株式会社ミスズが「プラチナ・ジュビリー・ページェント」のオフィシャル・パートナーに

深見東州先生は、今からざっと30年くらい前から、英国でも会社経営をされるようになります。はじめての海外事業はオーストラリアから始まり、それを基盤に英国でも観光会社を買収。現地の英国人を雇って地道に会社経営をはじめたそうです。

高級住宅街に法人で家を購入するなど、英国で信用を築くための方法を実践しつつ、英国の上層階級の人たちとのつながりも徐々にできてきたのでしょう。

今でも細分化された階級社会が深く根づく英国ですから、日本人からすると、入って行きにくいイメージもありますが、そんな中でも英国での人脈が広がっていきます。

ただ、深見東州先生は、単なる事業展開のためだけで英国に進出されたのではないと思います。それであれば、当時はむしろ国内でのビジネス基盤を広げる方がはるかに効率がよかったと思います。その時期に海外に進出するにはリスクが大きすぎると、アドバイスする人もいたそうですが、人智では計り知れない理想のためもあり、無理を承知で飛び込んでいかれたのでしょう。

現地の人々を雇って使うことは、国民性の違いもあり、最初は相当に苦労されたようですが、それでもしっかりと理解しあうことで乗り越え、海外に基盤を作っていくことに成功されます。

英国の文化・芸術・福祉活動を支援

事業だけではなく、社会に貢献するチャリティ活動も並行して行い、オーストラリアではブラインドゴルフ普及に早くから協力し、英国では1994年に、ロイヤル・アルバート・ホールで「アラウンド・ザ・ワールド」というチャリティー・コンサートを開催しました。

これは英国を中心とする、海外のミュージカルスターやアーティストが多数集結し、大成功を収めました。深見東州先生みずから、ロンドン・コンサート・オーケストラの指揮もとります。

その収入の全てを、英国王立盲人協会と白血病児童救済基金に寄付されます。そして英国王立盲人協会総裁であるエリザベス女王からは感謝状をいただき、さらに英国王立盲人協会という英国最大の慈善団体から副総裁に推薦されて、就任することになりました。

そこから2000年には、エリザベス女王とフィリップ殿下によって、イギリスの福祉活動に貢献した人々のために開催される、バッキンガム宮殿での特別なレセプションに招かれます。その時に初めてエリザベス女王と謁見されたそうです。

簡単に書いていますが、当時から多くの日本の大企業も英国に進出していましたが、このような形で、女王陛下からバッキンガム宮殿に招待された日本人は、それが初めてのことだったそうです。

そして1996年に、深見東州先生は世界芸術文化振興協会(IFAC)を設立します。このIFACは、海外でも米国IFAC、英国IFAC、豪州IFACが、現地の法に則る公益団体として設立されて活動をしています。

英国 IFACの2013年以降の主な活動は、イギリスのコンテンポラリー・ダンスの普及と振興に多大な貢献をしているコンテンポラリー・ダンスの総合機関「ザ・プレイス (The Place)」の中の、世界的に有名なリチャード・アルストン・ダンス・カンパニーを長年支援しています。

また、セインズベリー日本芸術文化研究所での日本考古学の研究員資格の支援 。イングランド、ノーフォークの新しい芸術センター設立に向けた地元の芸術団体ウェルズモルティングへの支援(Handa Galleryの開設)。 ロンドン大学東洋アフリカ学院(SOAS)への学術支援があります。

また、大英博物館とのパートナーシップにより、世界中からの何百万人もの来館者と日本美術を共有しています。2014年11月には、「Captivating Calligraphy」を開催し、深見東州先生の書家としてのパフォーマンスを披露しました。日本の書道の歴史や、そこに表現されたテーマを探りました。その他にもイギリス全土において芸術と文化を支援しています。

英国において、多くのチャリティー、学術、芸術の支援活動をする中で、英王室との関係も深まってきたようです。英国ロイヤル・ファミリーは、英国内の主要なチャリティー活動に多く関わり、支援しているようですから、必然的にお互いを知る関係になってきたのでしょう。

英国ロイヤルファミリーとのチャリティ活動

まずチャールズ皇太子との交流ですが、チャールズ皇太子の活動や設立した財団を支援しているそうです。チャールズ皇太子は、芸術文化への造詣がとても深く、誰でもが芸術に触れる機会を作りたいとの願いを持って、さまざまな支援活動をしています。深見東州先生とは芸術や教養のレベルからも、とても話があうようですね。

そのような良好な関係から、日本で開催されている世界芸術文化振興協会主催の「高校生国際美術展」の上位受賞者を、チャールズ皇太子の財団が管理する、英国のダンフリーハウスに招待してくれことも決まっています。

ウィリアム王子とは、ウィリアム王子がロイヤルペイトロンを務めるアフリカの野生動物保護を目的とする慈善団体「Tusk」の活動をサポートしています。ウィリアム王子は放っておくと絶滅しそうなアフリカ象やサイなどの動物を密猟から保護すると同時に、その地域のコミニティーが持続していけるよう、さまざまな取り組みを熱心にサポートするよう、世界に呼びかけています。

「Tusk」は活動の資金集めのための様々なオークションを行なっていますが、その中に「Tusk」の活動に理解を示すアーティストや、ロン・ウッドなどの支持者たちがペインティングした野生動物の彫像のオークションもあります。

