深見東州(半田晴久) 氏の年間イベント一覧
「サンタも驚く!!クリスマスパフォーミング時計宝飾展示会」4日目はクラシック・バレエ

「サンタも驚く!!クリスマスパフォーミング時計宝飾展示会」(主催 : 一般社団法人東京芸術財団、共催 : 株式会社ミスズ)最終日の様子ついて書いています。

なを、このイベントを取材した短い動画が、ヒストリーチャンネル「ルネサンス新世界」で放送され、TOSHUチャンネルでも視聴することができます。

第四夜 クリスマス・バレエ・ガラ

最終日の日替わりパフォーマンスは、第一部がバレエ・ガラコンサートが開催されました。

クラシックバレエの有名な演目、「くるみ割人形」「瀕死の白鳥」「白鳥の湖」から、人気の高い踊りがいくつか披露されました。

花のワルツ、瀕死の白鳥、黒鳥のグラン・パ・ド・ドゥ

まずは、「くるみ割り人形」の「花のワルツ」で始まりました。このチャイコフスキーの曲はクラシック音楽の中でも最も有名な曲の一つだと思いますが、音楽が流れてきた途端にメルヘンの世界に行ってしまいそうな、本当に気分良くさせてくれる名曲ですね。ヒロインのクララと王子がお菓子の国でもてなされる場面のワンシーンですが、一体感のあるコールドバレエは見ているだけでほんわかと癒されて、楽しい気持ちにさせてくれます。

そして、一転して物悲しい「瀕死の白鳥」の踊りが始まりました。はかなくもせつない白鳥の最後瞬間を、つま先から手の指の先までを繊細に使って、ソリストの坂本麻実さんが表現しました。白鳥が力尽きる前の、なんとも言えぬ姿を美しく、バレエの踊りは見事に表現していますね。

続いて「白鳥の湖」から、最大の見どころである「黒鳥のグラン・パ・ド・ドゥ」です。このシーンは、黒鳥のオディールの32回連続で回転するグラン・フェッテを、プリンシパルの橘るみさんが華麗に舞ってくれました。バレエの中でも最高難度と言われているそうです。テクニックだけではなく、スピードも必要ですし、もちろん表現力もなくてはなりません。

非常に高い身体能力と演技力が要求されると思いました。このシーンは王子役の男性プリンシパル三木雄馬さんも登場し、優雅で躍動感のあるジャンプや回転、ダンスを披露しました。

ロットバルト役として出演

実はこのシーンに、ロットバルト役として深見東州先生が出演されていました。大きな動きはありませんが、ときおり娘であるオディールと目を合わせたり、あるいは手を指し示して、何やら指示をしているような振りが入ります。かなり存在感のあるロットバルトを演じられているなと感じました。

最後は、ロットバルトによって白鳥に変えられた侍女たちによる群舞のシーンです。曲は、あの有名な白鳥の主題の、哀愁を帯びた旋律で始まりました。ここでもコールド・バレエの一糸乱れぬ踊りは見事です。本当は魔法によって姿を変えられたかわいそうな白鳥たちですが、初々しい可愛さに溢れた踊りでした。

その真ん中にロットバルト役の深見東州先生と男性ダンサー二人がいます。ここでのロットバルトの踊りは、能や古典芸能における序破急を生かした振り付けを取り入れられているように私には見えました。また、最後には能「土蜘蛛」で使う糸をパッと投げられますが、予期せぬ演出に会場がどよめきました。本来、ロットバルトは悪役ですが、白い蜘蛛の糸に幸せの糸の意味をのせ、良いロットバルトの意図を表現するものだったようです。

東京スポーツ2021年12月28日付紙面より

いずれにしても、これまでのロットバルトには見られない、重厚な独特の振り付けだっと思います。今までの「白鳥の湖」とは少し違った、ロットバルトの存在感を際立たせる演出になったのではないかと思います。ちなみに今回の演出は深見東州先生、振り付けは東京シティバレエ団監督の中島伸欣氏でした。

深見東州先生が出演した過去のバレエ公演

深見東州先生が関わるバレエ公演は、これまでに9回ほど開催されてきたと思います。今回は約20年ぶりのバレエ公演となりましたが、クラシックバレエに出演されたのは初めて見ました。これまでは創作バレエがほとんどで、オペラや京劇、能や舞、華道とバレエを融合させた全く新しい試みで開催されていました。深見東州先生自身は、よく見るバレエダンサーのアクロバティックな踊りこそされませんが、ご自身に合う役柄の、創作的な振り付けで出演したり、能楽師として出演することもありました。

  1. オペラバレエ「やまとは国のまほろば」(1992年)
  2. オペラバレエ「天の安河のうけひ」(1993年)
  3. 薪バレエ「浜辺に集う妖精たち」(1996年)
  4. 薪バレエ「黎明」(1997年)
  5. 創作バレエ「顕現」(1997年)
  6. 創作バレエ「日本蘇生」(1999年)
  7. バレエ生け花 「日本蘇生」(1999年)
  8. 能楽とバレエと京劇の共演 新作「西遊記・孫悟空」(1999年)
  9. 能・バレエ「羽衣」(2000年)

このうち、2と9には、あの20世紀最高のバレリーナと言われるロシアのマイヤ・プレセツカヤさんが出演し、共演しています。

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