高校生国際美術展の評判が年々高くなっています

高校生国際美術展

 

高校生国際美術展という展覧会があります。その名の通り、高校生に絞った美術展で、過去に17年にわたり開催されてきました。主催するのは世界芸術文化振興協会で、実行委員会名誉会長を亀井静香衆議院議員が、実行委員会会長を半田晴久NPO法人世界芸術文化振興協会会長が務められます。実行委員長と審査委員長には、荒川明照東京芸術大学名誉教授が就任されています。
また、審査委員の中には、ブリキのおもちゃ博物館館長であり、「開運!なんでも鑑定団」でも有名な北原照久さんもいらっしゃいます。

とてもレベルが高いのか、高校生らしい若さを感じる作品が好評なのか、年々、評判が高くなっているようです。入賞者の上位作品は、ホームページに公開されています。入賞者の全作品に関しては、ここ数年のものは、HANDA.TVでじっくりと見ることもできます。
実際にここ数年の、美術展を見てきた人の感想や評判を見てみましょう。

 

 

実行委員会会長の半田晴久世界芸術文化振興協会会長によると、この大会にはいつくかの特徴があるそうです。
一つは、高校生に絞った美術展であるということです。高校生は、大人の始まりであり、その時期に高校生の才能を評価してあげることで、高校生に目標を与え、受賞することによって自信や誇りを持ってもらいたいという願いがあるそうです。受賞した高校生たちの喜びの声、目標に頑張っている高校生の声が初々しいです。

 

 

そして2番目の特色は、キラリと光る可能性に審査の基準が置かれてことです。通常の美術展では、いわゆる上手な作品が選ばれるそうです。しかし、この美術展では、その人が醸し出す才能の芽を探し出そうとするそうです。芸術家として何が大切なのかを自覚してもらいたいという願いが、そこにあるようです。

3つ目は、国際感覚を身につけてもらいたいという願いがあるそうです。毎回海外からの高校生の作品も沢山展示されますが、授賞式では、その海外の受賞者を呼んで、親交を深めているそうです。国際交流のための国内ツアーや、海外研修などに参加できるというのも、受賞者の特典のひとつとなっています。

 

 

最後は、生涯にわたり、芸術活動が続けていく生き方を学んでもらいたいという願いがあるそうです。実行委員長の半田晴久会長は、芸術とともに生きる人生の素晴らしさを、若者たちに伝えたいと思い、長い間この美術展を支えて来られてきたそうです。若い間には迷いがあり、不安もありますが、努力するかぎり人間は迷うものなので、その迷いを、いかにして自分自身の芸術作品にしていくのか、魂の糧にしていくか、ということが大事だと言われていました。アマとしてやっていくにしても、美術という世界を忘れないで、アートな人生を送っていただきたいと言われています。

 

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