深見東州(半田晴久) 氏の年間イベント一覧
ハリー王子来日「ISPS・スポーツの力特別サミット」のメディアの報道(3)〜パネリストの発言から〜

今年8月9日に開催された「ISPS・スポーツの力特別サミット」におけるハリー王子をはじめ、パネリストたちの個別の発言を、メディアの報道から拾ってみました。本当はジョークあり、脱線した話もありで、短い時間の中でいろんな話が出ましたが、大切な部分のみをここでは載せています。インターネットで検索すると、他にも出てくると思います。

一応、皆が気になるメーガンさんの話は一切出ませんでしたね。ネットでは無理矢理メーガンさんとの関係に結びつけているものや、あるいは多少違う意味に切り取られて報道されているものも見かけますが、今回の趣旨とは関係ないので取り上げていません。

以下に書いた記事の続きになりますので、そちらも見てもらえるとより詳しく流れを知ることができます。

サセックス公爵ヘンリー王子の発言

「スポーツとチャリティは、使命と勤勉、そして献身が重要であり、チームワークが不可能を可能にするのです。スポーツは勝ち負けには関係なく、他の人の助けと信念がなければ誰もゴールを決めることはできません。わたしにとって、それがスポーツの力なのであり、スポーツには人を結びつける力があると同時に、それには人を癒す力もあると信じています。」

「私は数多くのチャリティーに人生をかけて取り組んでいます。お金やチャンスが無い方達にチャリティーを通じてそれを提供していきたい。そして今までと違う人生を送ってていただきたいと思っています」

「インヴィクタス・ゲームズでスポーツの力を目の当たりにしてきました。スポーツの力は癒しの力。精神面でのメリットが大きいのです。競技でゴールに向かう目標を与えると、人生にも目標が生まれるのです。それが生きる力になるのです。それによって、スポーツが傷を負った人を救うということ。スポーツをやることで肉体と共に心を癒すことができました。」

「スポーツは精神面で集中できます。私がポロをプレーするときは、他に何も考えずに集中しています。インヴィクタス・ゲームズもそうですが、スポーツは、新しいゴールへ向かって進むことや、新しい人生を想像してくれます。」

「スポーツは肉体と共に心も癒すことができます。サッカー、ラグビー、ポロ、なんでもいいです。大切なのは参加することです。子どもたちに、スポーツが生む価値を教えたいと思っています。からだを動かせば、つながりも生まれます。」

「1人でもできることはあるが、力を合わせることでできることもあります。時間がある人は、ぜひチャリティー活動を行なってほしいと思います。ドクターハンダ(深見東州先生の海外での呼称)には本当に感謝しています。チームの力です。」

半田晴久ISPS会長の発言

「スポーツの力(パワーオブスポーツ)、スポーツの価値(バリューオブスポーツ)とは何でしょう?これは、何のためにオリンピックを行うのかの答えでもあり、基本的なロジックでもあります。オリンピックは、スポーツの力と価値を世に広め、次世代に継承するために行なっているのです。」

「福祉とは何なのか?そのポイントは、”自己実現のお手伝い”です。これこそが福祉活動の原点だと言えます。福祉には官と民がありますが、官公庁がやらないユニークな分野として、ブラインドゴルフを始めました。」(40年近く前に、日本社会福祉学会の会長を4期務めた日本女子大学の故一番ヶ瀬康子教授から、福祉の本質とは「自己実現のお手伝いをすること」。民間の福祉は、政府がやらないユニークなものがよい。成果が出れば政府も乗り出し、資金も人材も恵まれる」と助言されました。)

「普通の人間として普通に扱ってほしい。特別扱いしないで、というのが障害者の願いです。スポーツをすることで、生きがい、喜び、幸せ、感激を味わい、良き人生を送れるようになります。どの福祉も継続しないと価値は薄れます。そのためには、チャリティーを行う側に、アイコンとなる人物による、インスピレーショナルな活動が必要です。インスピレーショナルとは、啓蒙的な、あるいは元気、勇気、やる気を与えるという意味です。ハリー王子やダン・カーターさんは、アイコンにふさわしい方々です。」

「スポーツは、国籍、宗教、民族を超えて、人々をつなぎ、勇気付け、そして一番の福祉になると思います。ですから、スポーツの力とチャリティーの合体こそが望ましいと思います。」

「列国議会同盟(IPU)は、開発援助をする側と、される側に分けるのは、古い考え方と結論づけています。今後はパートナーシップ(協力関係)とソリダリティー(連帯)の二つをキーワードに、互いが協力しして連帯感を持ち、一緒にやるのが社会にも経済にも良いと思います。共に楽しむことこそ、スポーツ振興やチャリティーの新しい価値観、あり方になると思います。」

ラグビー界のレジェンド、ダン・カーター氏

元オールブラックスで、ISPSのアンバサダーでもあるダン・カーター氏は、4人の息子の父でもありますが、子どもたちが幸せで健康で、自由な環境で育つことの重要性を語りました。

ユニセフとの提携の他に、弱い立場のこどもや若者の自立を支援する「DCファンド」を2022年に設立しています。太平洋地域の子どもたちに新しいトイレやきれいな水など、衛生面での施設を届けています。

ダンカーター氏は、自身には幸運にも家があり、食べ物にも困らなかったと述べました。しかし世界は、そんな子どもたちばかりではないため、難民キャンプに行って、子どもたちの教育活動を支援してきたことについて語りました。

現役時代の18年の間にW杯で2度優勝したことや、数々の受賞歴よりも、かつて有名な選手から私自身がやる気を与えてもらったように、ラグビーを通して次世代にインスピレーションを与えることができたことを誇りに思うと語りました。チャリティ活動も、そんな社会に恩返しをするためなのだそうです。

また、ハリー王子、ナチョ、半田会長のように、同じ心を持った人たちと共に、もっと活動したいと思っているとのことです。半田晴久ISPS会長のことを、私が出会った中で一番の天才だとも話していたそうです。

ヴィム・ド・ヴィリエ・ステレンボッシュ大学学長

南アフリカから来日した、ヴィム・ド・ヴィリエ氏は、大学の世界評価基準で上位1パーセント内のステレンボッシュ大学の学長です。南アフリカのマンデラ大統領の「スポーツは世界を変える力がある」との言葉を引用しながら、国を一つする、国民をまとめる上で、スポーツの力が重要だったことを述べました。

また、同大学は社会のために存在しているとして、大学では教育と同様にスポーツの力も非常に重要であることを述べました。大学の役割は、社会的な影響を与えていくことも重要な要素であるとして、社会に対して大学が何ができるのかが重要であると述べました。また、逆に社会が大学に対して何をしてくれるかも重要であり、特にスポーツに関しては自治体やスポーツ関連団体ととも綿密に連携して、大学の役割を果たしていることについて語りました。

日刊スポーツ2023年8月31日付紙面より

ポロの名手、ナチョ・フィゲラス氏

ポロ競技における世界的に著名な選手であるアルゼンチンのナチョ・フィゲラス氏は、ハリー王子の慈善活動サンタバリーのアンバサダーとして、これまで多くの恵まれない子どもたちが、サンタバリーで救われていることを、自分自身の目で見てきたことについて語りました。ポロマッチによるチャリティー活動によって、子どもたちの生活が変わることを実感しているとのことです。

馬と人間が一体となり、尊敬の念を抱きながら行う愛するポロ競技によって、子どもたちの人生がより良くなることに寄与できることが本当に嬉しいと語りました。そのような機会を与えていただきありがたいと思っており、そして、チャリティーポロ・競技を支援する半田会長にも感謝していました。

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