
今や深見東州先生の様々な活動は、ワールドメイトでの活動を含め、世界中に及んでいますが、その始まりはオーストラリアからでした。オーストラリアのパースでビジネスを始められ、プラインドゴルとの出会いがあり、そこを基盤にしてイギリス、カンポジアへと繋がり、さらにアメリカやアセアン東南アジア諸国へ、そして中国では清華大学や浙江大学の博士課程を修了されるなど、様々な形で活動の幅が広がっていきました。私の頭では、どこでどのようにつながっていったのかうまく整理できませんが、様々な人脈や信用を地道な努力で築かれてきた結果が今なのでしょう。
そしてここ数年は、ニュージーランドにおける活動が広がっていましたが、このたびは前ニュージーランド首相ニュージーランド首相のジョン・キー氏が、世界開発機構のペイトロンに就任されたとのことです。また、国際スポーツ振興協会のアンバサダーにも就任されていました。
「深見東州のぜんぶわたしの歌、ぜんぶ私の話」でもそのことを少し言われていたのですが、まさか今回の深見東州バースデー書画展に来場されるとは思いもしませんでした。つい数ヶ月前までは、一国の首相を務めていた人ですので、やはり風格を感じました。
John Key's new billionaire boss a Shinto priest and opera singer
ISPSハンダ ワールドスーパー6パースにも行かれていました。
こちらの動画では、ジョンキー首相がインタビューに応えています。
ISPS Handa ambassador John Key talks blind and disabled golf
ニュージーランドのことについては、ワールドメイトでも行ったクイーン・ズタウンに関する知識くらいしかありませんが、調べてみる8年以上にわたる長期政権で、支持率も大変高かったことがわかりました。メリルリンチの要職に就いていたほどですから、非常に有能であり経済にも強いようで、首相になってからはリーマンショック後のニュージーランド経済を上昇させ、不祥事もなく、「ニュージーランドの歴史において最も人気のある首相の一人として広く認識されている」そうです。
日本では、辞める理由の一つである、「家族にあまりにも大きな犠牲を強いてきた、これからは妻子と過ごす時間を増やしたい」という発言が、「かっこいい」「日本ではありえない」「ニュージーランドらしい」などの評判を呼んでいました。
私も理由が、えっ?と思うものでしたので、少し驚いたニュースではありました。
Former New Zealand Prime Minister John Key chats about Lydia Ko
こちらは今年のISPS HANDA ニュージーランド女子オープンの時の動画のようです。やはりジョン・キー氏が、リディア・コのことについてのインタビューに応えています。そして、リディア・コも、ISPSのアンバサダーに就任していました。
そして、こちらの動画は、ISPS HANDA ニュージーランド女子オープンの時の女性だけの朝食会でしょうか。ジョン・キー氏も登場しますが。
Women's Breakfast at the 2017 ISPS Handa Women's Australian Open
とても気さくな方のようです。
ところでメリルリンチといえば、今は買収されて名前が変わりましたが、ウォール街のイメージからマネーゲームに狂奔している貪欲な投資家や業界をイメージする人も多いでしょう。マイケル・ダクラス主演の「ウォール街」という映画や、リーマンショックを描いたドキュメント「インサイド・ジョブ」を私も見ましたが、決して良いイメージは持てなかったですね。なんというお金にガメツイ冷徹な人たちなんだろうと思いました。
しかし、これが今の世界の現実であり、そして世界の経済、政治を動かしている一つなのでしょう。だから、否定するのは簡単ですが、しかしそれでは体制は変わらないだろうなという思いを個人的には持っています。どんなに民主主義が進んでも、そう簡単に人類にとって理想的な世の中になるとは思えません。だから、現実を否定して体制批判するよりは、その中に入って、実力で頭角を表して、それで変えていくしかないと思っています。もちろん、その人にあったレベルや次元においての話ですが。
ジョン・キー前ニュージーランド首相も、そのような考えを持つ人であれば良いなと個人的には思っています。深見東州先生と気が合い、互いに相手を信頼する関係になられたのでしょうから、根はとても良い人なのではないかと思います。それでいて、このような生き馬の目を抜くような善悪混交する熾烈な経済、政治の世界で大成功を収めてきた人ですから、悪にも強く、世界情勢にも精通し、またとても強い運をお持ちなのは間違いないでしょう。深見東州先生とともに、今後のご活躍を大いに期待したいところです。
最後にジョン・キー首相が辞任発表した時のツイッターの反応を少し紹介します。
NZの首相のジョンキーが辞めたけど、結婚記念日の夜に奥さんに「いつまでも首相やってていいと思ってるのか。家族を大事にしろ。自分の生活を大事にしなさい」と怒られたらしいw
ちょーNZぽい辞任理由だのい。
みんなの感想も「まあ、8年も首相やってれば奥さん怒るよね」だったw— James F. (@gamayauber01) 2016年12月5日
確かにジョン・キーはグローバリスト、自由貿易主義者。NZ政治やる前は、ウォール街の通貨トレードでビリオネアになって、首相就任以来お給料は慈善団体へ寄付。リベラル左翼メディアが付けたあだ名は「テフロン・ジョン(Teflon John)」でどんなスキャンダルもくっつかないって意味ね。
— 🍚Madame Sosotris🍚 (@photonka) 2016年12月9日
NZのジョン・キーさん首相辞めるのか。この8年政権対応の大部分が“地震”だった。任期中に3度の大地震。どれも冷静に対応して信頼度は高かったと聴く。
— ハチ公 (@smitsuo) 2016年12月5日
自分も親の死に目に会えないかもしれない仕事してるけど、こういうのいいなぁ。仕事のために仕事したくないし。ニュージーランドいいなぁ→ニュージーランドの首相ジョン・キーが辞任。その理由がニュージーランド感満点
日刊ニュージーランドライフhttps://t.co/iSmU3LqpWE pic.twitter.com/W8SUEd5aj2— キス健||@光合成 (@KENJ1111) 2016年12月7日
ジョン・キー前首相は、3月 23日をもって議員辞職を表明した。自身の辞任によって補選が行われることを避けるため、9月23日の総選挙まで半年を切るのを待って辞任をする。当選2期目で国民党の党主になり首相を務めて3期9年。引き際も早い。 https://t.co/VBrrbjwu1N
— Kazzy Matsuzaki (@Kaz34NZ) 2017年3月15日