深見東州(半田晴久)氏、ニュージーランド・メリット勲章 を授与

タイトルに書いたとおり、この度、ニュージーランド政府が、外国人に授与する勲章としては最高の名誉ある勲章を、深見東州先生に授与したそうです。おめでとうございます。

庶民の私は、普段、勲章というものに対する知識が無いものですから、さっそくどんなものか調べてみました。

 

この、ニュージーランド・メリット勲章とは、今から20年前、エリザベス2世によって創設されています。なぜエリザベス2世かというと、ニュージーランド国王がエリザベス2世だからでしょう。ニュージーランドは、女王(国王)の代行として総督が置かれていますが、オーストラリアやカナダなどと同様に、英国国王を自国の国王として戴くイギリス連邦王国なのです。

ですから、もしこのたび授与された勲章を、日本の褒章でいうならば、日本国天皇の名で授与される「紫綬褒章」に近いのかもしれません。紫綬褒章は、学術、芸術、スポーツの分野の功労者に授与されますが、このニュージーランド・メリット勲章は、ニュージーランド国王とニュージーランド国民に対し、すべての領域で賞賛に値する卓越した努力、能力と貢献を示した人物へ授与される勲章なのだそうです。幅広い領域から多数選出されるため、知名度が高いとのことです。

今回の授与の理由としては、ゴルフへの貢献、国際親善と友好、チャリティー活動などが評価されたようです。

 

余談になりますが、本家英国にも100年以上前よりメリット勲章が存在しました。英国の勲章は種類が多く、位がいろいろあるようですが、メリット勲章よりも高い位の勲章はいくつもあります。しかし、イギリスは階級社会であり、位が上のガーター勲章などは地位や役職が授与の基準ですが、メリット勲章は個人の功績が基準になるそうです。そのように実績で授与されるということから、現存する勲章の中では、最も名誉なものであるとも言われているそうです。

そのイギリスのメリット勲章のニュージーランド版が、ニュージーランド・メリット勲章になるかと思われますが、ニュージーランド最高位の勲章には、ニュージーランド勲章というものがありました。そちらにも外国人枠があるようですが、ニュージーランド以外の国の受賞者は現在までいないようですから、事実上、このニュージーランド・メリット勲章が、外国人に与える最高の勲章となるのでしょう。

 

ジャバンタイムズにも、今回の受賞のことが触れられています。

Alliance expands opportunities for region’s golfers

「ISPS HANDA PGAツアー・オブ・オーストラレイジア
At the end of the news conference, Thornburn congratulated Handa for receiving the New Zealand Order of Merit. According to the website of the Department of the Prime Minister and Cabinet of New Zealand, Handa was awarded an Honorary Member of the New Zealand Order of Merit on the Queen’s 90th Birthday Honors List 2016 for his support of the New Zealand Women’s Open in Christchurch following the February 2011 earthquake that struck the city.

 

外国籍の叙勲者は、Honorary Memberになるそうです。そして、今年はエリザベス女王の90歳の誕生日という記念すべき年にあたる叙勲になりました。
「Honorary Member of the New Zealand Order of Merit on the Queen’s 90th Birthday Honors List 2016」

 

ところでISPSハンダと、世界6大ツアーの1つ、PGAツアー・オブ・オーストラレイジアのパートナーシップ調印については、各メディアで複数の報道がなされていました。

 

ISPS Handa

スポーツ報知2016年6月12日

 

ゴルフ好きのワールドメイト会員と二人で、このバートナーシップは本当に凄いことだと驚いています。もともとISPSは、男子だけでも、ヨーロビアンツアー、サンシャインツアー、PGAツアー、アジアンツアーなどとも提携して、世界的にゴルフ大会を開催してきました。しかしこれからは、オーストラリアの男子ツアーの冠スポンサーになるわけですから、これまでとはインパクトが違います。深見東州先生の活動がますますインターナショナルに、知名度が上がることになるでしょう。私のような小市民的なワールドメイト会員は、そんなことに喜んでおりますが。

 

しかし、深見東州先生の頭の中では、結果としてISPSハンダが有名になったとしても、そんなことを目的にされているわけではないと思います、当たり前のことですが。

深見東州先生は、日本を中心とした世界平和以外に関心はありませんと言われるほど、その活動の目的ははっきりしています。そこに至る段階の一つとして、スポーツで社会をよりよくしようという活動があると思います。さらにそのスポーツの中でも、ゴルフによる社会貢献、ゴルフ界への支援が、大きなウエイトを占める必然性があるのかもしれません。全ての活動は、どこかで世界の平和につながっていくにちがいないと、私のようなワールドメイト会員は信じています。

 

そして、英国のロイヤルファミリーのような人たちや、様々なジャンルの世界の要人たちも、そういう深見東州先生の思いを理解している人が増えているように感じています。最終的な目的が大きいので、すぐに理解できるとは思えませんが、ましてや、何も知らない世間の人になると全く理解の範囲を超越しているでしょうから、胡散臭いだとか、怪しいだとか、深見東州先生のことを思うのも無理も無いでしょう。いずれわかる日が来るでしょうから、別に心配することではありませんが。

 

話が、違う方向に流れてしまいました。

それで、このPGAツアー・オブ・オーストラレイジアとの冠パートナーシップは、今後、日本ゴルフツアー機構とのコンサンクション(共同主催)の可能性を広げることになるかもしれません。日本はアジアンツアーとは、数試合の共同開催をしていますが、それ以外のツアーとは、話は過去にあったものの、一緒にやっていないということです。

でしたら、南半球オーストラリアやニュージーランドの1月2月3月、11月12月は、日本ではほとんど試合がありません。しかし向こうではゴルフの試合が開催されてますから、日本からも選手が行けるようになれば良いと思います。

 

実際に今年の3月、クイーンズタウンでのニュージーランドオープンには、日本から大勢のプロが参加しました。これが、ヨーロビアンツアーともコンサンクションし、さらに日本とも正式にコンサンクションすることにでもなれば、本当に日本のゴルフ界も発展的な展開になると思います。海外ツアーとのコンサンクションにより、試合数が増えていけば、ヨーロビアンツアー、サンシャインツアー、そしてオーストラリアなどの強豪選手と日本選手が一緒にプレーを行うことになり、レベルも上がるし、ゴルファンにとってもその方が断然面白いことになるでしょう。

そうすると、PGAツアー(米国男子)1強と言われる世界のゴルフツアーの人気を、二分できるようになるかも知れません。逆にそうでもしないと、PGAツアー(米国男子)以外の他のツアーは、ジリ貧になっていくのかも知れません。そういう危機感を感じて、生き残りをかけて各ツアーが必死に模索し、一つになっていく動きがあると以前聞きました。

 

その中で、アジアンツアーとヨーロビアンツアーの縁組は、もう一つうまくいかないようですが、PGAツアー・オブ・オーストラレイジアとヨーロビアンツアーは、上手くやれているそうです。「ISPS HANDA PGAツアー・オブ・オーストラレイジア」 の17試合のうち、現在1億2千万以上の試合が7試合あり、今後、それが全てヨーロビアンツアーとの共同主催になるそうです。

そのように世界的な規模で、ゴルフ界の活性化のためにグローバル化が進んでいます。このグローバルな流れに残されずに、日本のゴルフ界も若い選手たちに世界で戦う環境と機会を作り、ツアーの公認試合数を増やしていくことが、最も大事なところになるように思います。私はゴルフに詳しくはないので、なんともわかりませんが、深見東州先生の活動からは、そのように感じるものがありました。

おすすめの記事
新着記事