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世界を舞台に!深見東州氏の音楽の真髄がわかる評論集「ああ!と驚くアートな随筆」

深見東州先生は、これまでいくつか音楽関係の評論を書かれてきました。今回、その音楽評論をまとめて書籍として発売されました。

すでに先月から、「ああ!と驚くアートな随筆」というタイトルの本が、店頭に並んでいるかと思います。

あらためて、私も読みました。この中には深見東州先生の音楽芸術一般に対する評論から、なぜ、現在のようなボーダレスな歌手になったのかまで、幅広い内容が書かれています。

 

専門的な声楽に関する技術については、HANDA.TV で以前放送された、有明教育芸術短期大学での、声楽の講義・実践の授業で具体的に指導されている映像を見たほうが、より参考になるでしょう。私のように声楽の知識も音楽理論も持ち合わせていない者でも、具体的に、歌い方のコツや基本がよくわかりました。

この書籍は評論ですから、具体的な音楽テクニックを指導するために書かれているわけではなく、日本のオペラや声楽家についての現状を正しく知るための評論と言う一面もあると思います。誰も書けなかったことをはっきりと書かれていると思います。それが、日本人で世界的な声楽家、音楽家を目指す人たちへの貴重なヒントになるのではないかと思いました。

 

具体的には、正しいベルカント唱法がどういうものなのかが、その道の専門家ではなくとも、ある程度理解できます。

そして、トップレベルの歌手は何気なく歌っているように見えますが、一流になれない歌手とどこがどのように違うのかも理解できます。その違いを明確に素人にもわかるように書くのはとても難しいことだと思いますが、そこも音楽を志す人の参考になるのではないかと思います。もちろん音楽鑑賞が好きな人たちにとっても、見識が広がりプラスになると思います。特に日本で声楽家を目指す人であれば、知るのと知らないのでは、大きな違いになるかも知れません。

 

このように書くと、音楽を志す人には参考になるけど、あまり音楽に関心がない人には用がない本と思うかもしれませんね。

音楽が心底嫌いな人というのは、あまりいないとは思いますが、それほど音楽に関心がない人にとっても、有益になるかと思います。

様々な芸術に取り組んで、一流の域まで磨き続ける深見東州先生だからこそわかる芸術の真髄には、刺激を受けますし、一読する価値があると思います。そこには人間の創作活動以外にも通ずる普遍的な真実があるように思えます。

芸術というとわかりにくいもの、難解なものという意識を持ちがちですが、後世にまで評価され、残る芸術とはどういうものなのかも理解できました。そういう意味で、芸術がもっと身近なものに、親しみやすいものになると思います。

 

 

そして、これは深見東州先生の思考の特徴かもしれませんが、難しく思えるものでも、あまりむずかしく、大げさに考えないようにするそうです。その結果、深見東州先生は芸術の習得に限らず、何をされるにしても、上達するための大事なポイントをつかむことができるようです。だからこそ、人よりも短時間で上達することができるのでしょうか。そして、人よりも多くのことを習得できるのかもしれません。そのやり方にも少し触れられています。

例えば会社経営においても、大きなイベントの運営においても、それを成功させる秘訣、ポイントを深見東州先生は熟知されていると思われます。また、美味しい料理を作る、スピーチをする、文章を書く、語学を習得する、ユーモアを発揮する、社交術に長ける、説得力・交渉力を発揮する、問題解決能力に優れているといった身近な生活において必要になる能力も、群を抜いて身につけられています。それらのことも、やはりそれぞれに、上手くいくためのポイントがあるのでしょう。

この本では、音楽や芸術に関することに特化して書かれていますが、何をするにしても、そのようなポイントを掴む達人が深見東州先生だと思います。ですので、誰が読んでも参考になる事がいくつもあると思っています。

 

もちろん、ポイントさえ解れば良いと言うわけではなく、ある程度の地道な努力が必要なのは言うまでもありませんが。

ワールドメイト風に言うと、ポイントとは一厘のことですが、9分9厘の努力をしてきた人に一厘が入ると、ポンと壁を超えて次の次元に進んでいくようです。逆に9分9厘まで努力をしても、その一厘がわからないと壁を越せないようです。一流、超一流になる人というのは、ポイントを解って上達すると同時に、次々と壁を超え異次元にまで到達した人たちのことかも知れませんね。

一流の人たちが発する一言には、とてもシンプルなのに重いものを感じますが、そういう背景を知るとそれも納得がいきます。

 

もちろん、そんな理屈などに関係なく、芸術を知る興味深い読み物として楽しむ事もできますので、教養を身につけると思って読んでもいいかも知れません。ふだん、芸術関係の評論を読むことは少ないですが、おそらく専門家の誰も文章にしてこなかった、今まで聞いた事がない内容が多く含まれる、刺激を受ける著作なのではないかと思います。

 

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