深見東州 & マイケル・ボルトン「真夏の夜のジャズとボップスの祭典 ! 」第2部とアンコール

私は、もともと音楽を聴くことが大好きですが、ワールドメイトに入会して以来、音楽の好みがかなり変貌しました。それまで聞かなかったジャンルにまで、その趣味が大きく広がったと言った方が正確かもしれません。マイケル・ボルトンの音楽にしても、実は、名前は知ってるという程度のものでした。深見東州先生とマイケル・ボルトンが親しくなったから、本格的に聴き始めたといえます。もしワールドメイトに出会ってなかったら聞いてなかったでしょう。曲はいくつか知っていたのですが、AOR的な路線をあまり聞かなかったので、気に留めてませんでした。ところが実際に聞いてみると、素晴らしい曲がたくさんあって、それ以来ファンの一人になってしまいました。

 

本当に音楽というのは様々なアーティストが、それぞれに個性的な音楽をやってるわけで、一人のミュージシャンを何度も聞いているうちに、その良さがわかるというケースを何度も経験しました。こういうジャンルは好みじゃないと思っていても、このミュージシャンだけは聴くというケースもあります。そういうのが増えてくると、そのジャンル自体を好きになってしまうこともありました。そう考えると、ジャンル分けなど、批評するときには便利ではあるけど、ある意味では無意味なのかなと思います。ジャンルの好みよりも、そのアーティストがどうかが問題になるので、ジャンルにこだわらず、なんでも聞いてみるべきだなと思っている次第です。これも、ワールドメイトに入会したから、そう思うようになったといえます。

深見東州先生がボーダレス歌手になったわけ

深見先生も、本当は昭和のアニメソングやテレビの主題歌が大好きなのだそうです。たしかにワールドメイトの講演のなかでも、ときどき歌われたりしていました。なので古いワールドメイト会員は、深見先生が、実はいかにアニメソングを愛してあるかをよく知っています。オベラやクラシックを抜群の声で歌う深見先生しか知らない人には、信じられないことかもしれませんね。そんなアニソンしか聞かなかった深見先生が、後にクラシックの声楽を始められたのも、そのルーツは、中学のときに友人から無理矢理ベートーベンを聞かされたおかげでもあるようです。しつこく聞かされるうちに、始めは興味なくても、だんだんその良さがわかってきたということです。

 

また、大学を卒業されてからは、父親や植松先生から、昔のムード歌謡とか、演歌とかばかり歌わされ、好きなアニメソングを歌うこともできなかったそうです。しかし、そのおかげで、自分の年代の歌だけでなく、なんでも歌える人間ジュークボックスになったのだそうです。まだ、ワールドメイトができる前のお話です。

 

そしてさらに、今では人が良いと言っているものは、何かいいところがあるに違いないと思って、CDを聴き、楽譜を取り寄せて歌ってみるそうです。すると、大好きになったりするそうです。そのようにして現在のような、ポーダレス歌手になられたのが深見先生なので、ワールドメイト会員の私も、その影響を少なからす受けてきた結果、今のように好みが変貌してきたのでしょう。さすがに、なんでもという境地には、まだまだ至りませんが、そのうちそうなるかもしれません。

マイケル・ボルトンの当日のライブの様子

ということで、7月14日の、マイケル・ボルトンと深見先生が共演された「真夏の夜のジャズとボップスの祭典 ! 」の、今日はマイケル・ボルトンについて書いてみようと思います。そうやって書いてないと、数年経ったときには、さすがに感動も薄れてきて忘れてしまうからです。それでなくても、最近の深見東州先生の活動のハイペースさと、レベルの高さに流されてしまうともったいないですからね。参加したものに関してだけでも、自分自身の記録として、しっかりと残しておきたいのです。

 

