
3月31日に、神戸のホテルオークラで開催されたHANDA Watch World・心斎橋・つかみどり時計店オープニングイベントに参加しました。
前日は、「深見東州ジャズなどいろいろ、ゲストもいろいろコンサート」が、神戸ポートピアホールで、やはりマニー・パッキャオを迎えて開催されました。そちらは行けませんでしたが、この日ホテルオークラ神戸にも、パッキャオは来て歌ってくれました。
当然ですが、初めてパッキャオの歌を生で聞きました。すごく上手です。しかも美声ですね。歌のテクニックうんぬんは別にして、何か胸にジンと来るものがあります。
まず、ダンヒルの「ふれあい(Sometimes When We Touch)」という曲を歌いました。こちらはパッキャオが歌っているものを日本でも購入できます。静かな曲ですが、とても感動する曲です。
そして、ブラックコンテンポラリー全盛の80年代に、ジョージ・ベンソンが歌った名曲「変わらぬ想い(Nothing's Gonna Change My Love For You)」が特によかったですね。この時代は好きな曲がたくさんありますが、ジョージ・ベンソンの歌も久しぶりに聞きたくなりました。
そして、ジョン・レノンの「イマジン」では深見東州先生とデュエットで、交互に歌いました。こちらもしっとりと歌い上げ、とても良かったです。深見東州先生も相変わらず響きの良い歌声を披露され、年齢など関係なく衰えを全く感じさせないので安心しました。
きっと、昨日のコンサートも素晴らしかったことでしょう。行った人に聞いた話では、パッキャオの歌に泣いてる人もいたとか。
歌が終わると、パッキャオのこれまでのボクサーとしての戦いを紹介した短いビデオが上映されました。いや、本当にものすごいファイターですね。試合における積極果敢な猛攻と、ふだんのパッキャオの間にはかなりのギャップを感じますが、本当はとても優しい、それでいて誠実な人柄なんだろうなと思います。
そして信仰に篤い人だというのも知りました。一時期生活が乱れた時もありましたけど、そこから立ち直りました。頂点に上り詰めるとそのようになる人も多いですし、そのまま終わる人もいますが見事に改心したところに、パッキャオの真の偉大さがあると思います。
試合前もですが、日々祈りを捧げていると聞き、私も信仰する神様は違えどとても刺激を受けました。
ビデオの中では、「僕に必要なのは、僕が求める唯一のものは、自分の内なる声を聴くことだ。その声が常に導いてくれた。今までも、これからも。」と語っていました。
そして、トークショーでは田口良一選手も加わり、ボクサーとして大事なことを3つ教えて欲しいと質問していました。
それに対し、まずは努力すること、2番目は謙虚さ、3つ目はボクサーとしての責任を持つだったと思います。どれも重い言葉ですね。田口選手も謙虚さという点に、特に反応していたように思います。格闘技ですから、強くなるとつい謙虚さを失いそうになるのかもしれません。そうならならず己に打ち勝ってこそ、本当の一流のチャンピオンなのでしょう。
また、これだけの偉大なチャンピオンでありながら、いろんなリクエストに快く応対している姿に、謙虚さとプロボクサーとしての責任を持つという言葉の意味を実感した次第です。
それから、音楽を取り入れたトレーニングをしているそうです。深見東州先生がパッキャオ選手の試合を見て、リズム感があり、音楽を感じるというようなことを言われて、そのように答えていました。深見東州先生も、身振り手振りが加わって、とても楽しいトークショーになりました。
一流の中の一流と言える偉大な選手に触れる機会が持てたことに、今回も感謝します。