら試合に出るからには優勝を目指し、そこに向かってどうすれば良いか、そういうレベルの努力をするべきという話を、そのゴルファーにアドバイスされたそうです。そうすると背後霊も応援するから、運も技術も、体力も廻ってくるのだそうです。
そして、その教えを聞いて意識を変えて実行した人が、いきなり成績がアップして優勝争いに絡んできたそうです。「本当に半田会長の言うとおりにやると、結果が出ました」と、いわわれたそうです。実際にその通りだったと言われたそうです。
そのようにメジャーなものの考え方をするべきで、マイナーなものの考え方をしてはいけないわけです。メジャーな、まっすぐに中心を行く度胸、根性でもって、そのための技術を磨き、アプローチを行い、資金を得る努力をするのだそうです。そうやってナンバーワンを目指していると、2位か3位になるのだそうです。これを大砲の理論というそうです。的を狙って大砲を打つと、重力の関係で落ちてくるから、少し上を狙って打つと的に当たるということです。少し上の目標に向かって努力していると、その下の現実的な目標は、楽に超えられるという事なのでしょう。そして時には、上の目標に到達する場合もあるそうです。
目標にそのまま向かったら、目標より落ちるわけです。目標に当てようと思ったら、目標よりも上を狙わないと駄目なわけですね。そして、失敗してもいいから真正面から行く、何度失敗しても勝つためにはどうすればいいかを考えて努力をするそうです。とにかく安全化思考の人生ではいけないということでした。そうじゃないと、せっかく良い才能があっても、今一つぱっとしない感じになってしまうそうです。
特に若い時は、チャレンジしなくてはいけない時に安全化思考でいかずに、主流にのっかっていくだけの気概性と度胸を持ってやるべきだそうです。能力を最大限に出すうえで、意外に気が付かない大事なことだと思います。