ワールドメイトで、心に刺さった一本の杭を抜く

人からいやな思いを味わされると、かなり時間がたっても、なかなか忘れられないことって経験ありませんか。私は、過去にはそういうことがいくつかありました。たとえ些細なことでも、なかなか気持ちが吹っ切れず、もやもやしたものが残ってしまうのです。まったく気にならない人は、そのまま普通にがんばるのでしょうけどね。

自分の気持ちをごまかして、そういうものをほったらかしにしていると、いつかそのつけで調子が悪くなる原因になってしまうと、ワールドメイトで深見先生がお話されたことがありました。それをたとえるなら、人生という川の流れの中に突き刺さった、一本の杭のようなものだそうです。たった1本の杭でも、そこにいろんなものが流れてきては、その杭にひっかかっていくそうです。それがたまってくると、引っかかった浮遊物も大きくなり、やがては川の流れをせき止めてしまうかたまりとなってしまうのです。そうなってしまうと、人生に行き詰まりを感じ、何事もスムーズに行かなくなってしまうそうです。

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そうならないように、あるいはそうなってからでも遅くはないのですが、その根源となる心の中の杭を抜いてあげないといけません。自分の中で、杭になっている心の歪みに気がつき、自身で抜ける人は大丈夫でしょう。しかしそれに気づかなかったり、あるいはわかっていても、しっかり刺さっていて自分の力で抜けない人もいるでしょう。そういうときには、ワールドメイトの人形形代祈願や、他の方法で抜いていくやりかたがあります。早ければ早いほど心の中の杭も抜きやすいでしょうし、長い時間がたつと、たくさんのものがそこにひっかかるため、抜けにくくなっていきます。

それが抜けてしまうと、まずおどろくほど気持ちが晴れやかになり、対人関係や仕事や家庭の問題、病気なども、改善に向かうことが多いです。ほんの些細なことのようですが、思わぬところに人生を狂わす原因があったりするものです。凡人の私は、ワールドメイトで教わらなかったら生涯気がつくこともなく、今も、杭にひっかかったじゃまものを引きずりながら、悪戦苦闘しつつ生きていたことでしょう。

いろいろなものをのりこえながら、生きているのが人間です。もう、それはどんな人に聞いても同じ答えが返ってくるでしょう。のりこえていかなければ、そこで停滞するだけで、それでもいいという人も多いかもしれません。でものりこえた分だけしか、進歩向上になりませんし、人生の喜びもそれに見合った分しか来ないように思います。

人生の障害にならないよう、ちいさなことでも、いや、小さなうちにこそ取り除いていくのが、結局は楽な道だと思います。人類社会という大きな単位でも、本当は小さなうちから手をうっておけば、こんなに大きな問題にならなかったのにという問題がたくさんあります。自分自身の事くらいは、自分でその気になればいいだけですから、早め早めに手をうちたいものです。

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