深見東州(半田晴久) 氏の年間イベント一覧
「ISPS HANDA 欧州•日本どっちが勝つかトーナメント」記者発表会(3)〜キャサリン・ジェンキンスや恐竜も登場か?〜

2024年度「ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント!」記者会見に関する記事を二つ書いてきました。最後に、今年のトーナメントで行うイベント予定について紹介し終わりたいと思います。

前回、前々回の記事も参考にしてください。

ジュラシックパークにお化け屋敷が、コース内に登場

今回、ジュラシック・パークが広大な富士山を背景に登場しそうです。半田晴久ISPS会長(深見東州先生)のイメージとしては、「富士山の裾野にジュラシック・パーク現るという感じでやりたい」とのことです。

そのために恐竜型ロボットをゴルフ場に置くのだそうです。以前、HANDA Watch Worldの時計宝飾展示会場にて、恐竜ロボットを展示されたことがありました。かなり大型で、しかも繊細な、制御された動きをします。鳴き声も出します。これを見ると、子供たちはきっと大喜びすると思います。大人が見ても珍しいですし楽しめます。

「ジュラシック・パークを作れば、子供たちが来たくなり、そうなれば親もどうしても来ざる得なくなります。そして、その間にちょっとゴルフも見てくれれば、子供がそこで興味を持って、ゴルフ場に行きたいなあとなってくれれば」と言われていたそうです。これはゴルフ界の未来を見据えたアイデアと言えそうですね。

サンケイスポーツ2024年2月6日付け紙面より

具体的には日本最高のロボット関係の業者を介して、ティラノザウルスやステゴザウルスなど、10体もの恐竜ロボットを用意し、コースに置きたいそうです。さらに巨大な昆虫、バカでかいタランチュラやカブトムシ、カマキリなどのロボットも用意し、樹木を置いて、ゴルフコースをジュラシック・パークにしようというものです。

もちろん、太平洋クラブ御殿場コースの理解あってこそ可能になります。また、これからDPワールドツアーとも詰めて、許可をもらう必要があるようです。今回来日したDPワールドツアー・トーナメントディレクターの反応は、「半田会長らしいアイデアで素晴らしい。子どもたちが来場すれば、まず恐竜に目が行き、恐竜を見て、ゴルフを見て興味を持つという、会長のビジョンも素晴らしい。こういうアイデアについて非常に喜んでいます。ISPSと一緒にやることで、新しいことに挑戦できます。私たちも次世代の子どもたちに発信していきたいと思っているのです。」と応えていました。

実は日本と欧州では文化の違いがあり、なんでも許可されるわけではないようです。昨年のトーナメントでは、連日アニマルショーが行われました。猿回しも行われましたが、猿は神様の使いであり厄除けの神事という意味があります。神社のお祭りなどでも行われています。

しかし欧州では動物を使ったショーは、動物虐待にあたるのだそうです。ですので、来場者には可愛いということで、大変好評だったアニマルショーは、それだけはやめてくれということで、今回は無しになるそうです。

それならということで、あれを虐待というのなら、ロボットであれば問題ないだろうと考え、このジュラシック・パーク構想につながったそうです。諦めず前向きにアイデアを出し、それが新たな面白いイベントにつながるところが、さすが半田晴久会長(深見東州先生)だなと思います。

文化の違いにより、すんなりとはいかない部分があるにせよ、想定外のことをやり続けるのがISPSということです。そして、やるからには徹底して行い、昨年よりもグレードの高い企画をやる予定だそうです。

また、昨年も行った中国雑技団や変面ショーは、今年も継続のようです。練習場の近くでやると、たくさん人が集まり、プロの練習も見るのだそうです。練習ラウンドにギャラリーがたくさん見に来るのは、選手も嬉しいそうです。

そして、お化け屋敷をやる構想も発表されました。欧州型のお化けと日本型のお化けと、2種類用意し、DPワールドツアーの選手や家族らにも楽しんでいただきたいそうです。深見東州先生は「明るすぎる劇団・東州」の団長でもあり、自前でお化けを用意できるのも強みですね。

選手たちへのホスピタリティは、昨年同様ウェルカムパーティを開き、日本文化を楽しんでもらうための、おもてなしを考えられているようです。前回の記事で紹介しましたが、昨年の、本番前に開催されたウェルカム・パーティーは大変好評で、参加者の印象に強く残ったそうです。

キャサリン・ジェンキンスのコンサートも開催予定

記者会見を報道したスポーツ紙によると、今年はトーナメントの3日目と最終日に、エンタメのステージをやりたいと書かれていました。昨年は最終日にプリンセス天功のイリュージョンの大掛かりなショーが行われ、たいへん見応えがありました。

今年は、欧州の人も日本の人も楽しめればということで、英国のクラシック歌手、キャサリン・ジェンキンスと、もう1人をゲストに招いてコンサートを行う予定と書かれていました。これはもし実現するなら、願ってもない素晴らしいコンサートになると思います。

キャサリン・ジェンキンスは、2004年にメゾ・ソプラノの歌手としてデビューし、瞬く間に大人気となりました。クラシックの枠を超えたクロス・オーバー歌手としても、今や世界的な人気を誇っています。

