温かい気持ちに包まれた「ひなまつりコンサート」に一足早い春を感じました

3月2日(水)にウェスティン・ホテル東京で、深見東州先生をはじめとする8名のソリストによる「ひなまつりコンサート」が開催されました。前半はオペラ「聖徳太子」からアリアを6曲、後半は、出演したソリストが、それぞれに有名なオペラのアリアを歌うという構成で行われ、その合間に、人気のポップス曲を数曲入れるという、どんな人が聴いても楽しめたコンサートになりました。

オープニングは、昨年の「サンタも驚く!!クリスマスパフォーミング時計宝飾展示会」の初日のコンサートと同じく、『24時間テレビ「愛は地球を救う」』のテーマ曲「サライ」でした。エンディングで歌って盛り上がる歌を最初に持ってくるという、深見東州先生らしい展開で今回も始まります。

今回はソリスト8人で歌ったため、さらに重厚なコーラスの厚みが加わって、いっそう感動的に盛り上がった気がしました。オーケストラの演奏も素晴らしかったですしね。

この後はオペラ「聖徳太子」から、それぞれの役に応じた、ソリストたちのアリアを存分に聞けました。オペラ「聖徳太子」も、この秋には公演されると思いますが、役柄としては聖徳太子である厩戸皇子の他に、妻である刀自古、泊瀬部天皇(崇峻天皇)、蘇我馬子、小野妹子、炊屋姫(後の推古天皇)などが登場し、それぞれのアリアが組み込まれています。また、新たに秦河勝の役も加わることがわかりましたが、アリアがあるかどうかは不明です。

ポップス曲では、チャゲ&アスカの「SAY YES」を、オーケストラの演奏をバックに、大貫裕子さんと深見東州先生がデュエットしました。声楽の雰囲気が香る、格調の高い「SAY YES」という感じでした。

ベッティ&クリスの「白い恋人たち」も、お二人でデュエットされました。他人の曲をカバーするときに、深見東州先生は元となるオリジナル曲の個性を壊さないように素直に歌われる印象がありますね。歌い手の解釈で変えずに、原曲を尊重した上で良い声で歌われるので、元の曲が好きな人でも満足できると思います。

また3月3日にちなみ、童謡「うれしいひなまつり」を、ソリスト全員で歌いました。

前半のラストは深見東州先生が、ラテン歌曲の「グラナダ」を歌います。この曲は、スペイン文化が色濃く残るメキシコ人のアグスティン・ララが、スペインの南部アンダルシア地方の街グラナダへの想いを歌った曲です。イベリア半島にあったイスラム王朝「グラナダ王国」の首都であり、アルハンブラ宮殿で有名なこの魅力的な街を、美しい女性に憧れるように称賛した歌詞ですね。カレーラスやドミンゴも艶やかに歌ってますが、深見東州先生も負けないくらい、この歌がハマってますね。

サンケイスポーツ2022年3月9日付け紙面より

後半はモーツァルトやプーチーニなどのオペラから、ソリストが人気のアリアを順番に歌っていきます。良いアリアを素晴らしい歌手が歌うと、何度聞いても心に響くものがあります。しばし聞き入ってしまいました。

そしてこの後は、ウクライナに早く春が来ますようにと、平和への願いを込めて松任谷由実の「春よ、来い」をソリスト全員で歌いました。このようなご時世だけに、深く心に染み入ります。本当にウクライナの平和を願わずにはいられませんでした。

続く「Time To Say Good Bye」もやはりソリスト全員で歌います。個人的に大好きな曲なのですが、この日は優しく包まれるような気持ちになりました。そして力をもらった気がします。

アンコールでは、一転して深見東州先生オリジナル曲「メタボの雀」で、気持ちがハイになり、ラストは「船出乾杯〜七福神来天」で、おめでたく締めくくられました。

一足早い春の訪れを感じる、争いやコロナの無い日常を取り戻したような、2時間30分におよぶ素敵なコンサートとなりました。

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