実はその多くは、ワールドメイトの活動ではありません。しかし、ワールドメイトの深見先生がされているものに関しては、ワールドメイトの活動ではなくても、大変興味と関心があります。なので、ワールドメイト会員から見た視点で、深見先生のワールドメイト以外での活動も書いているわけです。これからもそうするつもりでいますし、それが、「深見東州」という人物を知る上で、もし知らない人の参考になるようであれば、とても嬉しいことです。そのつもりで、一人の個人的な感想や思ったことの内容ではありますが、こうやって公開しているのでした。

 

今日はいつもよりも前置きが長いようです。それで、マイケル・ボルトンの、まず、当日の歌の曲目ですが、パンフレットを見ると全8曲、それもこの日のテーマに合わせたのか、すべてフランク・シナトラとレイ・チャールズが歌って大ヒットしたナンバーばかりでした。マイケル・ボルトンも、この日はジャズのスタンダードを歌いまくる予定だったようです。

まず、日本語で軽く挨拶をすると、場内からも拍手が巻き起こります。そして、深見先生のコンサートに出ることは喜びだと言って、「That’ Life 」、「You Don’t Know Me」、「Night And Day」、「Summer Wind」、「Fly Me To The Moon」、「New York New York」と、6曲を、ジャジーに、一気に歌い上げます。前回2013年のピーターセテラと3人でコラボした武道館のときのマイケルとは、また違った一面を見せてくれました。あのときは、ロック色やダンサプルな曲が、やや多かったと思います。今回は、サックスの効いた軽快なマイケル・ボルトン・バンドの演奏に乗って、かっこよくオシャレに、そして情熱的に歌ってくれました。やっばりこの人はかっこいいなと思いますね。ソウルフルに熱唱するマイケル・ボルトンもかっこいいですが、この日のマイケルも素晴らしい。ジャズナンバーも見事に歌いこなします。そして、声の張りも艶もまったく衰えてない気がしました。スリムな無駄のない体も変わりませんし、やはり節制の賜物なのでしょうか。場内も、興奮状態となり、どんどん熱くなっていきました。

 

そして、ここからは、当初の予定にはなかった展開になります。バンドメンバーの一人、アマンダ・ブラウンさんを呼んで、あの名曲、「How am I supposed to live without you」を二人で披露してくれました。何度聞いてもいい歌ですが、デュエットで聞くのも格別ですね。続けてもう一曲、これは深見先生がリクエストしたそうですが、デヴィッド・フォスター作曲の「The Prayer 」をしっとりと、これも二人で歌いあげました。そして、ここでサックスのソロを含めて演奏のみとなり、サックス奏者のジェイソン・デレアという人のバフォーマンスが場内を沸かした後、マイケル・ボルトンが、いきなり観客席に登場し、そこで「When a man loves a women」を歌い始めました。前回の武道館でも、たしかこの曲を、アリーナに降りてきて歌ってくれたと思いますが、今回もやってくれました。一気に場内のテンションもマックスになり、続いては、ロック色の強い初期のヒットナンバー「How can we be lovers 」です。これは、私個人的には、マイケルの曲の中でも、最も好きな曲の一つです。聴けてとても良かったです。

 

ラストは、前回の武道館では聴けなかった、「Geogia on my mind」です。これはもう、思い入れたっぷりに、魂の底から歌う感じの熱唱でした。大満足で、場内から割れんばかりの拍手と歓声の中、マイケルボルトンによる第2部が終了しました。

マイケルボルトンの歌を動画で

せっかくですので、マイケル・ボルトンがカバーした原曲を、ここで紹介しておきます。この曲を始め、次のYou Don't Know Me以外は、すべて「Bolton Swings Sinatra」というオリジナルアルバムに収録されているそうです。

Frank Sinatra - That's Life

 

このラブソングは、前回の武道館でも歌いました。マイケルのお気に入りなのでしょうかね。
You Don't Know Me

 