たびたび来日しコンサートを開催するほど日本びいきとしても知られています。2011年の東北大震災の時は真っ先に駆けつけ仙台でコンサートを開きました。被災地の学校を訪ね、子どもたちのために歌い、一緒に食事をして癒してくれたりと、本当にチャリティー精神溢れる人ですね。

昨年、日本でも上映された英国映画「ドリーム・ホース」のクライマックスシーンでは、素晴らしい歌を披露していますね。

比較的最近の、2019年に発表したアルバムから、一曲聴いてみたいと思います。(YouTubeにとびます)

とても癒される、透き通るような歌声ですね。はじめて知った時は、美貌があまりに際立っているので、歌よりも気になってしまいました。英国ではこの25年間で最も売れたクラシック歌手として認定されたり、数々の売り上げ記録を打ち破ってきました。

2014年に結婚し、その後二人の子供に恵まれますが、最近、ますます心に響くような歌声になってきて、本当に素敵な、素晴らしい歌手だなと思います。

深見東州先生とは、ウィリアム王子がペイトロンを務める動物保護の慈善団体「タスク」を、ともに支援する仲でもあります。2016年3月に開催された「深見東州と、友人たちのコンサート」では来日して共演しました。

その後も、2018年のクリスマスイベントで来日し、一緒に歌ってくれました。その時、キャサリンは深見東州先生のことを「半田社長がどんな方なのかは以前から聞いていましたが、2年前に実際にお会いしてみると聞いていた以上にキャラが際立っていて、楽しくて心の広い方でした。半田社長が大きな情熱を持って世界中でさまざまな社会貢献をしていることを知り、私もがん撲滅や野生動物保護のチャリティーに関わっていますので、いつかはご一緒に何かのチャリティーをやっていきたいですね」と語っていました。

深見東州先生は、「歌や芸術が私と彼女を結びつけてくれた。彼女の歌声を聴くと、ジーンとくる。まさに天賦の才能」と応じられていました。

英国のロイヤルファミリーからも愛され、たびたび王室が関係する行事でも歌ってきました。最近では、チャールズ国王のための新しい国歌「GOD SAVE THE KING」を、最初に録音するという栄誉を得ました。

それから日本でも、故安倍晋三首相が大ファンだったことは、深見東州先生から聞きました。おそらくサインをもらってプレゼントされたかもしれませんね。

4人の大会インフルエンサーも登場し発信

昨年のトーナメントは、初の日欧共催ツアーにもかかわらず、チケット販売の出足はそれほどよくなかったようです。JGTOも運営会社も、積極的なアクションがなされてなかったようで、途中からスポンサーである半田晴久ISPS会長自ら、JGTOの役員や選手に声をかけたのだそうです。

それで途中から、選手たちがSNSなどを使って、積極的にファンに呼びかけていましたね。今思うと、そんな理由があったわけですね。最終的には1万人を超えるギャラリーが参加していました。

そのような昨年の反省からでしょうか、今回は、記者会見の会場に4人の女性インフルエンサーも参加していました。多くのフォロワーをもつ堀川未来夢らとともに、事前にSNSなどで発信していくのでしょう。せっかく素晴らしいものを準備しても、日本の場合はインフルエンサーや選手らが、積極的にファンに発信していかないと、十分に浸透しないのでしょうからね。

そもそも世界の主要ツアーは、プロゴルフの組織が主催権を持っています。ツアーの運営費をテレビ放映権料やチケット収入で賄っています。ところが日本の場合は特殊で、スポンサー企業が試合を主催し、ゴルフ組織は選手の派遣などを主管をするに過ぎません。

欧米のツアーはゴルフ組織の権限が非常に強いわけです。それだけにゴルフを発展させるためのあらゆる努力を惜しまないと言われています。ところが日本のツアーの場合、主催するスポンサーは企業で、運営費用などを全て出します。そのため、どうしても企業イメージの向上や宣伝に力が入り、ゴルフそのものを真剣に発展させようという情熱のある企業は、かなり限られるのかもしれません。

ゴルフ関連や一部の企業を除き、当然、そうなるのはわかる気がしますね。ゴルフがダメなら、他のスポーツに乗り換えることもできますので。

また、日本のゴルフ組織に関しては、権限が弱いこともあり、スポンサーまかせになってしまうのか、欧米のツアーのような積極的な宣伝や動員に向けての工夫や行動は、あまり熱心にやってないように見えます。

そのような仕組みが、日本の男子ゴルフ界が発展するための問題点と考える関係者は多いようです。

それでISPS(国際スポーツ振興協会)の場合は一般社団法人であり、企業のように費用対効果で動くことはないそうです。ゴルフの社会貢献という考えで動いているため、どのスポンサーよりも、ゴルフを真剣に発展させたいと思っているように、僕には見えます。

それにもってきて、半田晴久ISPS会長(深見東州先生)は、普通の人が到底考えつかないような、非常にユニークな考えを持っている方です。それが奇抜なイベントとして映ることもあるかもしれませんが、今の男子ゴルフ界を発展させるためには、もっとエンタメ性が必要だという考えあってのことだろうと思われます。

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