ネルソンマンデラ元大統領の追悼式は、空前の規模で行われたそうです。およそ90カ国から首脳や王族が出席する世界最大級のものとなり、特に米国からは大統領経験者が、高齢の父ブッシュ以外全員参加しています。
その中でオバマ大統領の弔辞が感動したそうです。政治の世界に入ったきっかけは同氏の存在だったと振り返り、「ネルソン・マンデラのような人物は二度と現れないだろう」と言ったそうです。
そのように、マンデラ氏に影響を受けたオバマ大統領は、核軍縮にも取り組み、また、力で解決する道より対話で解決する道をとってきました。結果として、超大国アメリカによる戦後秩序の終わりを招くことになりそうですが、軍事介入を避ける方向にすすんでいることが、吉となることを願います。
それにしても、まるで全世界がひとつになったかのような追悼式ですが、虹の国を掲げたネルソンマンデラ元大統領の理想へ、南アフリカもそうですが、一日も早く世界もそうなってほしいです。
昨日10日に追悼式が行われ、15日には故郷で国葬となるそうですが、その間、本日11日には、ネルソン・マンデラ・チルドレンズ・ファンド公認の深見東州・クリスマス・チャリティ・ディナーショーが開催されます。
また、12日から14日にかけては、「ザ・ネルソン・マンデラ チャンピオンシップ presented by ISPSハンダ」が、南アフリカのマウントエッジコム・カントリークラブで開催 されます。
その大会で寄付を募り、また、世界開発協力機構主催による深見東州・クリスマス・チャリティ・ディナーショーの収益が、ネルソン・マンデラ・チルドレンズ・ファンドが進めている、アフリカ最大となる最先端の小児病院建設のために寄付されるそうです。
それにしても、ディナーショーもゴルフの大会も前から決まっていたでしょう。その前後に追悼式と国葬が行われるとは、偶然とはいえ、ワールドメイト会員の私としては少し驚きでした。
では最後に、今日もネルソン・マンデラ元大統領に捧げる歌を聴いてみましょう。
ホワイトズールーと呼ばれる、イギリス人ですがアフリカンポップを歌うジョニー・クレッグの、1986年に発表した「Asimbonanga 」という曲です。マンデラをはじめとする黒人の政治犯の解放を願う歌詞で、ズールー語で、「彼を長い間見ていない」という意味です。
このライブは1999年ですが、なんとネルソン・マンデラ元大統領も飛び入りで登場します。
とても胸に響くスローな良いナンバーです。
それにしても、ネルソン・マンデラ元大統領の陽気な一面を感じさせます。同時に、登場するだけで和んでしまうというか、空気が変わります。