明日、7月28日に、世界開発協力機構主催、国際民主同盟共催による、「世界オピニオンリーダーズサミット」が、ヒルトン東京お台場で行われます。
今回のテーマは、世界の保守リーダーの意見を聞き、世界の諸問題について議論するとなっています。
「世界オピニオンリーダーズサミット」とは
「世界オピニオンリーダーズサミット」は、世界のリーダーの叡智を学び、見識の国際交流を図るものです。
第6回は、世界の保守連合である、国際民主同盟(IDU)との共催です。
IDU議長のハーパーカナダ元首相を中心に、キャメロン英国元首相、モリソン豪州元首相という、保守の元首相が集まります。
エンダ・ケニー元アイルランド首相も参加です。
また、現役の保守議員、ウクライナのティモシェンコ元首相も参加します。日本の保守の自民党からも、議員が参加します。
WSDは超党派ですが、首相経験のある保守リーダーの意見を聞き、世界の諸問題を議論します。7月29日は、エクスクルーシブなシンポジウムを開催します。
ここに、IDU前議長、ジョン・キー元ニュージーランド首相が参加します。
◎日程:2022年7月28日(木)
17:00開場、18:00開演、21:00終了予定(同時通訳あり)
会場:ヒルトンお台場
◎日程:2022年7月29日(金)
14:00開場、15:00開演、18:00終了予定(同時通訳あり)
「ウクライナ戦争と今後の世界を語る」
★日本国際フォーラム会員が参加。
会場:ホテルニューオータニ
主催:公益財団法人 日本国際フォーラム(JFIR)
共催:特定非営利活動法人 世界開発協力機構(WSD)、国際民主同盟(IDU)
世界開発協力機構とは
世界開発協力機構というのは、半田晴久氏が総裁を務めるNPO法人の認可を受けた国際支援組織になります。国際協力や福祉活動、大学・学術系団体への支援活動などを行ってきました。2013年には、主権国家の議会による多国間政治組織である列国議会同盟(IPU)が、民間の団体としては初めてパートナーシップを結びました。
役員として、名誉総裁にサー・ジョン・キー氏(ニュージーランド元首相)、エンダ・ケニー氏(アイルランド元首相)、トニー・アボット氏(オーストラリア元首相)が就任しています。
今回は、保守の政治リーダーがメインとなりますが、世界開発協力機構そのものは超党派となります。これまでには、オバマ氏やクリントン氏といった、民主党の元米国大統領や、英国の労働党のトニー・ブレア元首相らも、世界開発協力機構が主催する「世界オピニオンリーダーズサミット」にメインゲストとして参加しています。
ワールドメイトとの関係は
今、日本では、安倍首相銃撃事件の余波で、統一教会と政治家のつながりが連日報道されていますね。前回も書きましたが、このような問題が起きると、少しでも宗教が関係するものはなんでも怪しいと思う人が出てくるため、念の為に書いておきたいと思います。
まず、NPO法人世界開発協力機構(WSD)総裁の半田晴久氏とは、ワールドメイト教祖である深見東州先生のことです。もちろん二つは全くの別組織です。最近の報道などでよく言われる、宗教団体が、宗教を隠して別組織であるかように見せかけて布教活動をしているとか、宗教団体のイメージアップのために作っているとか、そんなものではありません。
世界では、さまざまな財団や、NPO法人などが、なんらかの分野において貢献をしていますが、そのような団体の一つと言う認識で良いと思います。
堂々と顔も出され、名前も出しています。ワールドメイトも世界開発協力機構も、トップが同じであることを隠されたこともありません。新聞の掲載では、新聞社側がワールドメイト教祖であることを削るようですが。
これは僕個人の思いですが、宗教団体が、いわゆる宗教的な活動以外のことを、直接に行うことはいけないことなのかと疑問に思ったことがあります。しかし宗教団体が直接行うと、目的が布教活動と勘違いされ、制約があってできないことが多くなるようです。広告も出せないようですし。また、別の宗派を信仰している人たちが参加しにくくなるなどの問題も起きるようです。
しかし宗教組織が資金を出し、宗教者が創設したとしても、普遍的価値に基づく活動を行う別な団体であるなら問題にならないようです。普遍的な価値とは、たとえば大学で言うなら、立派な教育活動がそれに当たると思いますが、国際基督教大学や上智大学などを見ると、わかりやすいかと思います。もちろん普遍的な価値に基づく立派な活動をしていても、それを支援する宗教団体が、反社会的な活動をしていれば問題ですけどね。
それで世界開発協力機構の場合はどうかと言えば、深見東州先生が中心となって設立され、その活動をワールドメイト会員も応援しています。その活動内容は、ワールドメイトの宗教活動とは全く無関係であり、全て普遍的な価値に基づいている活動ばかりです。
具体的には、困窮する人たちを救う福祉活動のプロジェクトや、社会に役に立つ研究や教育の支援や、国際協力に貢献するさまざまな活動などです。内容が素晴らしいので、僕も参加できるものはできるだけ参加しますが、それも別に自由です。
そしてワールドメイトに関しては、反社会的な活動などはもちろんありません。前回の記事でも書きましたが、寄付の強要、奉仕の強要は大小にかかわらず皆無であり、法律の範囲内であっても選挙活動や政治活動することを指示されたこともありません。
神道系は本来は現世肯定的です。あの世を重視するがために、この世の生活が破綻するような無理な寄付を求める思想がそもそもありません。神道は生業が豊かに栄えることを大事にしますからね。
そして、僕らワールドメイト会員が捧げる寄付は、教団による広大な土地の取得や豪奢な建築物の建立に使われることがありません。ワールドメイトではそれをしない分、純粋な宗教活動のために使われるか、弱者救済の福祉活動や、芸術・スポーツ・教育などの普遍的な価値観を持つ、素晴らしい活動を支援するために使われてきました。
さまざまな形で社会に役に立つ活動に、どこよりも多くが使われていることを承知しています。宗教もいろいろあり、宗教が少しでも関わるとなんでも怪しいと思うのは、短絡すぎると言えますね。
ちなみに深見東州先生からは、政治家に、ワールドメイトのために何かをしてもらおうという思いをまったく感じたことがありません。しかし世の中のさまざまな問題に対しては、政治家が良い政治を行い解決してもらわなくてはいけません。それができるのが、最終的には政治家しかいないので、有為なる政治家を金銭的に支援することをされています。
ただし与野党のバランスを気にかけてあり、与党が強すぎることがないよう、超党派で支援されていますけどね。そのような政治家への支援に、ワールドメイト会員を動員されることはありません。