深見東州(半田晴久) 氏の年間イベント一覧
史上初 ! 男女ナショナルオープンが合体、ISPS HANDA オーストラリアオープンの勝者は

ISPS HANDAオーストラリアオープンが、オーストラリアのビクトリア州首都メルボルンで開催されました。

このトーナメントは、本来、オーストラリア男子ナショナルオープンとして、世界で10番目に古い歴史を持つ大会です。

古い歴史を持つオーストラリアオープンが、新たな形式で開催

しかし今年は、オーストラリア女子ナショナルオープンと一緒になり、同じコースで、同じ時間帯に、同じ賞金額(340万豪州ドルを均等に配分)をかけて男女がプレーするトーナメントになりました。これまで男女のトーナメントが同時開催されたことはありましたが、男女のナショナルオープンがこのような形で開催されるのは、史上初の試みになるそうです。

ちなみにナショナル・オープンというのは、プロとアマが出場できるその国最高のトーナメントになります。

深見東州先生が会長をされている国際スポーツ振興協会が、その歴史的なトーナメントの冠スポンサーになっています。これまでもニュージーランドの男女ナショナルオープンと、オーストラリア女子ナショナルオープンをスポンサードしていたことはあります。今回男子が加わり、これでオーストラリアとニュージーランドの男女4つのナショナルオープンの冠スポンサーになりましたね。

オーストラリア男子のナショナルオープンは、歴史が古いだけではなく、過去にはアーノルドパーマー、ジャック・ニクラス、ゲーリー・プレーヤー、グレグ・ノーマンなどなど、ゴルフ界のレジェンドたちが優勝に名を連ねる、権威あるトーナメントになります。この10数年でも、ロリー・マキロイやジョーダン・スピース、アダム・スコットなどのメジャーチャンピオンが優勝しています。

主催はゴルフ・オーストラリアで、今年は男子はDPワールドツアー(ヨーロピアンツアー)とISPS HANDA PGAツアー・オブ・オーストラレイジア(オーストラリア男子ツアー)のツアーとして開催されました。

女子はWPGAツアー・オブ・オーストラレイジアのみで、前回は米国LPGAツアーとして開催されていましたが、新型コロナの影響でオーストラリアへの渡航が困難な時期が長かったからでしょうか、今回からは入っていません。

さらに男女同時開催だけではありません。世界トップクラスの障害者ゴルファによるオール・アビリティ選手権も同時開催されました。

3つのトーナメントに参加したゴルファーは、男子155名、女子107名、障害者ゴルファー12名という空前の規模になりました。したがって最初の二日間は、ビクトリア・ゴルフ・クラブ(Victoria Golf Club)とキングストン・ヒース(Kingston Heath)の2コースで、男女が交互にティーオフする形式で行われました。

3日目からは上位60位タイに絞られ、ビクトリア・ゴルフ・クラブのみで行われました。最終日はさらに上位30位タイまでの選手だけが出場できました。

男子の出場選手は、今年の全英オープンを制し、世界ランク3位のキャメロン・スミスを筆頭に、アダム・スコットら地元オーストラリア出身の強豪が勢揃いしました。またヨーロピアンツアーからも強豪が出場しています。

女子は、やはり地元オーストラリア出身で、国際スポーツ振興協会アンバサダーのミンジー・リーとハナ・グリーンをはじめ、今年の「AIG女子オープン」(全英女子)でチョン・インジをプレーオフの末に下した南アフリカのアシュリー・ブハイ、今年メジャーを含むLPGAツアー2勝のジェニファー・カプチョら、海外からも強豪プロが出場しました。

また、オーストラリア出身の女子ゴルファーでは最高の、7度のメジャー優勝を誇るカリー・ウェブも出場しました。カリー・ウェブは、この男女ミックス形式のトーナメントが好きだそうです。テニスもグランドスラムを男女一緒にプレーするようになって、両方とも良くなったと語っていました。テニス界では女子の試合が男子の試合を盛り上げたり、その逆もあったとして、同時に男女を祝えるのはかなり特別なことだと語りました。また、今回は世界初の試みで、オーストラリアは、このようなプロゴルフの形式を先導してきたとも語っています。

3つのトーナメントで3人のチャンピオンが誕生

試合結果ですが、女子は南アフリカのアシュリー・ブハイが、12アンダーでフィニッシュし優勝しました。今年のAIG女子オープンではメジャーチャンピオンのチョン・インジをプレーオフで下しての優勝でしたが、今回も最終ホールで、メジャーチャンピオンのシンジエとの争いになります。

ここでバーディを決め、一打差での勝利となりました。最終日はオーストラリア勢のハナ・グリーンとグレース・キムにも追い上げられますが振り切って、ハナ・グリーンは2打差の3位、キムは3打差の4位という結果でした。ミンジー・リーが4打差で5位に入っています。

男子は、ポーランドのアドリアン・メロンクが、地元オーストラリアのアダム・スコットを抑えて優勝しました。アダム・スコットは、最終日首位からのスタートでしたが、逆転を許し、最終ホールではメロンクがイーグルをきめたので、5打差の2位でした。さらに6打差の3位にはミンジー・リーの弟ミン・ウー・リーが入りました。この試合はマスターズの予選会も兼ねてましたので、ミン・ウー・リーはこれで、昨年に続きオーガスタ行きの切符も手にしています。

世界ランキングが今回の優勝で50位内となったアドリアン・メロンクも、ポーランド人ゴルファーとして初のマスターズ出場が濃厚と言われています。

リブ・ゴルフへの移籍が話題の世界ランク3位のキャメロン・スミスは、3日目終了で30位以内に入れず、最終日に進めませんでした。ただ、このトーナメントの前週に開催されたオーストラリアPGA選手権では優勝しています。

その時の2位が久常涼プロでした。今回のトーナメントでは最終日7位タイからスタートしましたが、やや崩れて31位タイに終わりました。金谷拓実プロが24位タイでした。

そして障害者ゴルフのオール・アビリティ選手権で勝利したのは、現在、障害者ゴルフ世界ランキング一位のキップ・ポパート選手でした。最終日69でまわり、2位に7打差をつける圧勝でした。

DPワールドツアー(ヨーロピアンツアー)と欧州障害者ゴルフ協会が開催するG4D(Golf for the Disabled)ツアーという障害者ゴルフツアーがあるそうです。昨季は7試合おこなれ、うち4試合で優勝し、残り3つの試合でもトップ5に入る、圧倒的な成績を残していたそうです。

今季はこれが最初のG4Dツアーになると思いますが、国際スポーツ振興協会アンバサダーのブレンダン・ローラー選手は、今回4位タイでした。彼も少し前まで障害者ゴルフの世界ランキング1位でした。

3名のチャンピオンの勝利の瞬間の映像です。メロンクの豪快なガッツポーズ、女子は恒例の優勝者にペットボトルの水をかける洗礼があります。

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