こちらは、元はミュージカル「陽気な離婚」の挿入歌として作られたのだそうです。そしてジャズにアレンジされたり、多くの人からカバーされているそうです。
Frank Sinatra - Night And Day

 

フランク・シナトラも、なんだかんだ言って、1930年代から、1990年代まで、稀に見る息の長い歌手でしたね。20世紀の最も偉大な歌手の一人です。ワールドメイト会員でも、年配の方中心に、いまだにファンは多いです。
Frank Sinatra -Summer Wind (1966)

 

この曲は、深見先生も当日歌いましたが、そのとき、歌詞のラストの、I love~~~ you のユーを、マイケルはヒューと、特徴ある歌い方をするから絶対に笑わないようにねと話されてました。そうしたところ、そのまんま深見先生の真似した通りにマイケルがやるものだから、それが可笑しくて、観客はみんな大笑いをしました。笑うなと言われると笑いたくなるのが人情です。深見先生のマイケルのモノマネが、あまりにそっくりだったせいですよ。

Frank Sinatra Fly Me To The Moon

 

こちらは映画「New York New York」のテーマ曲で、主演のライザ・ミネリが歌い、その後シナトラが歌って、いずれも歌の方は大ヒットしています。映画は、ロバート・デニーロ、ライザ・ミネリが出た割には、いまひとつという評判です。

NEW YORK,NEW YORK- FRANK SINATRA

 

ラストは感動的な二人のデュオ

第2部の後は、深見先生とマイケルボルトンのデュオで、2曲ほど披露されました。一曲目は、「What a wonderful world」、邦題「この素晴らしき世界」です。いい歌ですね。ベトナム戦争を嘆いて、それで平和な世界を夢見て書いた曲だそうです。武道館でも、ラストは「イマジン」でしたから、平和を愛する深見先生とマイケル・ボルトンのコンサートを象徴するようです。もちろん、ワールドメイト会員は、いつも、それを願ってますけどね。でも宗教の果たす役割も大事ですが、音楽は、世界を平和にする力があるかもしれませんね。言葉や文化の壁を越え、国の垣根がないですし、良い歌のまえには、皆の心が一つになりますからね。

 

そして、いよいよ本当のラストは、この曲でした。プッチーニ: 歌劇「トゥーランドット」から、アリア「誰も寝てはならぬ」(Nessun dorma)です。この曲は、マイケルボルトンのパブロッティへのオマージュから、必ずコンサートでは歌うそうです。いうまでもなく名曲中の名曲ですが、本当にしびれました。深見先生の響き渡る声と、最後のマイケルボルトンのハイノートで、4000人の大観衆も、この日何度目のマックスになったかわかりませんが、大満足の笑みを浮かべつつ、私も帰路につきました。

 

深見東州vsマイケル・ボルトン 「真夏の夜のジャズとポップスの祭典!」
マイケル・ボルトン

休憩を挟んで第2部は、マイケル・ボルトンだ。演奏は呼吸もぴったりの本格派ポップスバンドの「マイケル・ボルトン・バンド」。第2部のボルトンはトークなしのエンターテイメント色の強いステージを展開。ピープル・マガジンの「最もセクシーな男」に何回も登場したというだけあって、のっけからボルトンのセクシーな歌声に会場はうっとりと酔いしれた。
ちなみにマイケル・ボルトンは、グラミー賞最優秀男性歌唱賞2回受賞を含む多数の受賞歴を誇るレジェンドシンガー。「ウィズアウト・ユー」「男と女が愛する時」が世界的にヒットしたほか、9曲の全米№1シングルを含め全世界レコード売上累計が5500万枚に上る。日本のテレビCMでは缶コーヒーの『ジョージア』の歌で知られている。
人道主義者および社会活動家としても、世界的に高く評価されており、数多くの慈善プロジェクトを積極的に推進してきた。1993年、貧困と虐待に苦しむ女性や子どもたちを救済するために「マイケル・ボルトン・チャリティーズ」を設立している。

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