深見東州先生もロン・ウッドの作品を購入され、2019年のバースデー書画展において展示されていました。ウィリアム王子やロン・ウッドからのメッセージも届いていました。また、昨年は深見東州先生自らが、ライオンの彫像に和風感覚のペインティングを施されて出品されていました。

今は王室を離れてしまったハリー王子とは、さらに古くから交流が続いています。ハリー王子がレソト王国セーイソ王子と設立した、恵まれない子供たちに医療と教育を提供する慈善団体「サンタバリー」を、2014年から支援しています。

ハリー王子も参加する、サンタバリーの活動資金を集めるためのチャリティポロ競技「サンタバリー ISPS HANDA ポロカップ」も毎年サポートしています。

またパラリンピックのような、世界的な障がい者スポーツ競技になりつつある「インヴィクタス・ゲーム」も、開催当初から支援してきました。これはハリー王子の提唱によってはじまった、英国軍と共に戦ったことがある国の傷痍軍人らを招待して開催される、大規模な国際スポーツ競技大会です。

すでに5回大会まで開催されています。兵士の肉体的、心理的、社会的な回復や、リハビリテーションを支援し、負傷した兵士や退役軍人に対する理解と敬意を広く喚起してきました。

エリザベス女王の一人娘であるアン王女の長男ピーター・フィリップス氏は、国際スポーツ振興協会(ISPS)の名誉アンバサダーであり、ISPS英国総裁にも就任しています。

長女のザラ妃は、夫のマイク・ティンダル氏とともに、深見東州先生に招かれて何度か来日したことがありますね。パーキンソン病や、スポーツで障害を負った人々を支援する慈善団体のためのチャリティ「ISPS HANDA マイク・ティンダル・セレブリティゴルフクラシック」も毎年サポートしています。

他にもまだまだありますが、そのような長年にわたるチャリティ活動を中心とした、英国ロイヤルファミリーとの交流が続いてきました。このことを知らないと、今から紹介する「プラチナ・ジュビリー・ページェント」のオフィシャル・パートナーに、深見東州先生が経営する株式会社ミスズと、深見東州先生が会長を務める世界芸術文化振興協会(IFAC)が就任したことが、正しく理解できないと思ったので、あえて書いた次第です。

日本からはミスズとIFACが「プラチナ・ジュビリー・ページェント」のオフィシャルパートナーに就任

プラチナ・ジュビリー (Platinum Jubilee) とは、エリザベス女王在位70周年を祝う歴史的な記念祝典のことですが、年間通してお祝いのセレモニーが行われます。特に2022年6月2日 (木) から6月5日 (日) は、英国では祝日となり、クイーンズ・プラチナ・ジュビリー・セントラル・ウィークエンドと呼ばれる盛大なお祝い行事が行われていましたね。

ジュビリーとは、その概念は旧約聖書の時代に起源があり、7年に1度のジュビリー(復活祭)が、土地を休ませるという実用的な意味から、神様が豊かにしてくださる特別な年であると信じられるようになります。

今は、ヨベルの年(The Jubilee year)として、ユダヤ教では50年に一度、ローマ・カトリックでは25年に一度が「聖年」とされていて、罪の赦しと和解の年と見なされています。

英国王室におけるジュビリーとは、君主の生涯と治世を祝う機会であり、世界中で祝われる重要なイベントとされています。ジュビリーは、英国王室と最も密接に関連する言葉だと言えるでしょう。

過去にはビクトリア女王が、治世の50年と60年を記念するゴールデン・ジュビリーとダイヤモンド・ジュビリーを祝ったのが、ロイヤルジュビリーとしての最長でした。当時は英国の国力の勢いもあり、壮大なものだったようですね。

今回はそれを超える、女王エリザベス2世在位70年を祝うプラチナ・ジュビリーであり、中でも6月5日(日)にバッキンガム宮殿の近くで開催されたプラチナ・ジュビリー・ページェントには、イギリスと英連邦から1万人以上が参加し、大道芸、音楽、人形、カーニバル、衣装などを組み合わせて女王の統治を祝い、イギリス中の人々やコミュニティの奉仕を称えるものとなりました。

ニュースや動画での盛り上がりを見る限り、英国王室への国民の尊敬は深いのかなと感じました。日本は英王室よりもはるかに古い家柄である万世一系の天皇家の存在があり、それは世界に誇るべきものだと言えます。英王室もスキャンダルに見舞われることが多くてハラハラすることもありますが、これからも末長く続いてほしいと願っています。

ということで、そのような誉れあるプラチナ・ジュビリー・ページェントの限られたオフィシャル・パートナーに、株式会社ミスズと世界芸術文化振興協会が選ばれたことは光栄なことであり、ワールドメイト会員の僕としても正直驚いたというのが感想です。

深見東州先生の英国における活動の素晴らしさを理解しているつもりでしたが、それでも英国や米国のインターナショナルな大企業と肩を並べて、日本の一企業がパートナーになれるとは想像もしていませんでした。

よほどの信用があって、信頼関係で結ばれていて、貢献度が高く評価されていなくてはまず無理な話でしょう。王室側からの誘いを受けて就任されたそうですから、世界一、二位の情報が集まる英国では、僕が想像している以上に、深見東州先生の活動は高く評価されているのだろうと思いました。

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